花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

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    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 1  ※要注意!!!古代パラレル

    楼蘭






    灼熱の太陽は容赦なく、大地を焦がし、
    砂漠を進む旅人たちを、衰弱させる。

    ようやく登りきった砂山の山頂から、旅人が見た落胆の景色。

    ……砂……砂……砂……す…な。

    あたり一面、乾いた砂漠が続く。


    はるか地平線まで、続く砂丘の砂原。
    陽炎揺らめく砂の景色は……砂漠を旅する人々の方向感覚を狂わせる。




    目印一つ。

    ――草木の一本も生えぬ不毛な大地。






    ここタクラマカンの影となって、黙々とキャラバンは進む。

    ウィグル語で、「タッキリ・死」「マカン・無限」

    「生きては戻れぬ死の砂漠」とは、よく名づけたものである。


    この砂漠で、道に迷ったのだろうか?

    時折、足元の砂に埋もれ
    白い骨を晒した動物の屍が横たわる
    その脇を無言で進むキャラバン。

    先を急ぐ人々に「次はお前の番だ」 と、屍は告ぐ

    旅人たちの脳裏に「死の砂漠」タクラマカンの異名が、ちらつく。
    道に迷えば、即“死”に繋がる。

    駱駝に乗った人々は、死を覚悟して砂漠を旅する

    陽射しを避ける日よけのフードを目深(まぶかに)に被り……
    男たちは、先を急ぐ。





    ーーーー悠久の交易都市「楼蘭ーろうらんー」を目指して



    ……2へ続く

    2015.08.23..改訂
    012.08.15.初稿




    シルクロード悠久の古代都市・楼蘭の予告となります。
    いつもながら、見切り発車・・・

    種のタネは、こちら
    熱砂の風景 (※パラレル注意!!!)

    2012.08.15.さくらぱん
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    1929:【長編】楼蘭ー邂逅編ー 1  ※要注意!!!古代パラレル

    真夏の太陽は容赦なく砂漠の砂を焦がし
    旅人たちを乾かせる

    タクラマカンの砂漠を影となってキャラバンは進む

    ウィグル語で、「タッキリ・死」「マカン・無限」
    「生きては戻れぬ死の砂漠」とは、よく名づけたものである。

    砂漠で、迷ったのだろう・・・
    足元の砂に埋もれるように、白骨の動物が横たわっていた


    駱駝に乗ったキャラバン隊が、砂丘に沿って進む
    陽射しを避ける日よけフードを目深(まぶかに)に被り・・・
    男たちは、先を急ぐ・・・

    悠久の交易都市「楼蘭ーろうらんー」を目指して・・・




    砂漠のはるか彼方に
    霞むような大山脈がそびえる

    タリム盆地にそびえる
    北の天山山脈、
    南に崑崙山脈、
    それぞれが、真夏ににもかかわらず白い化粧雪で輝いている。

    もう、数日間で、目的地の楼蘭に着く・・・
    それにもかかわらず・・・男たちの足取りは重かった。

    天山南路を何日旅したことだろう・・・。
    降水量の極端に少ない台地は、
    オアシスが少なく手持ちの水が無くなりそうだった。

    このままでは
    タクラマカンの名前どうりの砂漠の餌食になってしまう・・・
    焦るキャラバンの人々は、オアシスを捜していた。

    2012.08.15.初稿

    2015.08.20 00:46 さくらぱん #H6hNXAII URL[EDIT] 返信

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