花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    本誌設定【長編】 緑風―陛下のときめき―

    緑風



    後宮でも奥まった静かな中庭の池に、ことさら静かに佇む四阿があった。

    清い水面に、影を落とす翡翠宮
    八角の角柱を持つ縁起の良い四阿は、建物自体が緑色の玉で飾られたなんとも贅沢な建物である。

    過去の白陽国の栄華を示すこの四阿は、奥まった場所の小さな四阿でありながら、
    非常に繊細で凝った作りの芸術品のような建造物であった。

    庭の景色も美しく調和がとれ、水鳥たちの集う落ち着く隠れ家的な四阿は、
    代々の時の王のお気に入りの場所。

    もちろん黎翔も、例外ではない。
    黎翔のお気に入りのお昼寝の場所の一つであった。
    彼女が来るまでは……

    今では、夕鈴と二人でつかの間の安らぎを得る場所になっていた。

    僕が“お嫁さん”を貰って、一番驚いたこと。
    存外、彼女の居る生活も悪くない。
    むしろ楽しい♪

    夕鈴と居ると、退屈することがない。
    彼女のペースに、いつの間にか巻き込まれるが、結局は私の為に良くしてくれる可愛いい娘。

    偽の“僕の花嫁”を、安全にいつ手離そうかと考えるも、いつの間にか考えることをやめてしまうほどに
    大切で大事な僕の宝物で……狼陛下の僕が、いつ君を傷つけてしまうのかを憂いている。

    それでも手離せないのは、僕の我侭。
    いつまでも君の傍に居たい、君の笑顔が見たい、甘えていたい、僕の我侭。


    ほんのささやかな幸せでいい。
    君の笑顔が見たいんだ!


    後宮の庭を横切る黎翔は、翡翠宮までの近道を真っ直ぐに辿る。
    息を弾ませ走り出してしまうのは……
    夕鈴、君の笑顔が早く見たいから。

    先ほど老師から手渡されたばかりの小箱を抱えて……
    君の待つ四阿へ、君の笑顔を届けに行くよ。

    もうすぐ会えるんだ。
    君の笑顔が大好きだから!

    君の笑顔が僕の喜び……
    君のすべてが、僕のときめき





    ……芽吹きの季節へ・続く




    2016.02.20.初稿








    なんとなく…陛下甘っ。

    はい。
    楼蘭に引きずられました。←またか。



    思惑通りに動いてくれなくて…いかがしましょう。
    あっちもこっちも、リアも。



    お待ちくださいね。



    2016.02.21.
    さくらぱん

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    2005:

    さくらぱんさん、こんばんは(*^^*)

    あっちもこっちも ←さくらぱんさんリア(-。-;大変過ぎっ
    でも甘い陛下も嬉しさが溢れていて素敵でしたし、楼蘭も続いてのアップがあり嬉しいです!

    土曜日中国茶器を買ったんですよ〜(*^^*)
    その日のお話アップなんて嬉しさ倍増です!
    箱に入ったものものしさでしたが、リサイクルショップならではの英世さん2枚で手を打ちました♪( ´▽`)
    時間が取れずまだ使用出来ずです。
    明日は出来るかな?と楽しみにしています(#^.^#)

    次の更新のお写真も本当に嬉しいです!
    1番上の写真を先ずはお借りします(=´∀`)人(´∀`=)

    2016.02.21 23:54 タイフーンです(≧∇≦) #- URL[EDIT] 返信

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