花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

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    現パラ【長編】 誰も予想もつかない失態  5

    車から降りた黎翔は、まだ夕鈴を拉致したままだった。

    お互いに、気まずいムード。
    私は、残してきた紅珠が気の毒で、素直に謝れなくなっていた。
    黎翔も黎翔で、ひと言も口を利かない。

    終始無言は、二人の間に重い空気を作り出していた。

    「もう、そろそろ下ろしてくれませんか?」

    玄関ホールに入った頃に、夕鈴が冷たく呟いた。
    大人しくこのまま自室まで抱かれて行くのは、嫌だった。
    親切にしてくれた紅珠への仕打ちもある。

    非難をする瞳で、黎翔さんを見ていたら、彼が譲歩してくれた。

    「君が私の何を気に入らなくて、
    家出したのか分らない」



    「今日は、もう遅い。

    今日の件は、明日時間を作るから、キチンと話し合おう。
    今日は、もうお休み。
    ゆーりん」

    床に下ろされた私が、
    二階の自室に行こうと階段を上り始めたら……

    「……ゆーりん」

    黎翔さんに呼び止められた。

    「スカートに変な紐がくっついてる……
    とってあげる」

    Σ!?

    え!?

    あっ!

    きゃあ!


    紐に気づいた黎翔さんの手を止めるのが、一歩遅かった。

    はらり……解けた紐は太腿を滑り
    階段に落ちた……


    「Σ!?「ぇ????」」

    呆然と、私たちは、階段の私の足元に落ちた小さなピンクの布を見つめた。

    吹き抜ける冷たい外気が、私のおまたを吹き抜けた。

    かぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーっと
    身体が熱くなる。

    紅珠から貰った褌が落ちて、文字通り、私はノーパンだった。

    私は黎翔さんを涙目で睨みつけると…

    「黎翔さんのムッツリスケベ!」
    ゴン☆

    気づいたら、私はグーで黎翔さんの顔を殴って、全力で自室に閉じこもった。

    しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。しんじらんない。



    すべては、サイズの合わなかったおぱんつのせい。






























    誰も居なくなった階段に残された小さな布。
    黎翔は、いまだ夕鈴の温もりが残るソレをそっとポケットにしまったのだった。


    おしまい。


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