花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    現パラ【長編】 誰も予想もつかない失態  2

    下着は、ちゃんと用意されていた。
    最先端のハイファッションに敏感な紅珠の趣味で……

    綺麗に畳まれたハンカチのようなもの。
    それが今夜の夕鈴の下着だった。

    今、密かに流行中
    の女性用「褌ーふんどしー」。

    付け方が分らない夕鈴は、紅珠に教えてもらって着けてみたが……
    スカスカすぎて、心もとない。
    何も穿いてないような気がしてくる。

    慣れない感覚に、先ほど紅珠と交わした会話をちょっぴり後悔していた。

    「ごめんなさい。
    今、ゲスト用の中間サイズを切らしていて……かなり大きなサイズしかないんです。
    サイズが合わなければ、早急にご用意させますから申し付けてください」

    大きな黒曜石の瞳をウルウルさせて、申し訳なさそうに謝罪する紅珠。
    深夜にも係わらず、転がり込んできた自分を快く受けいれてくれた。
    「ぱんつ」が合わないぐらいで、買いに走らせて迷惑かける訳にはいかない。

    「大丈夫よ!
    大は小を兼ねるというし、穿けると思うわ「…でも」」

    「ありがとう、紅珠さん。
    とりあえず身につけてみるわね。」

    ……実際に身につけてみると、やっぱりとても大きくて。
    初めて身につけた褌は、ゆるゆるのがばがばで
    リラックスどころか、開放感ありすぎて……
    とても大は小を兼ねるという代物でなかった。



    ……続く

    関連記事
    スポンサーサイト

    管理者にだけ表示を許可する