花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【詩文】家族

    salvia2_L.jpg
    (素材提供☆季節の写真)


    僕の小指を“ぎゅっ”と、小さな手で握り締めて
    たくさんの「初めて」を、僕にくれたね。

    君と家族になった―― あの日。

    生まれたての
    小さな手の温もり に触れ

    春の陽だまりの中にいるような錯覚

    壊れそうな甘い
    優しさと温かさに触れて

    こみあげてくる
    小さな戸惑いと大きな喜び

    初めての感情






    いったい
    これを何と呼べばいい?

    この胸に湧き上がる
    ……君への熱く強い想い

    「愛しい」だけじゃもの足りない。

    ―― dear.君へ。






    なんとなく呟いてみる。

    「はじめまして。
    僕が、君の父親です」

    くすぐったくて温かい感情に満たされた。
    思わず、笑みが零れた。

    だけど、僕の両腕が支える君の重みに、
    不安と重責が混ざり合う。

    こみ上げてきた様々な不安を
    君の泣き声が、打ち消してくれた。

    小さな身体に秘められた、
    とても元気で力強い
    輝かしい未来への希望の声。

    賑やかで
    明るい未来が曙る

    君と父になろう。



    今のこの感情を、ずっと忘れなければ
    どんなことでも乗り越えていける!
    温かな楽しい思い出を、君といっぱい作ろう!
    きっと僕らのこれからの支えとなるだろう!

    たくさん泣いて、怒って
    最後には、笑ってくれないか。
    君の明るい笑顔がずっと見たいよ。
    そんな未来を楽しみにしてるから

    僕らは、時には間違い
    迷うことも
    あるかもしれないけど……

    それはそれで、いいじゃない。
    一緒に悩むつもりたよ。
    君は、僕らの家族だから。

    一つだけ消えない
    揺るがない想い。

    「ありがとう!
    君が生まれてくれて、心から良かった!」

    この感情は、君がくれたもの
    初めてづくしの思い出を重ね
    幸せな家族になろう。

    dear.君へ






    2014.11.10.写真館から転載
    2014.11.08.改定
    2014.11.07.粗書き初稿



     サルビアの花言葉は、「家族愛」 「良い家庭」

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