花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    とりっく ぉぁ とぅりーと? おまけ


    「おっ♪
    いいもん食ってんな~~」

    ひょいと屋根から、顔を覗かせた浩大は、
    大量の揚げまんじゅうを栗鼠のように頬張る老師に、声をかけた。

    「ワシ一人じゃ、
    食べきれん……
    食うか?」

    「食う~~」

    食べはじめてすぐに、大きな雷鳴と、悲鳴が聞こえた。

    耳の良い浩大の耳が、それを夕鈴の悲鳴だと聞き分けた。

    「じっちゃん
    お妃ちゃんの悲鳴が聞こえたよ。」

    「いよいよかのー」

    「じっちゃん、嬉しそうだね!」

    「そりゃ、そうじゃ…ようやく悲願が叶うかもしれんからのう。」

    「……あ。
    またお妃ちゃんの悲鳴!」

    「おおっ…
    ついに陛下が…」

    「じっちゃん、策士だな~~」

    「お妃ちゃんに、アレ内緒にしてたんだろ」

    「何のことじゃ……ちゃんと、伝えたがのぅ。」

    「子宝に恵まれ、末長く幸せに暮らした雷電姫にあやかり、代々の寵妃がHalloween。に着たと伝えたぞ」

    「じれったい二人の背中を後押ししたんじゃ…!」

    「あとは、熱い夜をじゃな……」

    「だから、じっちゃん策士なんだよ!」

    にやりと笑う浩大は老師に、懐から出した酒を勧めた。

    この日、後宮管理人の部屋は、夜遅くまで灯りが灯っていたという。

    後宮の夜は長い。

    果たして老師の思惑通りになるのか?

    神のみぞ知る



    初稿です。
    後ほど直します。
    関連記事
    スポンサーサイト

    管理者にだけ表示を許可する