花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【短編】美しき日々

    愛しき君の笑い声……

    空高く夏も終わりの、とある日。
    春に訪れた花見の場所に、黎翔と夕鈴は来ていた。

    光る川面で、つかの間の水遊び。


    …ピチャン。

    「陛下っ!
    お魚が…」

    瞳を煌めかせて、喜ぶ夕鈴……

    活き活きとしたその表情は、普段後宮では見られない。
    夕鈴の本質。

    後宮から、連れ出して良かった……
    君らしい君が見れた。

    眩しげに微笑む黎翔に、
    夕鈴は小首を傾げて、眩しく微笑む。

    まだ夏の日差しがキツい。
    今日は、蒸し暑かった。

    ほんのちょっとのイタズラ心が夕鈴に湧いた。

    「陛下っ!」

    川の水を掬い、パシャッ!
    黎翔にかけた。

    キラキラと煌く……
    水しぶきを弾いて……
    濡れた僕を、子供のように明るく笑う夕鈴。

    お返し……とばかりに、
    僕が、かけ返すのは必然で。

    二人で、びしょ濡れになりながら
    子供のように、はしゃいだ

    夏の終わり。


    君と過ごした
    あの美しい日々……











    美しく色褪せない
    愛しい記憶。


    僕の心の宝箱。







    2015.02.12.改定
    2014.09.06.初稿

    確かmarbleにupしようとして、忘れ去られてたやつ。


    手放した陛下
    自由を手に入れたのに陛下の為に、奔走する夕鈴。

    好きなら身分なんてお構いなしに、早くくっついて~~!

    (ここまでだったらネタばれじゃないよね←)
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