花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【短編】:現パラ「愛しさの鐘の音」 ※七夕企画

    “チリリン……”

    静かな夕刻に、涼やかな金属の触れ合う音がする。

    夕鈴の頭上。
    軒下の風鈴が、風にそよいで、涼やかな音を奏でた。

    縁側に座り、黎翔さんを待つ時間。

    今日は、今年最初の夏祭り。

    幸いにも、梅雨の切れ間で天気もいいみたい。

    夕鈴は、夕闇に咲いた紫陽花の花を見つめた。

    「まだ、かな……」

    花でも眺めれば気持ちが、落ち着くかと思えば、
    ドキドキと高鳴る胸の動悸を押さえられない。

    焦がれる時間までもが、愛おしい……

    気がつけば、カレンダーはもう、7月。
    今日は、7月7日、七夕の日。
    あいにくの曇り空で、星が見えない。

    焦がれながら、愛する人を待つ……
    織り姫も、私と同じ気持ちなのだろうか?

    見えない星空に、雲の上の織り姫と彦星に想いを馳せた。

    “チリリン……”

    また、風鈴が鳴った。

    「夕鈴!」

    愛しい黎翔さんの呼ぶ声
    ドキンと、跳ねた、愛しさの鐘の音。

    溢れ出す、私の笑顔。




     



    自分的に、久しぶりの現パラ。
    最近、写真や詩文ばかりで、マジ書き方を忘れています。 ←冷汗


    今日は、七夕ですよね。
    無理やり、引っ張り、くっつけてみました。←冷汗


    過去作品 【短編】『雨の逢瀬』 ※七夕企画
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