花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【短編】煙管 ーキセルー

    SNSで、お友達のideaさんが、煙管の記事を書いてました。
    煙管の記事を書いた ideaさんに捧げます。

    私は、喫煙者じゃないのですが・・・

    薄荷煙管おもしろそう。
    薄荷煙管は、紫煙が出ないけど・・・


    陛下に煙管、咥えさせたい。
    紫煙くゆらせる陛下の捏造です。




    それでもよければ、どうぞ。




    紫煙が、くゆる

    物憂げに陛下は
    手のひらの上で
    黒い龍を模った煙管から
    一口、煙を口に含んだ

    ン。
    はぁ………

    煙がゆるやかに立つ。
    刻み煙草の燃える
    爽やかな草の香り

    長椅子に寝転びながら
    陛下は、煙草を楽しんでいた。
    後宮の一室。
    陛下の自室でのこと。

    少し、柳眉を寄せて
    煙管を嗜む。

    少し乱れた襟からは、
    陛下の鍛え抜かれた胸筋が覗いていた。

    陛下は、二口目の煙を口に含んだ

    ン。
    はぁ………

    ケホ…ゲホ。
    軽く咳き込んで
    二人目の気配。

    夕鈴は、口元を大袖で覆いながら
    陛下の近くの窓を開けた。
    一つでは、足りない気がして
    次々と全部の窓を開けていく

    ケホ…ゲホ。
    コホッ…

    「陛下、煙いです!」

    「すまない。
    久しぶりに煙管を見つけたのでな……」

    「陛下、煙管を嗜むのですか?」

    長椅子に、寝そべって、
    “コンッ…”と
    灰を落とすと、もう一度煙管に刻みタバコを詰め直した。

    「一応、これでも成人男子だからね。
    煙管は、たしなみだよ。」

    「…そうですか?
    でも、煙草は身体に良くないですよ!」

    夕鈴は、陛下の手から、刻み煙草を詰めた煙管を奪うと…
    代わりに、白くて細長いモノと交換した。

    「代わりに、コレをどうぞ……
    老師から、頂いたんです。」

    「シガレット・チョコなるお菓子です。」

    「西の国では、煙草に代わる新しい嗜好品らしいです。
    新しい男子の嗜みとして、いかがですか?」

    「甘くてミント味で、美味しかったですよ!」

    「夕鈴も味わったの?」

    「ハイ!
    一緒に味わいましょうか♪」

    夕鈴は、そういって
    陛下の口元に、シガレットチョコを銜えさせた。

    「こちらなら、いくら嗜んでもいいですよ。」

    夕鈴も、もう一本新しいチョコを口に銜えると

    パキッ…

    少し食べた。




    その後、白陽国では、王宮印のシガレット・チョコが流行!
    輸入した老師が、がっぽりヘソクリを貯めたとか…






    お粗末様でした。
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