花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【宝物殿】慎さんからのgifアニメ「小さな兎」

    すでに、お馴染みとなっておりますが
    2014.05.16.に、麻杉 慎さんから、素敵な兎を頂きました。
    まだ記事にしていなかったことに、気づきました。←スミマセン

    「かあさま……大丈夫?」

    小さな優しい声に振り向くと
    窓枠につかまり、今にも泣き出しそうな大きな瞳で見つめる
    ハシバミ色の瞳とかちあった。

    「ゆうりん……」

    気づいてくれたとばかりに、顔を赤らめて
    部屋を覗き込んでいる。


    「かあさま……お風邪は大丈夫?
    起きていて、平気?」

    「大丈夫よ。
    今日は、とても気分がいいの。



    夕鈴。
    今日は……何をして遊んでいたの?」


    「お花摘み。
    お庭に、綺麗なお花がいーーっぱい咲いているのよ。」

    「はい。
    かあさまにも、お花」

    小さな手が、窓枠から精一杯手を伸ばして
    一輪の白い花を差し出した。

    「まぁ、綺麗ね。
    ありがとう、夕鈴。」

    うなだれた耳が、ピンとあがった。


    cimg--耳ぴこぴこ


    褒められて、嬉しさを露にする
    素直な娘が愛おしい。

    「元気になったら、一緒にお花摘みしましょうね。」


    愛しくて、嬉しくて、溢れる想いで
    笑顔で、夕鈴に微笑み返すと
    ますます真っ赤になって、瞳を輝かせた。

    「本当?
    かあさま、約束だよ。
    一緒に、お花摘みしようね。」


    「かあさま、大好き


    そのまま、窓枠から離れ庭へと駆け出した夕鈴を
    姿が見えなくなるまで見送った。

    一陣の夏の風に、振り向くと……
    開け放す窓から、これから向かえる夏空が見えた。 

    光輝く庭に
    愛しい娘が花と戯れていた。

     DSCN1511-20.jpg 
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