花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【短編】本誌設定「こと始め」

    新しい年の幕開けに相応しい朝日。

    私は早朝、まだ夜が明けたばかりの
    後宮の自室をそっと抜け出した。

    (きざはし)をおりて、
    誰にも見つからぬように…目立たぬように歩く。

    目指す場所は、ただひとつ
    陛下の自室。

    この時間なら、もうとっくに起きているはず…
    政務室に向かう準備をしている時間。


    どうしても今朝は
    陛下に一番に会いたかった。

    冬枯れた景色に浮かぶ東雲の空。
    冷たい空気に、身が竦む。
    それでも今すぐ、陛下に会いたい。

    はやる心が、足早にさせる。
    息をはずませて、陛下の自室の扉の前に立った。
     
    ドキドキと早鐘を打つ心臓の音。

    入室を問う私の声に
    扉の向こうの陛下が応えた。

    ゆっくりと扉が、開かれる。

    「おはようございます、陛下。
    明けましておめでとうございます!」

    この一言を、あなたに
    一番に言いたくて…ここまで来たの。

    新しい年の始まりを
    あなたへの挨拶から始めたかったから!

    頬をゆるませて、
    陛下の優しい瞳が私を見つめる。

    「おはよう、夕鈴。
    明けましておめでとう。
    今朝は早いね。」

    とびきりの笑顔と共に、
    新しい年の幕開けを、
    はじまりの挨拶から始めよう。

    「今年も、宜しくお願い致します!」

    あなたと共に……



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    1465:管理人のみ閲覧できます

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    2014.01.01 13:58 # [EDIT] 返信
    1468:瑞希さん 2014.01.01. 拍手コメントありがとうございました。

    見ましたの印v-22

    あけましておめでとうございます。
    こちらこそ宜しくお願い致します。

    大晦日は、来客が徹夜でしたので
    お付き合いしていました。

    はい♪
    適度に、ほとほどにします~
    ありがとうございます。

    瑞希さんも、適度に頑張ってください。

    2014.01.02 18:53 さくらぱん #- URL[EDIT] 返信
    1500:管理人のみ閲覧できます

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    2014.01.23 09:33 # [EDIT] 返信

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