花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【詩文】臨時花嫁「穢れない雪」※黎翔SIDE

    君が見上げた
    青く澄み切った あの空から

    ふわり…… 
    舞い降りた 冬の花弁

    君が伸ばした
    両手で受け止める
    穢れない雪

    一瞬で溶け出した
    はかない雪を
    君は微笑み
    すべてを見守る

    その温かな両手の中へ
    私の心も受け止めてよ

    心の奥
    はかれない重さ

    傷つき萎縮した心に
    虚勢の仮面を被り
    本当の素顔を見失っていた。

    誰もが王であることを望み
    王であり続けることを説いた

    君だけが
    ただの人として
    真っ直ぐに真心をくれた。

    私に、人を愛する心を
    思い出させてくれた。

    いつも優しい温かな君。
    私を唯一癒してくれる
    優しい手を持つ君を

    いつか私は、手放さなければならない時
    はたして私は、手放すことが出来るだろうか?

    自問自答を繰り返す。
    結論は、とっくに出ている。
    君を手放すことなど、出来ない。

    光る空
    変わらない降り積もる
    穢れない雪

    太古の昔から変わらない
    永遠のような美しさ

    変わらない
    永遠のような美しさを
    君の心に求めるのは
    無理なことなのだろうか?

    風花が舞い散る
    君という花に
    彩を添える

    枝いっぱいに、咲いた
    楚々とした薄紅色のさざんかの花
    冬の木枯らしに耐え、美しい花を咲かせる

    冬の寒さに耐える
    この花によく似た

    君という王の花を
    手折らず、愛で続ける

    いつまで手折らず、愛で続けることができるだろうか?
    私は、いつまでも君を愛で続けていたい。

    手放す気が無いのなら
    いっそ本物の花嫁として
    私の側で、ずっと愛でようか?

    変わることを恐れ
    そのままの君をと、乞い願う。

    風花が舞い散る
     
    君の手の中に
    雪が舞い落ちる

    君の手ひらで
    解けたあの雪のように
    私の心も溶かしてくれ。

    その癒しの手の中に
    私の心をどうか……受け止めて。

    今日は。白友の絵師Aさんのお誕生日。

    贈り損ねた詩文です。

    お祝い品としては、方向性がずれてきた。

    もう一つ作っているものを贈ろう。

    間に合うかな。

    頑張ろう。
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