花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【コラボ】「狼陛下の花嫁―冬のくちどけ・3―」


    「あ!……忘れてた。
     陛下 おみやげ、ありがとうございました。」

    「あの……この兎、
    後宮で飼ってもいいですか?」

    上目遣いで、強請る(ねだる)君の可愛らしい小さなお願い。
    もとより君へのお土産なのだから、気にしなくてもいいのに……

    「君の兎だ。
     好きにするといい。」

    「ありがとうございます!」

    チュッ……

    突然、私の頬に触れた君の甘い唇。



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    (2013.11.27.挿絵☆麻杉 慎様)


    真っ赤に頬染める君が、小さく呟く。

    「陛下、大好き……」

    キュッと兎を抱きしめて、可愛らしく微笑む君を
    私は、もう手放せない。

    狼陛下のこの心を、甘く溶かすことのできる奇跡の乙女。
    この甘さをもっと欲しいと強請るのは、罪なことなのだろうか?

    降り積もる雪を君と眺めて……寒さを忘れて、君を抱きしめる。






    私の心を動かすのは、いつも君だけ。

    温かな熱で私を満たしてくれるのは、君一人だけ。

    私の心を優しく包み込み、いつも甘く溶かしてくれる愛しい女性(ひと)






    I have nothing in the world without you.

    君以外 何もいらない。 欲しくない。

    ――――――――君だけが、私の愛しい妃。

    I love only you.





    ―狼陛下の花嫁―冬のくちどけ・完―




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