花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    『桜の刻印9』・寝室・

     ・寝室・

    「さ、明日も仕事だしそろそろ寝ないか?」

    「ええそうね、寝ましょうか」

    黎翔がお風呂から上がってしばらく二人で会話していたが
    時間に気が付いた黎翔が声をかけた。

    「夕鈴さん、寝室はこっちだよ」

    そう言って連れて行かれた部屋にはダブルベッド。

    「・・・あの、黎翔君?
     つかぬ事をお伺いしますが・・・
     ここ、あなたの寝室じゃないの?」

    「ああ、そうだよ?」

    「・・・まさかとは思うけど、
     一緒に寝るとか言わないわよね?」

    すると黎翔が妖艶な笑みを浮かべた。

    「そのまさか」

    「う、嘘でしょう!?」

    「嘘じゃないさ。家には客用の布団なんてないからな」

    「じ、じゃあ私今日はソファで寝るわ!」

    そう言って逃げようとした夕鈴。
    しかし黎翔が逃がすはずがなく、次の瞬間には
    腰をさらわれ、抱きしめられていた。

    「これはお仕置きも兼ねているんだ。
     これから一月、同じベッドで寝てもらう」

    「・・・え?おしおき?」

    「ああ。いつも言っているだろう?
     無茶はするなって。
     しかし君はどうだ、無茶をして
     挙句の果てにその腕のけが」

    「うっ・・・」

    「だからお仕置き。
     そうすればもう二度と無茶をしようとは思わないだろう?」

    「・・・どうしても、一緒に寝なくちゃいけない?」

    「ああ、私を怒らせた罰だ」

    「はぁ・・・、分かったわ。
     それで黎翔君の気が済むのなら」


    丸め込まれた夕鈴は結局黎翔と同じベットで休むことになった。

    「お休み、夕鈴さん」

    そう言うと黎翔はちゅっと夕鈴の唇にキスをした。

    「れ、黎翔君!?な、何を!」

    「何って・・・。おやすみのキス?」

    「な、なんで!?」

    「何でって、もちろん夕鈴さんを愛してるからに決まってるだろ」

    「あ、愛・・・。そう、ね、私もあなたのこと・・・
    あ、愛してるわ。~っお、おやすみなさい!」

    恥ずかしげに小さい声でだが夕鈴は黎翔に愛を告げると
    そのまま黎翔に背を向けて眠りにつくのだった。


    こうして黎翔の『お仕置き』が始まった。
    狼の巣に乗り込んで、これだけで済むはずがないことを
    このときまだ夕鈴は知らない・・・


    はっち作

    2013年
    09月21日
    22:23
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    1355:わぁ~お♪

    何とも美味しそうな設定~
    と、読み進んだら。まぁ!
    こちらの狼さんは、自らお皿用意しちゃって♪

    続き、楽しみにしてます(笑)

    2013.10.04 16:41 Fullむんっ #- URL[EDIT] 返信
    1356:Fullむんっさん  2013.10.04. コメントありがとうございます

    ※コメントNO.1530
    見ましたの印v-344

    続き楽しみですよね。
    私も楽しみです。

    はっちさん、これからちょっと忙しくなるののです。
    続きは気長に待っててくださいね。

    はっちさんには、伝えておきます。

    2013.10.05 00:33 さくらぱん #- URL[EDIT] 返信
    1357:Fullむんっさん  2013.10.04. コメントありがとうございます

    ※コメントNO.1530

    コメントありがとうございますー!

    ふふ♪
    こちらの狼さんは年下なので
    余裕なくて兎さんの囲い込みに必死なんですよ(´∇`)

    はっちリアルが忙しくてなかなか暇がありません(ノД<。
    続きいつになるか分かりませんがゆっくりのんびり
    気長ぁーに待てしててくださいね?ww

    2013年10月05日 00:45

    2013.10.05 01:08 はっち #- URL[EDIT] 返信

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