花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【シナリオ没原稿】 ※黎翔目線は要らない為

    こんな感じに作っています。

    プレイヤーが夕鈴目線なので、黎翔目線はいらないんです。
    故に没シナリオです。











    ◆◇◆
    黎翔
    「……夕鈴?」

    呼んでも応えはなく
    ガランと寒々しい夕鈴の部屋。

    いつもなら温かく迎えてくれる筈の
    彼女の姿が……見えない。

    明かりを落とされた居室。
    綺麗に整理された部屋。

    人の気配の無い寒々しさに
    僕は、不安を募らせた。

    黎翔
    「……夕鈴っっ?何処?」

    再び呟いた焦る僕の声に
    もっと焦った浩大の声。

    浩大
    「へーか……
    お妃ちゃん王宮から出て行ったよ。」

    浩大
    「邪魔になるから、
    このまま……ここに居られないって。」

    浩大のその言葉に僕は耳を疑う。
    すぐには信じられなかった。

    君が、いつ僕の邪魔になったというのだ。
    ぐるぐると眩暈がする。

    このまま逢えなくなるのでは?という
    不安が膨れ上がる
    悪夢を見ているようだった。

    仕事を途中放棄してまで王宮を去る決心をした夕鈴
    責任感の強い彼女らしくないその行動。

    ……確かめなくては。

    僕の前から去るのは許さない。
    君の口から本心を確かめなければ
    僕は納得など出来ない。

    黎翔
    「……何処だ?
    浩大、夕鈴は何処へ行った?」

    夕鈴の行き先を浩大から聞き出すと
    彼女の後を追いかける為
    全速力で駆け出すのだった。


    2013年
    09月20日
    21:11
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