花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    Fullむんっさんからの『お薬をお持ちしました 』

    またまたFullむんっさんからの頂き物です。
    コメントの返信もしていないのに届いちゃいました。
    いつもありがとうございます。
    早速UP致しますね。&Fullむんっさん専用のお部屋を作りましょう!!!





     さくらぱんさんが、キラッキラのお目目で「待て」して下さったので、老師に頼んでお薬作って貰いました(笑)
    お肌に合いますかどうか…


    ◆◇◆


     その日も、夕鈴は後宮立入禁止区域の掃除をしていた。

    粗方の掃除を終え、老師の部屋へ行く。

    すると老師は巻物を広げ、何やらブツブツ言いながら、薬の調合をしていた。

    「・・・やはりこの場合は、椿油よりも馬油かのう…   」

    「老師、珍しくお仕事ですか?」

    「ほ? 珍しくとは何じゃい! わしゃいつも仕事しとるわい!」

    「え〜? そうですか? (そうは見えないンだけど。)」

    「ところでお前さん。 手は荒性なのかい?」

    「へ? 荒性? 普通だと思いますよ?」

    夕鈴が手を見ながら答える。

    「お前さん付きの侍女共に言われたンじゃ。
    お妃様の御手が、よくカサカサになる。と。」

    「え〜? 下町ではこの位当たり前…
    っていうより、以前より全然キレイですよ?」

    「何を寝ぼけた事を言っておる。此処は後宮じゃぞ?
    しかもお前さんは、国王陛下唯一の妃だというのに。
    全く自覚がない。お前さんの手荒れひとつでも、侍女共が陛下から叱責を受けかねん。」

    「あぁ、お妃様がこんな手じゃ、マズイですか… 」

    しょんぼりとする夕鈴を横目に、老師がニヤリ、とした。

    「そこで、じゃ。 今、老師印の軟膏を作ってみたンじゃ。
    ホレ、試してみぃ。」

    「え、でも私まだ掃除の途中です。」

    「そんな事はどうでもイイ。試してみんかい。」

    渋々、手に軟膏を擦りつける。

    「…何かベタベタします。」

    「ン〜  まだ改良せんとダメか。」

    「もう少しさらっとなれば、良いと思いますよ?」


    *****


     掃除を済ませ、花の四阿迄戻ると、人影が見えた。

    「どなたかと思えば、桜ぱんさん。
    今日も四阿のお手入れ、ありがとうございます。」

    「! これはお妃さま。
    大分 のいばら が伸びてしまったので、整えておりました。」

    「のいばら、可愛いですよね。」 ニコ

    夕鈴は笑顔で、切り落とされた のいばら に手を伸ばす

    「お妃様、のいばら は棘が多くて鋭いので、お気を付けて下さいまし。
    そうでないと、こうなってしまいますよ?」

    そう言うと、桜ぱんは自分の手を夕鈴に見せた。
    彼女の指先は、棘で付けた小さな傷がいっぱいだった。

    「まあ!大変!こんな傷だらけに!
    そうだ!ちょっと待っていて下さい!」

    言うが早いか、夕鈴は立入禁止区域に向かって駆けだした。

    *****

    「老師!ろーーーしぃ!」

    「何じゃ、騒がしい!
    ほ?掃除娘、帰ったのではないのか?忘れ物か?」

    「老師、さっきの軟膏!私に下さい!」

    「一体どうした?アレはまだ試作品じゃぞ?」

    「でも、効目は問題無いですよね?
    桜ぱんさんの手が、のいばら の棘で、酷い事になってるンです。」

    「おお、あの花好きの女官か。
    ウム、効目は問題無いはずじゃ。それ、持って行ってやれ。」

    「ありがとうございます!」

    頭を下げ、大きくお礼を言うと、夕鈴はまた駆けだした。

    *****

    「桜ぱんさん、お待たせしました。
    さ、まずは座って下さい。」

    「?」

    事態が呑み込めない桜ぱんは、言われた通り四阿の椅子に腰を下ろした。

    「さ、お手を出して。」

    するりと隣に腰かけた夕鈴は、桜ぱんの手を取ると、先程の『老師印の軟膏』を傷に塗り始めた。

    「え?ええ?! お、お妃様?!」

    驚く桜ぱんをよそに、夕鈴は丁寧に、桜ぱんの手に軟膏を擦り込んでいった。

    「はい、出来ました。(ニコッ)
    きっとこれで、早く治りますよ。」

    「あ、有り難き幸せに存じます。」

    恐縮しつつも、嬉しそうに桜ぱんは礼を述べた。

    「いつも四阿を美しく管理して下さっているお礼です。
    どうか、お気になさらずに。」

    「先程の のいばら は、後でお部屋にお届けします。」

    「まあ、それは嬉しい。 楽しみにしています。」

    夕鈴は、極上の笑顔で答えた。


    **********


     その後 ・・・ 老師の作った軟膏は、数度の改良を重ね、『御老師印の白陽軟膏』として、白陽国の特産品と為り、白陽国の働く女性の手肌のみならず、老師の懐… もとい、白陽国の国庫を潤したのは、また別の話。

    そして後の世に、その製法を学んだ東の国で、『御老師印(オロ〇イン) H(Hakuyou)軟膏』として、多くの家庭に常備された、カモ知れない・・・   な〜んて事は、誰も知らないお話。

      <了>



     こんなんで、お薬効きました?
    オロ〇イン・・・ 漢字にしたら、『老師』みたい。  なんて思ってたら降ってきました(笑)
     どうも、さくらぱんさんが怪我をすると、我が家の『桜ぱんさん』の出番が来ますねぇ(笑)
    どうか怪我には気を付けて下さい。

       Fllむんっ

    2013/08/27



    素敵なお話ありがとうございました。
    『御老師印(オロ〇イン) H(Hakuyou)軟膏』届きましたよ。
    よくすりこんでおきますwwww
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    1201:は、早っ

     メール送信からUPまで、あっという間でしたね(゜ロ゜)
    タイミングが良かったみたい(笑)

     私の部屋?! それは止めておきましょう。だって私、部屋代払えません!(。>д<)
    それに、そんな所作ったら、さくらぱんさん又ケガしちゃう(涙)


    そして、注意事項です!
     今回ついうっかり、陛下の承認無しで、夕鈴と桜ぱんさんお手々ニギニギと、極上笑顔の進呈をしちゃいました(ヤバイ)←
    外出の際は、ヤキモチ狼に遭遇しない様に、くれぐれもご注意下さい。ネ

    2013.08.27 22:04 Fullむんっ #- URL[EDIT] 返信
    1205:Fullむんっさん 8/27 メール&コメントありがとうございました。

    見ましたの印v-344

    うふふ・・e-266
    正座でマテしてましたし・・・
    鮮度が命、タイミングがよろしくて良かったです。

    賃貸料ですか?
    気にしないで下さい。家主は私です。Fullむんっさんは無料ですよ。
    ……???何故、私が怪我を???

    ええいっっ!!!Fullむんっさんの要望は、今回は聞き入れなーーーいっっ
    今すぐお部屋を作ります!!!←で目次に封入します。


    あぅっっ!!!
    陛下から逃げきります。 

    Fullむんっさん、改めましてありがとうございました。 

    2013.08.27 22:43 さくらぱん #- URL[EDIT] 返信
    1206:Fullむんっさん 8/27 ご報告

    お部屋作っちゃいました!!!

    2013.08.27 23:09 さくらぱん #- URL[EDIT] 返信
    1207:ひょーーえぇーーーーー!

    早い、速すぎ!
    もうお部屋まで出来てる!

    じゃあ、まずはカーテン用意して… 
    居心地よさそうだから、入り浸っちゃうかも?!


     陛下は、やっぱり夕鈴に宥めてもらいましょう。
    李順さんにお願いして、オロ○インの開発協力手当てとして、二人の外出許可もらうって、どうです?

    2013.08.28 08:56 Fullむんっ #- URL[EDIT] 返信
    1209:Fullむんっさん 8/28  コメントありがとうございます。

    見ましたの印v-344

    どうぞどうぞ。
    Fullむんっさん のお部屋です
    いくらでも入り浸ってください。
    のちほどふわふわカーテン付けておきます。


    外出許可おまかせします。
    思い浮かんだら、いつでもどうぞ。
    専用のお部屋も出来たことですし。
    よかったらお預かり致します。

    2013.08.28 15:43 さくらぱん #- URL[EDIT] 返信

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