花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【詩・短編】大人風味『秋風の調べ』

    蒼き月影に
    浮かぶ真夜中の風景

    白い月明かりに浮かぶ
    晩夏の景色

    そよぐ風は、昼間の熱を世界から奪う
    冷たく冷やされた静寂

    夜の女神の癒し時間
    昼間、熱に疲れた人々を冷やし
    安らぎの眠りへと誘う夜

    貴方の肩に、こうべを預けて、
    共に真夜中の月を見上げる
    聞こえてくるのは、秋風の調べ


    一足早い虫達のノクターン


    火照った身体と心を程よく冷やす癒しの夜
    隣の貴方は、ようやく冷えた私の身体に灼熱のkissをした

    衣をずらし乾く咽喉に口付け
    疼く白い胸の頂きをかすめる

    微熱を込めた貴方の唇
    触れるだけの口付けは
    先ほど夜風に攫われた私の火照りを呼び覚ます

    白い月明かりに
    次々と呼び覚まされる熱
    再びどうしようもなく火照る身体をもてあます


    蒼い月夜に心が触れ合う
    「あなたが欲しい私」が、暴かれていく
    「私が欲しいあなた」が、暴かれていく


    「あなたが好きよ。愛してる」
    「君だけが唯一の愛しい人」
    何度、誓約を重ね
    求めてもまだ足りない。伝えきれない。

    君と一つに溶けあいたい
    あなたと一つになりたい

    冷たい夜風が何度火照りを鎮めても
    求め合う熱は冷めやらず。

    あの蒼い夜空が白んでも……
    あなたに求められて
    この身の火照りは鎮まることが出来ない


    燻る熱をこの身に抱え
    幸福なもどかしさと気だるさで、また新たな明日を迎えるのだろう
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    1136:SNS・原文【短編】大人風味『秋風の調べ』

    蒼き月影に

    浮かぶ真夜中の風景

    そよぐ風は、昼間の熱をワタシから奪う


    あなたの肩に、こうべを預けて、共に真夜中の月を見上げる


    聞こえてくるのは、風の調べ


    ひとあし早い虫たちの秋のノクターン


    火照った身体と心を程よく冷やし癒す夜


    隣の貴方は、まだ微熱の残る唇に、灼熱のkissをした


    触れただけの筈の口付けは、夜風に奪われた火照りを呼び覚ます


    蒼い月にすべては溶ける

    2013.08.18 07:02 さくらぱん #- URL[EDIT] 返信

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