花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【パラレル】『千夜一夜』25

    こちらは、SNSにて『パラレル・コミュ』『アラビアンナイト』トピックにて、さくらぱんが昨年書きました。
    現在、トピは途中放棄になっています。
    再開は、未定です。
    ご了承ください。
                 
        ◇◇◇


    花嫁の夕鈴姫の仕度は、粛粛と進みます。
    日中は、肌磨きと除毛、香油とヘンナで美しくレース模様の化粧を施されます。

    ヘンナは、自然の染料。

    低木で、花は径七ミリくらいの大きさで花弁は四枚、花の色は多くが白、ものによっては淡くピンクや薄緑のおびた白色です。

    この植物の葉を粉末にしたものがヘンナ染料とよばれ、オレンジ・黄色の染料・顔料として使われてきました。

    夕鈴姫の美しい白磁の肌に綺麗なオレンジ色の繊細なレースが描かれます。
    日を追うごとに、美しいレースが増えてゆきます。


    花嫁の退屈を紛らわせる為に、夕鈴姫の友人や女親族達が
    一緒に花嫁の付き添いをいたします。
    一緒に肌磨きをしたり、
    香油をつけるのを手伝ったり・・・
    甘いお菓子を食べて、華やかに歌い、踊り楽しく過ごすのです。

    花婿の黎翔王とは、最終日10日目にようやく花婿と花嫁が揃うのです。

    それまでは、花婿は花嫁を・・・

    花嫁は、花婿を・・・待ちわびて時を過ごすのです。

    女達の夜の宴は、それは、それは華やかです。

    女達の宮殿のあちらこちらに溢れるばかりの花々

    香りの良い花を選び活けてあります。

    さくらぱん作

    2012年
    10月21日
    20:13
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