花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    瀬津音さんの恋人の日祭投稿品

    こちらは、瀬津音さんから、ご好意で公開許可をいただいています。
    瀬津音さん ありがとうございます。
    こちらは、みなさん、荒らさないで下さいね。宜しくお願い致します。ぺこり。
    SPゲスト様
    瀬津音さん作品


    さらり…と髪を撫でられた。
    その指は男ながらにも繊細で、でも確かな強さを持って彼女に触れて来る。
    いつもと違う指の感触に、胸がざわめく。

    「―――夕鈴」
    「は、は…いっ」

    その瞳は、紅くはなく。ただ穏やかながら熱を帯びて―――。

    「アンタ、オレの女になれよ」
    「ふ…ぇ?」

    顎を掬い上げられる。
    更には―――その吐息が掛かる位まで、顔を近づけられた。
    視界にはいっぱいに広がる男の顔。

    「アイツよりはいいと思うけど?」
    「こ…こ、こ、こうだ…い、さ「浩大!!」

    割り込まれた身体に捕われる。
    目を白黒させる夕鈴を隠すように抱き寄せた黎翔は、目を細めつつ浩大に言い放つ。

    「…お前は何をしにきたんだ」
    「えー?ドイツから報告がてら…フィアンセちゃんを奪いに?」

    へらり、と笑うが目は笑っていない。

    「―――去れ」
    「へいへい。…あ、夕鈴」
    「「…ッ!?」」

    するりと黎翔の脇を摺り抜け、彼女の耳元に囁く。

    「さっきのアレ。無期限有効だから」
    「…っ!!」
    「浩大!!」
    「ははっ!じゃーね♪」

    そのまま社長室から逃げ出した浩大の耳に微かに届いたのは慌てふためきながら「夕鈴は僕のお嫁さんだからね!!」と念には念を押す社長の声。

    そんな年下な上司にくすりと笑う。

    「…さっさとモノにしないなら、オレがいただいてもいいよな」



    そしての戦いの火蓋は切って落とされた。





    夕鈴を取り合う二人。
    そんな二人に萌え萌えなので。
    あれー?黎翔×夕鈴かいな??

    2013年
    06月07日
    14:53
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