花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    『幼な妻ーおさなづまー』祭9

    「・・・・・くちゅん」

    可愛いくしゃみが聞こえて、隣を見ると
    夕鈴が震えてた。

    無理して背伸びしたピンヒール
    背中の大きく開いた真っ赤なドレス。
    視線をどこに合わせたらいいのかいいのか困る
    胸元のセクシーな身体の線に添うシルクのロング

    ショールだけでは、寒そうた。
    日中は汗ばむほどの暑さとはいえ、
    夜は冷え込む。

    『夕鈴、だから無理しなくていいよっていったのに・・』

    「・・・・だって・・」

    慌てて、着ていたジャケットを脱いで彼女を暖めた

    「いいです。黎翔さんが、冷えちゃう。」

    『いいから、着ていて!!!着なきゃ、風邪をひいてしまうよ。』






    渡されたジャケットに、黎翔さんのぬくもり。

    微かに鼻をくすぐる黎翔さんのコロン

    旦那様の優しさに、嬉しくなって微笑んだ。

    ぶかぶかだけど、暖かい。

    嬉しくて、微笑み返してくれた黎翔さんを見つめる。

    その紅い瞳の距離が近づいてゆく・・・・

    気がつくと、口付けされていた。

    貴方の香りに包まれて、唇から貴方の愛がなだれ込む

    熱塊が、私の心も身体も溶かしていく

    私は、幸せに包まれる


    2013年
    05月22日
    12:53
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