花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    1231 分館「秘密の味は蜜の味」更新しました。

    今晩は
    さくらぱんです。

    こっそりお知らせです。

    【長編】 月晶の雫 1~17 まで、改訂しています。

    詳しくは、蜜館・月晶の雫、書庫まで、カテゴリからお辿りください。
    *印は、11月22日の某お祭りの改定です。
    加筆して*印は、消していくつもりです。
    その後本館に、移設予定です。

    年末年始は、なかなか時間取れませんね。
    とりあえず、蜜館だけでも改訂が年内に間に合いました。

    よろしければ、月晶の世界をお楽しみください。

    2015.12.31.さくらぱん

    DSCN0635-20151225.jpg


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    一周年記念【詩文】 Flower

    君と出会ったこと(秋桜)
    photo by mazuya



    「過去を振り返ることは決して
    悪いことではないよ」

    「忘れることが出来ないってことは
    きっと……君にとって
    とても大切なことだからじゃないかな!?」

    君の言葉が私の心に
    水のように染みていく



    思い出の中でしか会えなくなった人に
    嘆き苦しむ私に……

    「忘れる必要はないよ。
    心の奥に大切に、しまっておこうね」

    凍りついていた私の心を
    君の言葉が優しく溶かした。

    君の優しさに触れて
    今まで泣けなかった涙が
    溢れたあの日

    心の奥に(シロツメクサ)-1000
    photo by mazuya


    言葉の一つ一つが
    綺麗な花となって咲き綻んでいく

    ぬくもりの花が
    私に勇気と希望、力を与えてくれる
    決して枯れない心の花園

    君からもらった勇気のカケラ
    君にも届けよう 私の言葉を

    贈られた花に 私も花を贈ろう


    あなたの世界に
    種を蒔く

    時には、寄り添い
    時には、遠くから
    耳を澄ませ
    声を聞き
    励ましたい

    時には、力強く
    時には、優しく
    手を取り 
    手を引き
    導きたい

    あなたの心に
    種を蒔く

    いつかあなたの(菜の花)
    photo by mazuya


    素直な気持ち
    ゆずれないもの
    正直な言葉すべて

    君に伝えることが出来たなら
    未来は無限に広がってゆくよ

    いつも……
    そう、いつも心に君が居るから……  Dear My Friend



    お互いに不器用で
    甘えては、何度も君を傷つけてしまった

    それでも壊れたりなんかしないで
    今も、こうして支えになってくれてるんだ
    ――――きっと


    叶えたい願い
    叶えたい夢
    届けたい 想いすべて

    信じあえる事が(ハクモクレン)-1000
    photo by mazuya

    ずっと ……
    ねぇ、ずっと見守っていて欲しい Dear My Friend



    「君なら、大丈夫だよ!」
    いつも君が、そう言ってくれたから
    何も持たない私にも
    未来を変える力が使えた

    何かを信じ続けることは、とても難しくて……
    簡単に、失ってしまう物事の中で

    おかしいよね。
    君を信じている自分が居るよ。
    君と交わした1000通の絆からね。

    ――――ずっと



    自分の弱さ
    悩んでること
    正直な迷いも全部

    すべて打ち明けてくれた君に
    私の素直な気持ちを届けたい

    君を信じ続ける事が
    光の翼となって

    この青く澄んだ(朝顔);photo by mazuya

    きっと ……
    ねぇ、きっと君の力になると信じてるから……  Dear My Friend



    いつも……どんな時でも
    自分の心に素直でいることを
    大人になるたびに少しずつ 忘れてしまってた

    「信じている!」
    君のその一言が
    迷いも不安も重い足枷を
    一瞬にして綺麗に消した


    新しい世界の扉を開く
    それは誰でも怖くて不安だらけだけど ……

    その扉の向こうには
    まだ知らない世界があると知っているから

    背中を押してくれた君を思い出せば
    扉を開ける勇気が溢れてくるよ



    素直な気持ち
    ゆずれないもの
    自分らしさを忘れないで

    忘れたなら(ヒマワリ)-1000
    ;photo by mazuya


    ずっと ……
    ねぇ、ずっと 自分の可能性を信じ続けてよ  Dear MyFriend



    立ち止まっても
    忘れそうになっても

    何度も、何度でも……
    前を向いて歩いて行こうよ

    見上げた空
    眩しい光が差し込んでいる
    君に また会える時まで     

    ――永遠に




    素直な気持ち
    ゆずれないもの
    正直な言葉、全部すべて
     
    自分を偽らないで生きていれば
    自分らしく生きていける

    たとえ立ち止まり迷い。
    過去の自分を振り返っても……
    それも自分らしさ

    迷ってもいいんだと君は教えてくれた

    君を思い出せば
    勇気と力が溢れてくる
    きっと、また歩き出せるから



    叶えたい願い
    叶えたい夢
    守りたい想い……全部すべて

    信じ続ける事が 奇跡を呼んで
    未来に繋がっているよ

    ずっと…ずっと(桜)-1000
    photo by mazuya


    ずっと……ねぇ、ずっと、君と繋がっているからね
    Dear My Friend





    poem by さくらぱん

    2015.12.15.改定 詩文加筆
    2015.12.15.改定 コラボ写真追加
    2015.03.29.改定  詩文完成
    2015.03.28.改定
    2015.03.27.改定
    2015.03.26.初稿



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    【詩文】「刻  -ときー」

    積み重ねた時間が、
    トロン……と
    琥珀に鈍く光る

    ユラユラ…と
    揺らめく刻

    光を宿したまま
    私の想いが、さ惑う

    眠りに落ちる前の
    まどろみ

    夢見た世界は
    手を伸ばせば
    すぐ、そこにあるのに……

    壊れてしまいそうな関係が怖くて
    このままで居たくて
    手も伸ばさずに諦めていたのに…

    君は、そんな私の気持ちなど、
    嘲笑うかのように
    あっさりと手を伸ばして
    私の心を奪い去った。


    鮮やかすぎる残光
    ズルいよ!君は。
    ハートを奪われた私は、
    いったい、どおすれば、いいの?

    変わりゆく時を止められず…
    君が差し伸べた手も掴めずに…

    メランコリックな感情が揺れ動くばかり…
    煌めく琥珀の刻に閉じ込めて
    君にずっと恋煩いし続けていたい。

    時に捕らわれて移り気な私が、君を見失わないように

    ずっと、ずっと、側にいて
    私を一人にしないで……

    この手を絶対離さないで……



    2015.12.27.改訂
    2014.03.14.初稿 続きを読む

    【中編】現代パラレル「デリバリーサンタ」4

    突然始まった、夕鈴のアルバイト。
    街角に、響く夕鈴の呼び声も街角に馴染んだ頃・・・・
     始まりとおなじに唐突に終る


    「夕鈴、ありがとう。
    助かったよ~」

    夕鈴の首にかじりつき、元気にお礼を言う明玉。
    元気になった親友の姿に、夕鈴はホッとする。

    「明玉、もう風邪は大丈夫なの?」

    「もう、すっかり良くなったよ!!!」

    元気な笑顔には、風邪をひいていた病人の様子はなかった。
    すまなさそうな表情の明玉が、夕鈴の両手をとった。

    「こんな時間になったけど・・・・
    交代するね。」

    「えっ・・・でも。」

    「・・・・ホントに、夕鈴ゴメン。
    今日は、クリスマス・イブ。
    夕鈴を二年連続、バイトで借り続けてたら、私が黎翔さんに殺されちゃう!!!」

    明玉は、夕鈴に焼きたてのピザの入った箱と
    夕鈴の荷物を押し付けると、店の扉に押し出した。

    「えっ・・・・明玉、コレなに。」

    「夕鈴、ラスト・デリバリーに行って来て!!!
    客の指定は、店先の可愛いサンタの彼女。」

    「お客様は、黎翔さん
    たぶん・・・お迎えが来るとは思うけど。」

    「冷めないうちに届けて欲しいって。」

    「あ・・・着替えちゃダメだよ。
    指定は、可愛いサンタの彼女だからね。」

    「う・・・・明ぎょくぅ~~」

    店の扉の中で、サンタ姿の明玉は、あとは大丈夫。任せてと笑う。

    検討を祈る!!!
    ウインクして、手を振る明玉の急な展開に、夕鈴はついてイケナイ。

    確かに、今日はクリスマス・イブ。
    拗ね始めた小犬のような彼のご機嫌は、本当にコレで直るのかしら?

    箱は、まだ温かい。
    だけど・・・・いつの間にか、粉雪がチラついてきた。
     冷めるのは早そうだった。

    このまま・・・・サンタの格好で街中を、黎翔さんのマンションに行くのは、恥ずかしい。
    夕鈴は、慌てて自分のダウンを着て、足早に向かうのだった。


    ・・・続く



    2015.12..23.改訂
    2013.12.27.初稿 続きを読む

    【中編】現代パラレル「デリバリーサンタ」3

    時計の針が、20時をさした。

    「……夕鈴。
    迎えに来たよ。」

    スーツ姿の黎翔さんが、夕鈴に微笑む。

    「黎翔さん!
    ありがとうございます。」

    「今、着替えてきますから、ちょっと待ってて下さいね!」

    駆け足で、店内に入る夕鈴。







    数分後…

    「お疲れさまでした!
    お先に失礼します!」

    元気良く、店から出てきた夕鈴は、
    にこやかに、黎翔さんに微笑む。

    「迎えに来てくれてありがとうございます、黎翔さん。
    でも、忙しいのに毎日、お迎えなんて申し訳ないです。」

    「これくらい、大丈夫だよ。
    バイトお疲れさま、夕鈴。
    じゃあ…帰ろうか?」

    「その前に……」

    チュッ…

    先ほど浩大が口付けた指先に、黎翔は、上書きするように甘く口付けた。

    「……な。」

    真っ赤な顔の夕鈴に、妖しく微笑む。

    「消毒!」

    動揺を隠せない夕鈴に、満足げな黎翔が囁く

    「さあ、家に帰ろう!」









    それを見ていた浩大。
     


    「アレ…絶対、さっきの見ていたってことだよな……」

    「……夕鈴ちゃん、気付いてないよな…」

    「…………強奪は、無理っぽい!?」

    浩大は、引きつった笑いで、二人を見送った。

    続く


    2015.12..23.改訂
    2013.12.25.初稿

    【中編】現代パラレル「デリバリーサンタ」2

    確か、去年のクリスマスもそうだったように思う!

    今年こそは、
    理想のクリスマスを過ごそうと…先手を打ったはずだったのに……

    黎翔は、悔しそうに車窓から夕鈴の姿を見つめていた。

    数日前、彼女からの切羽詰まった電話。

    なんでも親友が風邪をひいて短期のアルバイトに穴をあけられないとかで。

    代わりに行ってほしいと頼まれて断れなかったとかで。

    彼女からの謝罪の電話だった。

    「もしかしたら、デートキャンセルするかもしれない…」

    昨年は、ケーキ屋で今年は、ピザ屋で…
    クリスマスまでの短期のアルバイトは、彼女のせいでないとは、いえ呪わしい。

    目の前が真っ暗になった気がした。
    僕の計画が、崩れていく……

    ぐるぐる巡る思考は、そこで固まった…

    「なんだ!アイツは!」

    黎翔は、目の前の光景が信じられなかった。
    みるみる…見つめる視線が、冷たくなっていく。

    夕鈴の手に、男がキスをしていた…
    彼女は、すぐに手を引っ込めて、男の手から、逃げ出したけど…

    彼女の真っ赤になった顔が、遠目からでも分かる。

    黎翔の胸に、醜い嫉妬の焔が渦巻く…

    「君は、僕のものなのに……」

    ざわつく胸は、なかなか収まらない。

    今すぐ、あの男を殴って、夕鈴をあそこから連れ出したかった……


    ……続く


    2015.12..23.改訂
    2013.12.22.改訂
    2013.12.21.初稿


    続きを読む

    【中編】現代パラレル「デリバリーサンタ」1

    大きな鏡の前で、くるりと、夕鈴は一周してみた。

    「うん。
    今日も、よし!」

    真っ赤なサンタのジャケットに、お揃いのファーがついたショートパンツ
    真っ白なロングブーツの可愛いサンタが鏡の中でにっこりと笑う。

    くるりとお尻になぜか真っ白でフワフワなウサギの尻尾。

    夕鈴は、控え室の扉から、お店へと出た。

    「今晩は~、今日もよろしくお願いいたします。」

    「今晩は、夕鈴ちゃん。じゃあ、早速コレを店頭でお願いできるかな?」

    「はい!わかりました。」

    夕鈴は、四角くて薄っぺらい箱を5つ渡されると、店の外へと向かおうとした。

    「俺も、手伝う…」

    「ありがとうございます。えーと…」

    「浩大だよ。
    傷つくな~
    いいかげん、名前を覚えてほしいな。」

    「スイマセン、浩大さん…」

    夕鈴は、眉尻を下げて謝った。

    「まあ…いいや。
    次回から、浩大って呼んでくれたら、許してあげる!」

    そう言うと浩大は、イタズラな栗色の瞳でwink☆した。
    店の外は、クリスマスムード漂う商店街。
    ジングルベルが、鳴り響く。

    クリスマスまで、あと3日。
    今日のノルマを夕鈴は、達成せねばならない!


    夕鈴は、深呼吸を一つすると、街に向かって、叫んだ。

    「美味しい、ラビットピザは、如何ですか?」

    「チーズとろける美味しいピザですよ~!!」

    「焼き立てでーす。」

    可愛いサンタの呼び声に、通行人が振り返る。
    立ち止まる幾人かが、夕鈴のもとからピザを買っていく。

    「お買い上げ、ありがとうございます。」
    夕鈴は、ひとり一人お客さんに笑顔を振りまいていった。

    あっという間に売れた5箱のピザ。
    店の奥へ、夕鈴は声をかけた。

    「次の追加をお願い致します!!」

    「あっという間に、売れたね。
    はい、追加の次のピザ。」

    「ありがとうございます、浩大さん。」

    「可愛いサンタが、売っているからね。
    だからよく売れるのかな・・・」

    「俺としては、サンタより君をお持ち帰りしたいけど・・・
    君、おっかない彼氏いるしなぁ。……実に、残念。」

    「今日も、迎えに来るの?」

    「えーーーと、たぶん。」

    おっかない彼って、黎翔さんのことよね。

    「でも、黎翔さん、怖くないですよ?」

    「知らないの?
    それは、君の前だけ。」

    「毎回、俺のことこーーーんな顔して、睨むんだぜ。」

    目元を指で吊り上げ、浩大さんは、おどけて見せた。

    夕鈴は、その顔にクスクス笑う。

    「ほんと可愛いよね、夕鈴ちゃん。
    俺、本気になりそう……」

    そう言って浩大さんは夕鈴の手をとると素早くキスをした。
    真っ赤な顔で夕鈴は慌てて手を引っ込める。

    「…じ…冗談ですよね。」

    しどろもどろになりながら、ようやく紡ぐ夕鈴に

    「夕鈴ちゃん。
    このまま……明玉ちゃんの代わりと言わず
    ここでバイトしてみない?」

    半分本気とも取れる言葉と意味深な笑顔を残して、
    浩大さんは店へと消えた。

    ……続く。


    2015.12..23.改訂
    2013.12.20..初稿
    続きを読む

    【短編】現代パラレル「アドベント☆カレンダー」

    【注意事項】
    ※作りかけの放置を加筆したので、いろいろと難アリですが、
    ご容赦ください。
    ◆現代パラレル
    ◆黎翔社長と女子高生夕鈴
    ◆おばかネタ

    あと半日で、アドベントdayに入る日曜日。

    家で寛(くつろ)ぐ夕鈴のもとに、宅急便で小包が届いた。
    差出人の名は、黎翔さん。
    中身は、ヨーロッパの某チョコレート菓子専門店限定のアドベント・カレンダーだった。
    24日と25日には、手書きで…

    「予定を絶対に空けておいてね←
    一緒に開けよう!!」

    と黎翔さんの字で、書いてあった。

    昨年のクリスマスは、危うくそれぞれ一人で過ごすところだった。
    風邪をひいてしまった親友・明玉の代わりに
    ピンチヒッターで、ケーキ屋さんのアルバイトをしてたから。

    今年こそは、恋人らしいクリスマスを過ごしたい。
    明玉は、今年はケーキ屋さんのアルバイトをしないって、言っていたし。
    黎翔さんへのプレゼントの用意もしてあるし




    ところが……
    ここ数ヶ月、お互いの予定が合わず、すれ違いの日々。
    クリスマスのデートの予定さえ、話せない。

    「毎日、声が聞きたいよ!」

    そんな年上の彼の電話の声を、
    不謹慎だけど、私は可愛いなんて思ってしまう。

    12月前に届いた
    アドベント・カレンダー。
    聖なる夜を祝い…心待ちにするカレンダー。

    毎日、一つづつ開けると、甘いチョコレート・トリュフが一個入ってる。
    甘いチョコを、食べる毎に、クリスマスが近づく。
    日を追う毎に、黎翔さんの手書きの日にちが近づく。
    開けた窓が増えていく。
    指折り数えて、イブを待つ。
    黎翔さんとのデートを楽しみにしながら……







    あと、一週間でクリスマスという日。

    朝から鳴り止まない一本の電話。
    それは、親友・明玉からの電話だった。

    「おはよう、明玉。
    朝から、どうしたの?」

    「たすけて、ゆうりんっ!!!!」

    「えっ!!!
    明玉、どうしたの?」


    …続く

    2015.12..23.改訂
    2013.12.27.改訂
    SNS 12/18up
    2013.11.30.初稿

    ここで、切る私。←ヒド
    続きは「デリバリー・サンタ 1 」に続きます。


    1222 分館「秘密の味は蜜の味」更新しました。

    今晩は
    さくらぱんです。

    こっそりお知らせです。

    蜜散文です。
    【散文】恋一夜

    はい。私、血迷いました。

    BL【短編】好きも嫌いも男と男  
    湧凜(市井)-ゆうりん-×黎翔(偽妃)殿下

    よろしければ、お楽しみください。

    DSCN0343-20151220.jpg 

    現パラ【短編】YESと言って…… 1

    それは何気ない1日の終わり……

    もう二年もお付き合いしている
    彼からの一本のメール。









    “夕鈴。
    今すぐ会いたい。
    ……いいかな?”

    いつもは電話で用件を済ませるのに……
    黎翔さんからの珍しいメール。

    絵文字も何も無い……
    彼からの短いメールは珍しく弱気な内容で、私は嫌な胸騒ぎがした。

    すぐに、メール返信ではなく
    黎翔さんに電話したけれど、彼は出てくれなくて……。

    私は仕方なく指定された公園に急いで向かった。
    夕闇迫る公園は、濃いラベンダー色に染まり、
    冬間近の枯れた木々の梢から、綺麗な空が見えた。

    ポツリ…ポツリと、公園の街灯が灯り始める。



    夕闇に煙る景色に見とれることも無く、私は黎翔さんを探した……














    ――――いた!




    かなり暗くなりはじめた公園の木々の影のベンチに、
    点いたばかりの街灯に照らされて影を濃くし、うなだれた彼。
    掘りの深い顔だちが、夕闇でさらに深まる。

    ベンチに座り…
    膝の間で組まれた両手は、固く握りしめられていた。

    いつも明るい彼と違い、今日の彼は深い苦悩の表情を浮かべていた。

    ……何があったのかしら?

    私が一目で分かるほど、その表情は暗く……近づいても彼に声を掛けにくかった。









    先に気がついたのは、黎翔さんだった。


    「……夕鈴」

    私の存在に気がついた黎翔さんは、顔を上げて、ホッとした表情で険しかった顔を緩めた。

    ベンチから立ち上がると、顔を私の肩にうずめて
    ギュッと抱きしめてきた。

    「きゃ…
    どうしたの?
    黎翔さん?」

    「……ゴメン、夕鈴。
    呼び出して……」

    「ううん。
    大丈夫!
    それより、どうしちゃたの?」

    「…………」

    今度は、何も応えてくれない彼に私の不安は募るばかりで…
    すっかり夜の闇が世界を覆い尽くすまで、私は黎翔さんに抱きすくめられていた。

    私はただ、彼の背を抱き…
    寒くないように、少しでも温めることしか出来ない。

    常と違う彼の様子に、
    私は彼が説明してくれるまで、じっと待った。










    「     った……」

    「…え?
    なに?」

    「て……に、なった」

    「黎翔さん
    よく聞こえないわ!
    もう一回言ってくれる」

    「夕鈴。
    転勤になった!」

    Σ!
    「えっ……ドコ?」

    「N・Y……」

    「嘘!
    黎翔さんっ!」

    私の胸騒ぎは、当たってしまった!

    数年で、ステータスを駆け上っていった黎翔さんらしいと言えば、らしいけれど。
    まさか……まさか転勤先がN・Yだなんて!

    「…僕は君と離れて暮らすのは、耐えられない。
    嫌だ!」

    「夕鈴、お願いだ。
    NYについて来てくれないか?」

    「えっ!
    黎翔さん、それは……」

    「夕鈴。
    君が好きだ!
    僕のお嫁さんとして、一緒にアメリカに行こう!」

    「夕鈴
    yesと言って……」



    黎翔さんの擦れた声が、耳朶に響く……
    彼は、本気だった。

    黎翔さんの突然のプロポーズに
    今度は、私が動けず……



    チラチラと、いつの間にか雪がちらつく公園に、二人佇んでいた。










    ……続く

    1217 本日の呟き

    お久しぶりです
    今晩は
    さくらぱんです

    昨日、子供の付き添いで外科にいきました。

    火曜日…
    寝ぼけた三女が階段を踏み外し、落ちました。

    幸いにも、意識があって、骨折やひびも無さそうなので、算数の学力テストがあるというので、送りだしました。 ←をい

    でも…やはり心配なのでレントゲンを撮影。無事でした。

    やはりというか…
    打ち身だったのね(笑)

    もう落ちるのは、勘弁してほしいな。
    寿命が縮みました!

    落ちてすぐ、声も出さず、ぴくりとも動かないのは、心臓に悪いです←

    昼寝したから、眠れない。

    嫌なサイクル!もう寝なきゃ!

    おやすみなさいませ

    さくらぱん