花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    2013年03月 の記事一覧

    【宝物殿】2013年度3月の頂き物

    皆様から頂いた素敵なプレゼント・自慢しちゃいます!!!


    2013.03.15.
    【小説】常夏の扇・深見様から 
    【常夏の扇】短編『連鎖』  
    リンクの誘導のページは、こちらから
    【短編】IF設定『母子草ーははこぐさー』※誕生花シリーズ
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    完【書庫】『真夏の粉雪ーまなつのこなゆきー』





    こちらは、本誌設定・中編を収めた書庫室です。
    こちらは、珀 黎翔陛下と汀 夕鈴妃の物語。続ける余地のある終わり方をしています。不定期更新。



    完『真夏の粉雪ーまなつのこなゆきー』 2012.07.29
    「真夏の粉雪 Ⅰ」
    「真夏の粉雪Ⅱ」
    「真夏の粉雪Ⅲ・-完-」

    完【書庫】『粉粧楼~ふんしょうろう~』

    こちらは、本誌設定・中編を収めた書庫室です。
    こちらは、珀 黎翔陛下と汀 夕鈴妃の物語。続ける余地のある終わり方をしています。不定期更新。




    完『粉粧楼   ~ふんしょうろう~』 2012.06.29
    粉粧楼 Ⅰ  ~ふんしょうろう~
    粉粧楼 Ⅱ ~ふんしょうろう~

    完【書庫】『紫陽花の夕立』

    こちらは、本誌設定・中編を収めた書庫室です。
    こちらは、珀 黎翔陛下と汀 夕鈴妃の物語。続ける余地のある終わり方をしています。不定期更新。







    完『紫陽花の夕立』祝!! 恋人の日 2012.06.11
    紫陽花の夕立Ⅰ 祝!! 恋人の日 2012.06.11
    紫陽花の夕立Ⅱ 祝!! 恋人の日2012.06.11.
    虹彩 -こうさいー 2012.07.02.

    完【書庫】『朗読会』

    こちらは、本誌設定・中編を収めた書庫室です。
    こちらは、珀 黎翔陛下と汀 夕鈴妃の物語。続ける余地のある終わり方をしています。不定期更新。





    完『朗読会』※要注意お馬鹿ネタ・キャラ崩壊
    【中編】『朗読会―プロローグ―』
    【中編】『朗読会―黎翔編―』
    【中編】『朗読会―夕鈴編―』
    【中編】『朗読会―エピローグ―』

    完【書庫】『玻璃天蓋ーはりてんがいー』

    完『玻璃天蓋ーはりてんがいー』

    【玻璃天蓋・本編】
    『玻璃天蓋ーはりてんがいーⅠ』
    『玻璃天蓋ーはりてんがいーⅡ』
    『玻璃天蓋ーはりてんがいーⅢ』
    『玻璃天蓋ーはりてんがいーⅣ』
    完『玻璃天蓋ーはりてんがいーⅤ』

    【玻璃天蓋・外伝】
    【詩文】玻璃天蓋・切なの実【玻璃宮殿のカナリア】 2012.12.06.
    【短編】玻璃天蓋・ぴゅあの実『青硝子の白薔薇』 2012.12.12.
    【短編】玻璃天蓋・ぴゅあ甘々の実『陽だまりの優しさ』
    【短編】玻璃天蓋・切なの実『あなたの優しさに包まれて』
    【短編】玻璃天蓋・甘々の実『玻璃宮の口付け』※初めての口付け設定。
    【短編】玻璃天蓋・甘々の実『棘の傷痕ーいばらのきずあとー』※黎翔のちょっぴり倒錯的な大人味
    【詩文】玻璃天蓋・甘々の実『覚めない夢』
    【短編】玻璃天蓋『はじまりの庭』※最終章

    【玻璃天蓋・幕間】※要注意!!!真っ黒・冷酷非情の陛下・隣国の王女の末路
    【中編】玻璃天蓋『蒼の月影Ⅰ』
    完【中編】玻璃天蓋『蒼の月影Ⅱ』

    完【書庫】『葛の色染まるころ』







    完『葛の色染まる頃ーかずらのいろそまるころー』
    【短編】『妃の休暇―きさきのきゅうか―』
    【短編】『王の休暇―おうのきゅうか―』
    【詩文】『君へと駆ける気持ち』―黎翔編―
    【長編】Ⅰ『葛の色染まる頃ーかずらのいろそまるころー』
    【詩文】『月の裏側―つきのうらがわ―』夕鈴編
    【詩文】【噂ーうわさー】
    【長編】Ⅱ『葛の色染まる頃ーかずらのいろそまるころー』
    【長編】Ⅲ『葛の色染まる頃ーかずらのいろそまるころー』
    【長編】Ⅳ『葛の色染まる頃ーかずらのいろそまるころー』

    完【書庫】『安眠の方法』

    こちらは、本誌設定・長編を収めた書庫室です。
    こちらは、珀 黎翔陛下と汀 夕鈴妃の物語。続ける余地のある終わり方をしています。不定期更新。




     【本誌設定・長編】 



    完『安眠の方法』
    【長編】『安眠の方法Ⅰ』
    【長編】『安眠の方法Ⅱ』
    【長編】『安眠の方法Ⅲ』
    【長編】『安眠の方法Ⅳ』
    【長編】『安眠の方法Ⅴ』
    【長編】『安眠の方法Ⅵ』-完-

    【書庫】 本誌添い設定 黎翔&夕鈴CP

    1. 【長編】臨時花嫁設定 

    2016年度

     不定期更新 【書庫】『緑風』      last up 2016. 03.02.  
       
     緑風
     
    2013年度
     完【書庫】『Dear』      last up 2013. 02.13.
     完【書庫】『ONE』  last up 2013.02.07.


    2012年度
     完【書庫】『安眠の方法』 last up 2012.08.28.
     完【書庫】『オレンジ』   
    last up 2012. 08.23.
     完【書庫】『葛の色染まる頃ーかずらのいろそまるころー』     last up 2012. 10.06.
     完【書庫】『玻璃天蓋ーはりてんがいー』     last up 2012. 12.20.
     完【書庫】『氷結の華ーひょうけつのはなー』     last up 2013. 02.06.

     
    2. 【中編】 時花嫁設定 
     
    2013年度  
     完【書庫】『雷雨』  last up 2013.07.19.

    2012年度
    完【書庫】 『渇望ーかつぼうー』  last up 2012.09.10.  
    完【書庫】『朗読会』  last up 2012.10.03.
    完【書庫】『紫陽花の夕立』    last up 2012. 07.02.
    完【書庫】『真夏の粉雪~まなつのこなゆき~』 last up 2012. 07.27.
    完【書庫】『粉粧楼   ~ふんしょうろう~』      last up 2012. 06.27.
    完【書庫】『まどろみ時間』       last up 2012. 08.11.

    3. 【短編】  臨時花嫁&本物夫婦 設定

    150寒日桜1-

    4. 【詩文】 臨時花嫁&本物夫婦 設定

    チューリップ-150-1
     

    【春祭り】前夜祭・イラスト館『女童・黎翔』

    ※今月号・微ネタバレ☆


    何もタネが浮かびませんでした。
    故に…本誌ネタバレの女童・黎翔様を!!
    もう、F白友様のお話に萌えました!!

    絶対に美少女でしょう。
    そして、李順さんが仕上げ…
    その頃から、スキルが…

    見たい!!     見たい!!
    見れない
    描いてしまえ…
     



      IMG_0646.jpg   IMG_0645.jpg
     鉛筆&色鉛筆



    5歳にみえない(T_T)
    うろ覚え木蓮…
    まだこちらでは、咲いてません。

    今回も、サラリと…





    2013年
    03月31日
    16:34

    9000hit  ゲストの皆様ありがとうございます。


    先ほど9000人のゲスト様をお迎えしました。

    昨夜、SNS内部日記も30000人のゲスト様をお迎えしたばかり・・・・
    とても、とても嬉しいです。

    連日のリピーターのゲストの皆様とたくさんの拍手・コメントをありがとうございます。
    いつもさくらぱんを支えていただき大変感謝しています。
    これからも、頑張る力を皆様に頂いて、『花の四苛』で楽しい作品をお届けできるように頑張りたいと思います。ぺこり。

    【Yコラボ6】if設定 『老師のどきどきわくわく大作戦☆Ⅴ』



    続きです。

    黎翔は、灯りの消えた寝台の帳を降ろす。
    幾重にも重なる白い紗(うすぎぬ)

    ふぁさりと音もなく、寝台にいる二人を隠す。

    黎翔は、頭の中の狼的妄想を追いやり、気持ちを隠そうとする。
    この帳のように、柔らかな紗で隠し、彼女にこの邪な想いを気取られないといいのに。

    簡単に、帳(とばり)を下ろすように、この気持ちを隠せたらいい…

    ―君に嫌われるのが一番怖い…―

    彼女が、欲しいと、黎翔の中の狼が吠える。

    簡単に隠せないこの気持ちに、苦笑する。
    君が絡むと割り切れない。
    君が信頼する僕でいることができない。

    それでも、なんとか
    白い紗(うすぎぬ)を降ろすように、綺麗に気持ちを押し隠した。

    君には、優しい僕でいたいから。

    黎翔は、寝台の端に腰を降ろす。

    ギシッ…

    寝台が、黎翔の重みで、音を立てる。
    思っていた以上の大きな音がした。
    二人分の重さで、寝台が傾く。

    ―そのまま黎翔は、
    何も考えないようにして、寝台に居る夕鈴の隣に滑り込んだ。

    その一挙一動を夕鈴のはしばみ色の大きな瞳が見つめていた。

    「・・・・。」

    息を潜めて、寝台に小さくなる夕鈴。
    あまりにも端なために夕鈴の身体が寝台から落ちそうだった。

    『夕鈴、危ないよ。』

    黎翔は夕鈴の身体を自分へと引き寄せた。

    「はわわわわっ・・・・」

    慌てる夕鈴。
    いつもの変な声に、クスリと黎翔は笑った。
    夜目でも分かるくらい真っ赤な顔で夕鈴は、黎翔を睨む。

    「どうして、引き寄せるんですか?」

    『だって、夕鈴。  落ちそうだったよ。危ないよ。』

    引き寄せた、胸の中の夕鈴の温かさと柔らかさ。
    鼻をくすぐるいい匂いのする艶やかな髪。

    ーーーーむくむくと邪な考えが頭を擡げる。

    負けそうになる僕の理性。
    早まったかなと理性の私が問う。
    役得なのだと狼の僕が誘う。

    はあっ~~~

    自分の心のもやもやが
    おもわず出てしまったため息に、夕鈴が反応してしまった。

    「やっぱり、ご迷惑ですよね。私、長椅子で寝ます!!!」

    飛び起きて、僕の腕の中から逃げ出した夕鈴。

    『違うよ、夕鈴。』
    『今のは、君のせいのため息なんかじゃない!!!』

    「きゃあああっっっ!!!!」

    気付いたら、夕鈴の手首を掴み、寝台に押し倒していた。
    彼女のビックリした悲鳴が、静寂の寝室に大きく木霊した。

    僕の組み敷く下で、荒く息をつく夕鈴。、
    もはや乱れた衣をかろうじて胸の膨らみで引っ掛けているに過ぎない。

    露になった白い両肩。

    どうして、こうなったんだろうか・・・・・・。

    黎翔の頭の中は、もはや真っ白だった。
    修復できない関係になりそうな僕を、狼な僕が嘲笑っていた。


    さくらぱんonly



    ・・・続く

    2013年
    04月14日
    21:35 続きを読む

    2013.03月の更新履歴

    こちらにて、2013年3月の更新履歴が辿れます。

    続きを読む

    【長編】本誌設定『甘やかな毒4』※30000hit達成記念






    ※A沢さんの設定を少々、お借りしています。



    ・・・続き

    李順が、駆けつけた時には、必死で黎翔を助けようと応急処置をほどこしている夕鈴の姿だった。

    床に散らばった壊れた文箱。

    短刀で縫いとめられた蛇。

    倒れた陛下。

    血まみれで泣きながら治療を施す妃。


    ・・・・・・これは・・・・・

    それらが意味するもの・・・・・さほど遠くない記憶が蘇る。

    あの時は、汎大臣だったが…。

    今回は、------陛下なのか?

    李順は、冷静に判断して夕鈴の治療を止めさせた。

    この床の血の量では、すでに毒は体外から排出されたであろうことは予測できた。

    まずは、陛下の意識を確認しないと。

    『陛下、大丈夫ですか?』

    『この程度で、倒れるほど、あなた軟(やわ)じゃないでしょう?』

    乱暴に、頬をぺちぺちと叩く李順に夕鈴は、ぎょっとした。

    …続く

    李順さん・・・・あなたってひとは




    2013年
    03月30日
    08:44

    【長編】本誌設定『甘やかな毒3』※30000hit達成記念


    ※A沢さんの設定を少々、お借りしています。

    ・・・続き

    (…どうして…こんな事態に…)

    夕鈴は、未だに信じられず、身を震わせ青ざめる。

    「陛下…!今、人を呼びました。侍医が来ます。しっかりして下さい!!!」

    倒れて、動かない陛下へというより、
    自分自身への叱咤激励のような夕鈴の言葉。

    (・・・・なにか・・・・何かできることは無いの???)

    大粒の涙が、はしばみ色の大きな瞳から零れ落ちる。
    陛下の衣を濡らす。

    依然、陛下の右腕には、仕組まれた蛇の2つの穿つ穴。
    そこから一筋づつ赤い血の道が流れ床に伝う。

    床に描かれた。血の紋様。二筋の細い血の流れ
    夕鈴の青ざめる唇は、掠れた陛下の名を紡ぐ。

    「 陛下ぁ!! !しっかりしてくださいっ  陛下っ!!」

    夕鈴は、必死に頭を巡らして
    昔下町で見たことのある治療法を思い出していた。

    夕鈴は、片袖を裂き手早く陛下の上腕を強く縛る。

    迷っている暇など無かった。

    陛下の腕の蛇の穿った傷跡に、夕鈴は唇を這わすと、
    夢中で吸い上げ血を吐き出す。

    繰り返し吐き出し、蛇の毒を体外から出す方法。

    昔、一度だけ下町で見た、毒蛇に咬まれた人が助かった方法だった。

    (陛下、お願い助かって!!!)

    夢中で、毒を吐き出した。陛下が助かることを信じて・・・・


    …続く

    2013年
    03月29日
    21:29




    30000hitを踏んでくれたミミガーさんに捧げます。

    【SNS交流】『深夜食堂』




    お久しぶりの開店です。
    最近、交流もしていなかったなとはたときづきました。

    皆さん、忙しそうです。

    例外なく、春休みの慌ただしさの真っ只中のさくらぱん。

    自分も忙しかったので、忘れてました。

    なんか、寂しさばかり感じます。

    コメントもいただけないのは、暗さが滲んでいるのかなと思います。

    なんか、沈黙が苦しくなってきました。

    ため息しかでてこない。

    『春祭り』どうしよう…

    気分が低迷していて種が落ちないです。


    困ったな…(-.-;)

    2013年
    03月29日
    23:13





    もうすこしで四月なんですね。
    最近、道路工事が鬱陶しいです。←末期。

    2013年
    03月29日
    23:16

    【日記】愚痴『・・・・・・しまった。2』



    ・・・・・ぎゃん。

    『ゾンビタイピング』・・・・・

    なんか、恨みあるんですかっ。

    また見ちゃったし、広告なんか大きくなってるし・・・・

    今まで2画面・作業で、今まで削ってたから気がつかなかったとか???


    ふう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

    気を取り直して、『甘やかな毒5』の続き書こう。

    2013年
    03月29日
    21:43

    【Yコラボ6】if設定 『老師のどきどきわくわく大作戦☆Ⅵ』

    続きです。

    寝室に流れる二人の吐息。
    聞こえるのは夜の空に響く梟(フクロウ)の寂しげな鳴き声だけ。

    ―――いい加減離さないと・・・夕鈴が泣きだしてしまうな。
    ―――此処は『離して下さい』と云うべきなのよ。ほら、言葉を出して・・・・お願いするのよ。

    でも動けない僕と言葉に出来ない私。

    きっと自分が先に動けば、解決するのだ___________そんな事は二人とも解りきっていた。

    でも・・・・・ただ夜の静寂が二人を止める。

    ―――もう、だめ!!!こうなったら気を失ったふりでもするしかない??
    それで離れてもらうとか??

    その策を実行してみようと、夕鈴は静かに目を閉じた________________。
    そしてしばしそのまま黎翔の様子をみることにした。

    『夕鈴??夕鈴・・・・・どうかしたの?大丈夫?』

    上から聞えてくる心配そうな声。
    この甘く心地いい声が耳奥に届き瞳をパッとを開けたくなるが、其処は我慢とそのまま息を殺して様子を窺った。

    不意に額に走る冷たい感覚・・・・・これは陛下の手。
    そして冷たさが今度は頬に____________。

    身じろぎ出来ずに固まる身体。

    ―――何時までも目を開けない私を案じているの?何だか悪いことしてるみたい。

    目を開けようかしら・・・・。

    迷っている私に振ってくる自分の名を囁く甘い声。

    『夕鈴。』

    耳奥で何度も何度も木霊してくる。
    その木霊の波に身を委ねて_____________そして、其のまま意識までも委ねてしまったのだった。

    『やれやれ・・・如何したのかと思ったら、眠ってしまったようだな。まぁ、あのまま組みしたままどうしたものかと思っていたので、これはこれで都合がいいか。』

    誰にも____そう、眠っている夕鈴にすら聞えない独り言。
    狼に豹変する前に・・・寸での所で夕鈴の可愛い行動が黎翔を救っていた。

    黎翔は気付いていた・・・夕鈴のワザとらしい演技は。

    でもあのまま_________激情のまま、夕鈴に振る舞っていたのなら、きっと自分のモノに出来ただろう。
    でも、きっと其れでは、彼女を深く傷つけたに違いないから、そうならずに済んだのは夕鈴のお蔭だった。

    いつの間にか寝入ってしまった夕鈴を、黎翔は窺う。

    隣りで聞える規則正しい寝息。
    穏やかな寝息が、聞こえる。
    安らかな寝顔。

    穏やかな寝息に、助かったという安堵と、こんな状況でも安心して寝入ってしまった君を恨めしく思う。

    僕は異性として、見られていないのではないのか…

    切なく苦しい黎翔の恋心。

    修復出来なくなるところだったことが、嘘のよう…

    こみ上げてくる苦笑。
    黎翔はフッと笑みがこぼれてきた。

    (まったくもって、君らしい…)

    複雑な思いで、黎翔は夕鈴を見つめる…

    結局、最初から君には勝てない。
    乱れた夜着を整えて…夕鈴に布団をかけた。

    そして、今度こそ夕鈴の隣で寝るために布団に滑り込んだ。
    すやすやと眠る君の隣で休む為に…

    ・・・続く

    2013年
    04月16日
    12:18 続きを読む

    SNS【号外】『御礼 祝!!!30000 hit。キリ番決定しました。』




    IMG_0448.jpg


    《読み手のみなさんへ御礼》
    先ほど、さくらぱん日記☆キリ番設定30000 hit踏みの
    ゲスト様が決まりました。

    『ミミガーさん』です。
    おめでとうございます。
    そして本当にありがとうございます。


    本日 3/28の結果(抜粋)

    22:09 30005 hit あささん
    21:53 30004 hit kvanaさん
    21:50 30003 hit sakiさん 
    21:50 30002 hit Mさん
    21:42 30001 hit 陽月さん 
    21:39 30000 hit ミミガーさん     おめでとうございます
    21:38 29999 hit 夢槻さん
    21:34 29998 hit はっちさん
    21:31 29997 hit しえろさん
    21:28 29996 hit よゆままさん
    21:23 29995 hit 羽梨さん
    21:23 29994 hit towmooonさん
    21:20 29993 hit おとめさん


    キリ番!!!30000 hitを踏んだ ミミガーさん おめでとうございます。

    本当に、さくらぱん日記をご訪問しているゲスト様ありがとうございます。
    とても、感謝しています。

    さくらぱん これからも頑張ります。


    皆様 応援よろしくお願い致します。ぺこり。

                            2013.03.28 22:02 さくらぱん

    ...............................................................................................................................................
    今晩は
    さくらぱんです

    あと20人で、30000人のゲストをお迎え致します。

    皆様、ご愛読本当にありがとうございます。

    今回の御礼は、大キリ番なので、【長編】『甘やかな毒』を先行配信・キリ番踏みゲスト様に作品を捧げさせていただきます。

    さて、どなたが踏んでくれるのでしょうか!?
    かなり狙ってますね~皆様。
    ありがとうございます。

    さくらぱん、楽しみです。

    2013年
    03月28日
    21:09

    【日記】愚痴『・・・・・しまった。』




    最近、PC画面の上の方・・・・広告を見ないようにしていたのに・・・・

    見てしまった。

    怖いもの見たさで、視線が追ってた・・・

    ううっ・・・・『ゾンビタイピング』


    ぐろい・・・顔が・・・・頭から離れない。


    しまった・・・・・ぱたり。

    見なきゃ良かった。


    ・・・・・こんな会話Kリノさん以来だわ。

    最近、ご無沙汰だけど元気かなぁ。ぽつり。

    2013年
    03月28日
    16:50

    【日記】『イベント、やっと半分。まだ、半分。』





    今朝、ギリギリ会計決算報告書出せた。

    離任式当日ってどうなのよ。

    収支0でやりきったよ。おつりなし・・・・


    CA3J0071.jpg


    下手すると、卒業式の担任より豪華な花。

    私が、持ち帰りたい。

    残金4000円で、記念品も買えたし・・・良い離任式でした。


    三月って、毎年こんなものでしたっけ??

    やたらと、忙しい日々が続いています。

    最近は、刻み携帯入国・執筆。

    早い時間帯に、寝落ち・・・・朝まで爆睡という日々。

    更新もままならない・・・・

    今朝、小学校の離任式・9人の先生のうち、4名の先生をお見送りしました。

    明日は、中学校・校長先生と担任だった先生のお見送り・・・・

    あとは、入学式・二つを残すのみ。

    視力低下のももまんの眼科通院←眼鏡つくらねば・・・・

    カピバラの歯医者の予約~

    春休みが、あっという間に過ぎていく・・・・

    何処にも、連れて行けないジレンマの日々。

    でも、子供達は、毎日出かけてるよね。←それでいいのか?なんか違う。


    夜は、塾につれていかねば・・・・

    くぅーーーーーーっ

    こちらで、じっくり癒される暇もなく

    描き手様の日記をクイック癒しとして、チラ見する日々です。

    4月下旬になれば、落ち着くのかしら?

    あ・四月の初め『春祭り』だった。

    自分に、叱咤激励です。

    あ・・・・昨日、瀬津音さんからメール来ました。

    写真を頂いたのでおすそわけ

    Picture032413_112436.jpg

    【短編】「お昼寝」





    うたた寝は、気持ちいいです。
    夕鈴のお昼寝~。
    日常風景・ほのぼの









    (…ダメ…)
    暖かな日差しに、意識が溶ける。

    明るい日だまり
    柔らかな風
    耳に心良い鳥の声。

    執務室のいつもの定位置。

    扇の下で、夕鈴は、アクビをかみ殺した。
    はずみで目尻に涙が零れる。

    (いけない・・・・いけない。)

    慌てて、居住まいを正すもまた、すぐに睡魔に囚われる。
    陛下も官吏もお仕事を頑張っているのに・・・・
    ただ座っている妃が、うたた寝してどうするの?
    そう、思っているのに・・・・

    温かな日差しが・・・・
    心地よい風が・・・・

    夕鈴を抗えないまどろみへと導いていた。

    黎翔は、先ほどから、夕鈴が気になっていた。
    先ほどから睡魔と闘っているのに気付き
    気になってしょうがなかった。

    時折、身体が揺れて寝ているかと思うと
    はっとして、周囲を見渡し赤くなる。

    その所作が、可愛らしくて面白い。
    ついつい、見飽きず眺めているのだが・・・
    こちらの視線には、まったく気付いていない。

    夕鈴は、気付かれていないと思っているだろう・・・・
    バレバレである。

    今度の何度目かのうたた寝は、本格的だったらしく、ぐらぐらと身体が傾いでいた。

    危なっかしくて、とても見ていられない。
    ようやく、危険を感じて黎翔は夕鈴の傍に来た。

    その瞬間、ぐらり・・・と椅子から落ちるように夕鈴の身体が傾いだ。

    『・・・・危ない。』

    ・・・・ぽすん。

    黎翔は、間一髪で夕鈴の身体を受け止めて、事なきを得る。
    腕の中の、夕鈴は目覚めない。
    黎翔の腕の中で、お日様の香りの夕鈴が、すやすやと寝ていた。

    (・・・・・よほど、眠かったんだね。)

    そのまま、腕の中に抱きなおすと、李順に政務室の一時休憩を言い渡し、夕鈴を抱いて後宮に帰る。

    ふわふわなまどろみにいる夕鈴は、幸せな夢で幸せな微笑を浮かべていた。

    その微笑みに、孤高の狼が癒されるのは、いつものこと。
    優しい口付けを一つ落として、自分の寝台に夕鈴を寝かしつけていった。

    侍女に言伝てを残して・・・・

    《目覚めたら、私の為にお茶を淹れてくれないか。
    君の淹れたお茶が、一番美味い。》 



    2013年
    03月28日
    15:41

    完【長編】黒龍『君を忘れない』13



    或る意味、BUTエンディングとなります。ようやく終わりましたが、自分の力量不足が否めない。
    やはりというか、なんというかこんな可能性もあるかなと。


    それでも、よければ、どぞ。

    続きです。

    眩しい太陽が暖かな陽射しを贈る良く晴れた日。

    小高い丘に作られた小さなお墓に青慎は、白い花を手向けていた。

    真新しい白木の墓には、たくさんの花が手向けられていた。

    『姉さん、未だに信じられないよ。姉さんがこの世に、居ないだなんて・・・』

    『あの日、元気に送り出してくれた姉さんの姿を 僕は、はっきりと覚えてる。』

    『姉さん・・・・・僕、忘れないよ。姉さんのこと。』

    『約束するよ。国試に受かって、絶対官吏になるからね。』

    『天国(そら)から見守っていて。』

    見渡せば、丘には無数の小さなお墓。

    あの大火の日に亡くなった人々の墓だった。

    青慎は、そう祈ると踵を返して姉の墓を立ち去った。

    その姿を遠くから、見ていた寄り添う大小の二つの影。

    青慎の姿が、丘から消えるとその影が

    今、白い花を手向けたばかりの墓の前に来た。

    白木に、濃い墨で書かれた『故 汀 夕鈴』の文字。

    その文字を、小さな影がじっと見つめていた。

    やがて、陽も傾きはじめて・・・・

    小さな影を大きな影が支えるように寄り添って離れていった。

    それっきり、その影は、二度とこの場所を訪れることはなかったという。



                        ー完ー



    2013年
    03月28日
    14:26

    【長編】黒龍『君を忘れない』12



    或る意味、BUTエンディングとなります。しかもまだ終わらない。
    やはりというか、なんというかこんな可能性もあるかなと。


    それでも、よければ、どぞ。

    続きです。

    (え・・・・うちに帰れない?)

    (どういうこと???)

    廻らない頭で、陛下の言葉を反芻してみる。
    信じられない気持ちで、夢だと思いたかった。


    「・・・・陛下、冗談ですよね。」
    夕鈴は、信じたくない気持ちで、陛下に尋ねた。




    『下町の汀夕鈴という娘は、もうこの世には居ない。』

    『あの日、焼け死んだことになっている。』

    『すでに、葬儀は済ませ、墓もある。』

    『君が生きていることを、下町の誰も知らないんだ。』

    『ここに居る君は、私の唯一の妃、夕鈴だ。』

    『汀夕鈴は、死んだんだ。』

    淡々と、事実を告げる黎翔。
    その顔に、冗談は見受けられない。

    墓までもがあるという信じられない話。
    すぐには、信じられないことだった。

    「・・・・嘘。」

    『嘘じゃない。事実だ。』

    『君が昏睡状態の時には、すべてが終わっていた。』

    『私が、あの日君を助け出したことも、後宮に無事でいることも家族は知らない。』

    『私の落ち度だ。』

    『夕鈴、すまない。』

    青ざめ、震える夕鈴をただ抱きしめることしか、黎翔は出来ない。

    『明日、汀夕鈴が亡くなって一月目の墓参りがあるそうだ。』

    『明日、一緒に行こう。』

    『家族に、そっとさよならしよう。』

    『そして、現実を受け入れてくれ。』

    震える背中を陛下の手が摩る。

    夕鈴の耳に、現実感の無い陛下の言葉が、すり抜けていく・・・・・

    (・・・・もう、青慎や父さん、下町のみんなに会えないなんて・・・・)

    夕鈴は、自分の身に何が起こっているのかを理解したくなかった。

    ・・・・続く


    2013年
    03月28日
    14:17

    いまさら、のこのこ出て行けばいいじゃないかという突っ込みは、無しで御願いいたします。

    【日記】お詫び 『君を忘れないをお読みの方に…』

    黒龍『君を忘れない』を読んでいる方へ




    こんにちは
    さくらぱんです。


    いつも、ご愛読ありがとうございます。
    ここ数日読み直して、話が長くなり、だんだん視点がズレてきたように感じました。

    未だに、PCを占領することも叶わず、刻み更新の、もどかしい毎日。


    とりあえず、すべてを完了してから、直したいと思います。

    いましばらくお付き合い下さいませ。

    2013年
    03月28日
    12:38



    完了しました。

    もう、なおしたいところだらけ・・・・

    なのに、内部キリ番が30000越えそうです。

    おあずけですか。おあずけ・・・・

    休む間もなく『甘やかな毒』を書かねば・・・・


    2013年
    03月28日
    17:38

    【長編】黒龍『君を忘れない』11

    或る意味、BUTエンディングとなります。しかもまだ終わらない。
    やはりというか、なんというかこんな可能性もあるかなと。


    それでも、よければ、どぞ。

    続きです。

    それから、月日は流れ…
    目覚めた夕鈴は、医者が驚くほど日に日に元気になっていった。

    胸の痛みも薄れ、目元の包帯も取れて目が見えるようになった。

    陛下は、相変わらず政務で忙しかったが、毎晩必ず夕鈴のもとに訪れていた。

    しかし夕鈴は、いつまで待っても、陛下の口から続きの言葉を聞くことが出来なかった。

    もうそろそろ教えてくれてもいいはず…

    ある晩、しびれをきらした夕鈴は陛下に切り出した。

    「陛下、目も見えるようになりました。」
    「声も出せるようになりました。」
    「…もうそろそろ、私に隠し事を教えてくれてませんか?」







    黎翔は、重く長いため息を漏らして、瞑目した。
    (ああ…もう少しだけ、君に内緒にしたかった…)

    黎翔は、夕鈴にどう話そうかと思案するも…答えは見つからない。

    沈黙の時間だけが過ぎていく…

    黎翔は、手をひいて夕鈴を長椅子の方へ導いた。
    自分の膝に座らせる形に夕鈴を横抱きにする。

    言葉を探しても、見つからない黎翔の紅い瞳。
    僅かな表情さえも見逃さない夕鈴のはしばみ色の瞳。

    かち合う視線とかつてない緊張感が走る。

    夕鈴の不安気な表情を覗きこんでいた黎翔は覚悟を決めた。

    いずれ、君に知れること。
    君には、辛いことだろうけれど、現実を受け入れてもらうしかない。

    この現実を、君は受け入れてくれるだろうか!?

    私は、君に嫌われるのだろうか!?

    黎翔の心は、激しく振り子のように揺れ動く。

    膝に乗せた夕鈴を、愛おしいと感じているからこそ、今から話す真実が、重かった。

    「…陛下、教えて下さい。私が知らない、何を知っているのですか!?」

    夕鈴の言葉に、黎翔は夕鈴の両手を強く握り締める。

    黎翔は、二度目の覚悟を決める。

    夕鈴が受け入れてくれることを信じるしかなかった。

    『夕鈴、今から言う【現実】を受け入れてほしい。』

    『教える代わりに』

    『一つだけ、忘れないで』

    『私は、君を愛してる。ずっと君を守ることを誓うよ。』

    「ありがとうございます。」



    『夕鈴、落ち着いて聞いてほしい。』

    『君は、家には帰れない。』

    『もう、家族には二度と会えないんだ。』

    「…え?」


    ・・・続く




    2013年
    03月28日
    09:59

    【長編】黒龍『君を忘れない』10

    或る意味、BUTエンディングとなります。しかもまだ終わらない。
    やはりというか、なんというかこんな可能性もあるかなと。


    それでも、よければ、どぞ。

    …続き

    夕鈴が落ち着いた頃、抱きしめられていた腕が離れる。
    代わりに柔らかく髪を漉かれる感触。

    『夕鈴、何を聞きたい?』

    夕鈴が、一番知りたかったこと。

    「(せいしんは? かぞくは、ぶじですか?)」

    陛下の衣を掴み、心配げに夕鈴の眉が寄せられる。
    撫でていた陛下の手が、一瞬だけ止まった。
    夕鈴の心臓が、ドキリと、冷たい音で跳ねた。

    『青慎くんも、お父さんもみんな無事だよ。安心するといい。』
    『君の友達の明玉さんも金貸し君もみんな無事だ。』
    『だから夕鈴、……安心して。』


    目が見えないから、夕鈴は、分かってしまった。
    陛下の声が、最後の言葉だけ少し違ったことを。

    「(へいか、なにかかくしてますか?)」
    「(もしかして、だれかおおけがをしたとか)」


    少しだけトーンが落ちた声…
    陛下…私に、何か隠してる!?

    悪い想像ばかりが、働く…

    『誰も怪我などしていないよ。』
    『君に嘘はつかない。安心するといい。』

    『だけど、君に伝えなきゃいけないことがあるんだ。』
    『でも、今は言えない。』
    『君は、目覚めたばかりで、傷も癒えていない。』
    『必ず、君に教えるから』
    『今は、僕を信じて身体を癒やすことに専念してくれないか?』

    今は言えないが、後で必ず教えてくれると言う、陛下の言葉を信じるしかない夕鈴。

    不安はあるが、

    『(…はい。)』

    と言うことだけしか夕鈴には、出来なかった。



    …続く



    2013年
    03月28日
    08:07

    【Yコラボ6】if設定 『老師のどきどきわくわく大作戦☆Ⅶ』



    続きです。

    ところが、黎翔はなかなか眠ることが出来ない。
    仕方がないので、夕鈴の寝顔を見つめることにする。

    無防備に熟睡している夕鈴。
    普段なら、この距離では恥ずかしがり、俯いて顔を越せてはくれない距離だった。しかし、今は、隣で熟睡している。
    至近距離で、改めて見る夕鈴の寝顔は、起きている時よりもあどけく感じた。

    無邪気に眠る愛しくて愛しい人。

    額にかかった金茶の髪を払ってやる。
    秀でた可愛らしいおでこを、黎翔は愛おしく撫でた。

    寝顔を見続けること数刻。
    ようやく布団も温まり、黎翔がうとうとと・・・微睡みに落ちそうになった頃、再び黎翔の目を覚ます事件が起きた。




    春とは、名ばかり…
    夜はひんやりとした冷たい空気が、支配していた。

    寝台の帳の中は、二人分の熱で温かいとはいえ、
    少し布団の外に出ると、流石に寒い。

    いつの間にか、夕鈴の腕が布団から、出ているのに黎翔は気付いた。
    腕の中の夕鈴が、ブルリと大きく身震いする。

    出してしまった腕が、寒くて震えているのだろうか?

    (風邪をひいちゃうよ…夕鈴。)

    黎翔は、夕鈴を心配して
    …布団の中に、夕鈴の腕を戻した筈だった…




    布団からはみ出した夕鈴の腕は、冷え切っていた。
    黎翔は、夕鈴の腕の冷たいぬくもりに
    わずかに眉間に皺を寄せて、腕を布団の中へと戻した。

    温かな黎翔の大きな掌。
    布団に戻した黎翔は、夕鈴の腕から手を離す。

    少しずつ離れていく・・・温かな温もり。
    熟睡中の夕鈴が、突然ピクンと動いた。

    そのまま、温かさを求めて黎翔の腕を掴む。
    あろうことか…その胸に引き寄せてしっかりと抱えてしまった。

    黎翔の腕に、柔らかな夕鈴の胸が当たる。
    無意識の行動とはいえ、いくらなんでもこのままはマズイ。

    起きているときなら、絶対にしない行動に嬉しさよりも焦りだす黎翔。
    とにかく彼女を起こさないように、黎翔は、そおっと腕を外そうとした。

    ところが、離れ行く温もりを嫌がった夕鈴。
    今度は、その白い腕を黎翔の背に廻して、黎翔を抱き枕よろしく
    自ら黎翔にスリ寄り、黎翔を拘束してしまった。


    無意識ゆえの行動とはわかっているのに…

    この夕鈴からの拘束に、すっかり黎翔は目が冴えてしまった。
    愛しい人が、自分の寝台で一緒に眠るだけでも奇跡なのに…

    夕鈴は、スリスリと黎翔の胸に無邪気にスリ寄ってくる。
    ぴったりと寄り添う、愛しい君。

    折角の好機。
    それも夕鈴からの・・・・驚きが喜びに変った黎翔は
    そのまま夕鈴の為、されるがままとなった。

    彼女の背に黎翔も腕を廻して、愛しげに、眠る夕鈴を優しく抱きしめた。
    抱きしめる腕に、力が漲(みなぎ)る

    金茶の柔らかな髪から薫る甘い香りと胸に掛かる甘い吐息。
    黎翔は、頭の芯がしびれてくる感覚に囚われた。

    ―――夕鈴・・・・・・僕だけの愛しい人。
    ―――誰にも渡せない・・・・そして誰にも触れさせはしない。

    独占欲が黎翔の心を徐々に覆い尽くそうとしていた。

    眠る君をこのまま、僕の妻に・・・・

    「う~~~~ん」

    『夕鈴?起きたの?』

    邪な僕の考えを看破するかの様にタイミング良く響く夕鈴の声。
    そしてまた寝息が胸に掛かる

    『起きたんじゃないんだね。』

    黎翔は呟くと、掴まれた腕とは反対の手で優しく金茶の髪を撫で付ける。

    それが気持ちいいのか夕鈴は更に黎翔に擦り寄り、事もあろうか・・・・足まで絡めてきたのだった。



    ・・・・続く


    ああ・・・悪乗りしちゃった。石を投げないで~((((((>_<)。。。。。。

    2013年
    04月17日
    14:22 続きを読む

    【短編】本誌ネタバレ・続『躾のなっていない小犬』






    玉座の王の膝に、可愛らしい狼陛下の唯一無二の妃が居た。
    真っ赤な顔をして、お膝抱っこされていた…

    隣国からの王族の歓迎の宴のことである。

    いつものことなのか、白陽国の関係者は、王と妃のこの行動に平然と対応していた。

    噂以上の熱愛ぶり…
    隣国の使者達は、二人の仲睦まじい様子から、目が離せない。
    どうやら、自分達の話まで聞いてはくれなさそうだった。

    隣国の使者の中には、うら若い王女が居た。
    隣国の責任者らしき男が、チラリと、王女を見るとびっくりした眼差しで、玉座の二人を見ていた。

    (…さて、この雰囲気の中、どうやって、わが国の王女との婚姻を切り出そうか…)

    男は、眉間に皺を寄せて、誰にも分からぬように嘆息した。
    男の思惑は進まず・・・・時間だけが過ぎ行く。

    宴も佳境に入り、熱気に満ちた歓迎の踊りが舞われる。
    酒も肴も進み、華やかな宴に皆が酔いしれた。

    玉座の王も酔いがまわった様子。
    妃を抱き、狼陛下はご機嫌だった。
    ますます、仲睦まじくなる。


    臣下や客など、眼中に無い様子で、妃に睦言を囁いている

    『…夕鈴、先ほどから君の可愛らしい顔が見えない。』

    少し、拗ねた艶やかな狼陛下の声。
    至近距離の妃の耳元で、囁かれたそれは、今まで、真っ赤になって俯いていた妃を、更に赤くさせるにじゅうぶんだった。
    お酒を一滴も飲まない妃が、陛下に酔うように赤くなる。
    俯いたまま、陛下にしか分からない小声でなにかを呟いた。

    その様も、陛下にとっては愛らしいのだろう。
    愛おしさを隠さない紅の瞳が、腕の中の妃を見つめる。

    『…まあ、よい。』

    そう言うと、優雅に長い指先が、ツイと妃の頤(おとがい)を捉えた。
    すると、国王はゆっくりと妃に顔を近づけていった。
    そのまま薔薇色の蕾の唇を奪う。

    …長い長い口付け。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーカツン。

    あまりの口付けの長さに、妃の握り締めていた扇が床に落ちる。

    微(かす)かに涼やかな音をたてる金の髪飾り
    逃げようとする妃を更に深く口付けて戒める国王。

    あっけにとられる使者達と隣国の王女。
    誰も、この二人を止められるものは、居ない。

    狼陛下の寵愛ぶりを見せ付けるかのような濃厚な口付け。
    …ほどなく、ゆっくりと離れていく二人の唇。

    口付けされて、陛下の胸にしなだれる妃。
    妖艶に笑い、脱力して意識が朦朧としている妃を王が連れ去った。

    隣国の使者達のもてなしを臣下に任せて…

    これにより男の計画は、その後も機会を得られぬまま・・・・縁談の計画は失敗となった。

    ……
    ………

    『夕鈴、大丈夫!?』

    「大丈夫じゃありません。」

    真っ赤になった夕鈴は、力の抜けた身体を陛下に預けたまま・・・・
    抱きかかえられながら、渡り廊下を自室へと移動していた。

    「…陛下は、やり過ぎなんです。」

    「あんな公衆の面前で、恥ずかしい・・・・」

    「口付けなんて、いらなかったのでは、ないですか!?」



    『手っ取り早く、終わらせたかったんだよ。』

    『効果バツグンだったでしょう!!』

    『縁談の話も出なかったし♪』




    「…陛下。毎回、それで、口付けするの止めてくれませんか?」

    「私の嫁の貰い手が無くなります。」

    『大丈夫。ちゃんと責任もつからね。』



    ニコニコ笑顔の小犬陛下に、真っ赤な兎は、本気で怒っても陛下には効いていなかった。

    深いため息しかでない夕鈴。
    真っ赤な顔で怒り出す兎を、可愛らしいと思う狼の包囲網は、狭まるばかり・・・。

    追い詰められている兎が、そのことにいつ気付くのだろうか!?



    2013年
    03月27日
    20:09

    【Yコラボ6】if設定 『老師のどきどきわくわく大作戦☆Ⅷ』


    続きです。

    【幕間】

    「じいちゃん、さっき、お妃ちゃんの悲鳴が聞こえたよ~」

    『わしにも、聞こえた。』

    『うまくいったのかのう? 』

    ご機嫌で、酒を酌み交わす二人。
    この二人の策略により、黎翔がかつてない困難な状況に陥っているとも知らず、
    順調な計画に酔いしれて、祝杯をかわしていた。

    「今まで、じれったいほど、ガマンだったからね~。」

    「陛下、お妃ちゃんに、がっついてるんじゃね? 」

    「さっきの悲鳴といい・・・陛下、お妃ちゃんに無理させてないよね。」

    「明日の朝は、二人共寝室から出ないんじゃねの~? 」

    視線がぶつかり喜びあう二人



    『それにしても、此処まで作戦が上手くいくとは思わんかったがなぁ~』

    「じいちゃんのあの鍵の掛け方の念の入れようには、さすがのオレっちも引いたからね~~あそこまでしなくても!!と思ったよ~~」

    『いや、あれくらいせんとあの二人はダメなんじゃよ。』

    お酒も入り、悦に入る張元。
    今夜は祭りだ~~と踊りだす浩大。




    「じいちゃん、静かすぎね?・・・・」

    しばらくたち、浩大が様子を見に行った。
    睦まじく二人寄り添い同じ寝台に寝ていると言う報告に
    張元は、色めきだつ。


    『ほんに、うまくいったのう。』

    「じいちゃん、明日は逃げたほうがいんじゃね?」

    『そのへんは、ぬかりない。』

    『明日は、持病の腰痛が再発する日じゃ・・・』←(笑)

    これで、陛下の御子が抱けると涙ぐむ張元。
    明日はご馳走だ~~と喜ぶ浩大。

    そんな浮かれた二人は知る由もない・・・・・黎翔の寝室で繰り広げられている困った事態など_______。

    明日の運命は誰が知る?的な状況が迫っている事を、後宮管理室で御満悦な二人には到底思いつく事はなかったのであった。


    ・・・・続く

    2013年
    04月17日
    14:27

    コラボが、何処に向かっているのか分からない。
    私にもよゆままにも分からない。暴走中。