花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    2012年06月 の記事一覧

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    粉粧楼 Ⅰ  ~ふんしょうろう~

    政務室のいつもの光景
    そのはずだった・・・
    ただ一つをのぞいて

    陛下の気分が悪そうだ
    いつもより青ざめた顔色は気のせいではなくて
    先ほどから書き損じも多い

    今にも倒れそうな陛下と
    仕事になりませんとこぼす李順

    真っ青な陛下の顔を
    扇越しに伺う
    こんなことは、初めてだった

    どうしても眉間に縦しわが、寄ってしまう。
    夕鈴は、陛下が心配で気が気じゃない。

    怪訝な様子の私に、すぐに反応を示す陛下が、気づかない。
    よほど、具合が悪いのだろう
    余計に心配になった。

    いつもより寝不足なのは知っていた。
    先月から忙しいとこぼしていたことも知っている。

    演技上手な陛下のこと
    こんなになるまで、誰も気づいてあげられなかったとは・・・

    夕鈴は唇を嚙みしめる

    様子に耐え切れなくなった時
    小休憩の時を知らせる鐘が鳴る

    夕鈴は、慌てて李順から、陛下の午後からの休みをもぎ取った。



    ・・・続く
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    黒龍 『激闘編 2』

    ※こちらは、原作には、出てこない黎翔の愛馬『黒龍』のページです。
    捏造しております。自己責任で、お読みください。 2012.08.05.さくらぱん







    なめし革の握り柄が、汗と敵の返り血とで滑り出す。
    馬上の黎翔の両刃(もろは)の得物(えもの)
    何人を刀錆(かたなさび)にしても、刃こぼれする様子もない。
    成人した折に、師匠である将軍から貰った業物(わざもの)
    黎翔の手に良く馴染んだ。
    重量のある得物(えもの)を軽々と、まるで剣舞(けんぶ)のように振りかざしてゆく 。

    いつしか黎翔の周囲には、敵が一人も居なかった


    そのとき、東西から砂埃(すなぼこり)をあげて、砂塵(さじん)が近付く。
    陽炎(かげろう)だったゆらめきは、
    その姿をはっきりと、とらえることができた。
    黎翔の軍に一瞬、緊張が走る。しかし杞憂(きゆう)だったらしい。

    挟み撃ちの指示をだした味方の軍だった。
    李順率いる精鋭部隊と、浩大率いる騎馬隊である。

    李順軍から単騎で駆け出す李順。
    李順の怒声が黎翔の耳に届く 。

    「部隊揃ってからの一斉攻撃ではなかったのですか?」

    黎翔に怒りながら宥めることができるのは、李順ぐらいだった。
    いたずらが、見つかったような笑顔で、黎翔は答えた。

    「そう怒るな」

    「先に楽しませてもらっただけだ。」

    そう話す黎翔の瞳は、冷たく酷薄に輝き、愉悦にあふれていた。



                 ー黒龍『激闘編』完ー


    2012.06.28.


    【もくじ】黒龍シリーズ

    粉粧楼 Ⅱ ~ふんしょうろう~

    お昼は、陛下と粉粧楼の咲く四苛で食事を摂った。
    満開の粉粧楼の花は、ころころとまあるく、幾重にも可愛らしく花弁を重ね重さでうつむいている。重なる花弁は、ほぼ白く、中心だけがほんのりとピンクに色づいていた。

    見ているだけで、心慰められる花を愛でつつ、静かに時は過ぎる。

    やがて、夕鈴から、お茶が出された。
    いつもと違うお茶の色と香りに、陛下が夕鈴の顔を見る

    「今日は、陛下がお疲れのようですから、ハーブ茶にしてみました。」
    「カモミールといって、とても良く効くそうですよ。」
    「ありがとう! 夕鈴!」

    こくりと一口飲んでみる
    ハーブの独特の味がする。なんか効きそう。

    「気配りしてくれる、お嫁さんもらって私は幸せだな。」

    そういって、夕鈴に嬉しそうに笑い、陛下は一気に残りを飲み干した。


    侍女たちの食事の片付けが終わるとともに、夕鈴は人払いをお願いした。


    粉粧楼は、午後の日差しを浴びて輝いている
    涼やかな木陰の長椅子に二人並んだ。

    突然、夕鈴から陛下の手が握られる
    めずらしい君の行動に、僕の心臓は跳ねた

    「陛下、お仕事しすぎです。」
    「少し、お休みください。」

    そのまま、腕を引かれ君の膝の上へ
    どきどきする心臓の音とともに、夕鈴の体温を感じる。
    膝枕だ。

    「こちらで、少しお休みください。」
    「私が、起こしてさしあげます。」

    黎翔は、眠るつもりはなかったのだが・・・・
    やがて、安らかな寝息が聞こえてきた。


    (よほど、疲れていたのね。)

    私の膝でやすらかな寝顔の陛下の姿に安堵する。

    様子を伺い、大丈夫と知ると、女官長を呼び寄せて、
    陛下に毛布をかけてもらう。

    陛下が目覚めるまで、そのまま人払いをお願いする。

    (あなたの眠りを守りたい。)

    ささやかな願いは叶って、あなたは夢の中に・・・・

    ふわっと、重なるように、やさしく陛下を抱きしめる。
    あなたの眠りの邪魔にならないようにそっとやさしく。

    (どうか、起きたら)
    (いつものように)
    (元気な笑顔を見せてほしいの。)

    愛しい気持ちといたわりを込めて、
    陛下のこめかみに 夕鈴はそっと静かに口付けた。

    ー完ー

    ☆【詩文】『月と太陽』




    真昼と夜が交差する時
    冴えわたる月が夜空を昇る

    たそがれの茜の色はすで淡く
    世界は薄墨の色に染まる

    君は月を見上げ
    僕のようだとつぶやいた

    冷たく美しいこの月は
    まるで、狼陛下のようだと
    何人にも惑わされない孤高の月

    そして

    あまねく世界に降り注ぐ月の光
    慈しみさえ感じる光は
    本当の陛下のよう。

    そんなことを君は言う

    月明かりに照らされた
    君の姿は儚げで・・・

    常とは違う言葉は
    僕を翻弄する

    こだまする
    君のつぶやきは
    僕の凍えた心を暖める

    いつでも僕を暖めてくれる君
    僕が月なら
    君は僕の太陽だ。



    2012年
    06月26日
    13:32

    【短編】うさぎぱん




    『へぇ♪今日の朝食は、うさぎパンなんだ♪』

    『夕鈴、うさぎパン食べていい?』

    『なんで、私に了解とるのですか?』

    『だって、うさぎパンだよ!!』

    『夕鈴、うさぎなんだから、やっぱり、了解得ないと…』

    『ねぇ、夕鈴、うさぎ食べちゃっていいよね♪』

    『そんなに食べたかったら、どうぞ。』 (了承得なくても、所詮うさぎぱんなんだし…)

    『えっ!!いいの♪』

    『じゃあ、遠慮なく』

    『いただきまぁす♪』

    …かばっ♪

    『きゃああああ…!』

    ペロリとうさぎさん美味しくいただきました☆陛下にゃ栄養まんてんですね。ふふふ…



    2012年
    06月25日
    09:12 続きを読む

    ☆【詩文】あとなんこ  つぶやきます・・・・



    ぽくぽく歩く・・・みんながB を選べという・・・ ゴールはどこに?


    ラストは爆弾!!!

    2012年
    06月13日
    16:27

    【短編】「コレクション」恋人の日限定コミュ 翡翠の泉 後日談

    夕方に、老子から渡された
    行李箱
    中身は色とりどりの女物
    黎翔のコレクションだという
    その物は
    ひどく夕鈴を傷つけた
    大きな瞳からぽろぽろと涙が零れ落ちる。
    あとからあとから
    ぽろぽろと・・・
    悪い考えしか思い浮かばない。
    老子の言葉が頭から離れない。

    しばらく、ぽろぽろと泣いていたら、
    いつの間にか黎翔が来ていた。
    「どうしたの?」
    慌てる黎翔の抱擁を拒絶し、彼から離れる。
    「夕鈴?」
    「黎翔様ひどいです。わかってはいても・・・私・・・。」
    大きな涙を零しながら必死で言葉をつづる
    「わからないよ、夕鈴?」
    「落ちついて?」
    すっと夕鈴は長いすに置いた行李を指差す。
    それを見た、黎翔は、気づく
    夕鈴が、なぜ泣いているのかを。
    「・・・これを誰から?」
    「老子からです。」
    「陛下のコレクションだとききました。」
    話している間にも、ほろほろと頬を伝う・・・

    確かに私のものだが、夕鈴が考えているようなものではないのだが・・・

    無理やり抱きしめて、君の苦手な狼の声色で囁く
    「君はかんちがいしている。」
    「たしかに私のコレクションだ。」
    「ただし、君のだよ。」
    「!!!」
    その言葉で、流れていた涙は引っこんでしまった。

    また、老子にだまされた。
    「陛下のコレクション。」⇔陛下の食べた女の人のものと聞いたのだったから

    狼を拒絶した兎はそれはそれは美味しく狼にたべられてしまいましたとさ。 

    ー完ー



     翡翠の泉『湖緑 フーリュー』へ 続きを読む

    【詩文】「心の万華鏡」白陽国SNS地区・恋人の日限定コミュ

    後宮の景色を
    水晶球に映して
    次々と変化する筒の中の景色を
    飽きずに夕鈴は、くるくると眺める

    陛下から
    いただいた
    あの日の夜のプレゼント

    水晶球が作る
    夢の世界に
    浸りながら
    巡る世界に浸っていたら

    急に
    陛下がたくさん現れて
    心臓が
    跳ね上がった


    2012.06.12.

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    小犬のささやかな幸せ 2

    「・・・あ。」

    先を進む僕に君の声が聞こえた。
    何かを見つけたような小さな声を僕は聞き逃さない。
    「どうしたの?」
    と彼女に聞くと。
    「あれ見たいです!」
    人ごみを避けるように、小さなこじんまりとした露天があった。
    なにやら、商品なのだろう。
    夜道を照らす提灯の明かりに照らされ、きらきら素敵に輝いている。
    夕鈴の興味をひいた物に強く興味を引かれ二人はお店に向かった。

    商品は、形は違えど同じものだという。
    異国の珍しいものだと恰幅の良い客うけする笑顔の店主はそう言った。
    「万華鏡」というらしい。
    何故か、万華鏡の商品の中に茶碗に挿した花が一輪生けてあった。
    店主はかわるがわる夕鈴と僕を交互に見た
    何かに納得するようにうなづくと・・・・
    店の奥から、商品を取り出し、同じものを僕らに手渡した。
    細工の精緻なそれは、明らかに店先の商品より高価な品だった。
    形も違っていた。
    店先の商品は、ただの円筒形なだけの商品で、装飾に綺麗な紙が巻かれていた。
    渡された商品は、円筒形の片側に、丸い水晶球がはめ込まれていた。
    円筒形の筒の部分は、銀と紅い貴石で精緻な装飾がされている。
    明らかに、形も細工も違うのに、同じ万華鏡なのだという。

    「球体万華鏡です。お嬢さん、覗き穴から水晶球を通してそこのお花を見てごらんなさい。」
    店主の言うがままに夕鈴は一輪挿しの花を覗き見る

    「わぁ! すごい!!!」
    「李翔さん、これすごいです!!」
    夕鈴の万華鏡の中には、たくさんの花々
    まるでお花畑に居るような光景に、夕鈴の瞳が輝いている。

    その夕鈴をかわいいなと思い眺めていると
    突然、店主から袖を引かれた
    そのまま小声で、隣の彼女を万華鏡越しに見ろという。
    いわれるがまま覗くと、

    「!!!!」
    見えない幻のしっぽが、高速でぱたぱたと振り出した。

    「二つでいくらだ?」
    「コレをもらおう!!」
    そのまま李翔は、値切りもせず店主の言い値で二つ買い、いそいそと大事そうに懐にしまった。

    急な展開についていけない夕鈴だけが、ぽつんと取り残された。



    ー完ー



    ・・・続く

    小犬のささやかな幸せ 1 祝!恋人の日

    先ほどから、ふくれっつらの小犬が隣を歩く
    なぜって
    さっきから、
    私が断ってばかりだから

    小犬の要求は呑めない
    (だって、私は臨時なのよ)
    (本気になんて、させないで・・・)

    横目で苦笑しつつも
    ため息しか出てこない
    目に鮮やかな夜市の出店は
    にぎやかな輝きと共に
    人々に輝きをふりまく

    特別なことなんて
    無くてもいい
    閉じ込めた思いに
    気づかないで・・・
    揺れる瞳で
    喧騒の中をそぞろ歩く
    貴方の辿る道を
    私は必死でついてゆくから


    僕は、真剣に今日の思い出になるものを探している
    君の好みはいまひとつわからない。
    さっきから、君は断ってばかりだ。
    ついつい頬がふくらんでしまう。
    いつもこんなに近い距離に僕らはいるというのに・・・。
    何一つ君が分らなくなる。
    距離が近すぎるせいなのか?
    どうか、僕の気持ちに早く気づいて!




    ・・・続く

    【詩文】「わたあめ」白陽国SNS地区・恋人の日限定コミュ

    夜店で買った
    わたあめを
    きみは
    美味しそうに
    食べる

    君の
    鼻先についた
    わたあめの味は
    きみのように
    ふんわりとして
    僕の口の中で
    甘く溶けた



    ・・・続く

    2012.06.12.【書庫】★恋人の日祭

    2012.06.12.《限定とぴ・恋人の日》

    祭だ。まつりだ。
    恋人の日祭開催中!!

    恋人の日限定とぴを瀬津音さんのコミュで開催中。

    さっそく、さくらぱん参加してきました。
    短いですが、デートさせています。新作です。しかも現代版。
    一日向こうに置いてますのであちらでしか読めません。

    昨日の作品に祭の一文字つけました。

    さあ、みなさん、奮ってご参加を!!!
    わっしょい!
    わっしょい! わっしょい!  わっしょい!
    祝!!恋人の日!!!
    みんな、そろって、わっしょい!  わっしょい!

    2012年
    06月12日
    04:48

    恋人の日限定コミュ
    恋人の日1☆【短編】「平日デート」限定コミュ
    恋人の日2☆【詩文】「心の万華鏡」限定コミュ
    恋人の日3☆【詩文】「足跡」限定コミュ
    恋人の日4☆【詩文】「情熱の檻」限定コミュ
    恋人の日5☆【詩文】黒龍「恋人」限定コミュ
    恋人の日6☆【詩文】「わたあめ」限定コミュ
    恋人の日7☆【短編】「運命」恋人の日限定コミュ
    恋人の日8☆【詩文】「夜の帳」限定コミュ
    恋人の日9☆【詩文】「夜光虫」限定コミュ
    恋人の日10☆【詩文】黒龍 「流星雨」限定コミュ
    恋人の日11☆【短編】「コレクション」限定コミュ

    恋人の日後夜祭

    【短編】「平日デート」恋人の日限定コミュ

    黎翔のビルがある
    オフィス街に近い穴場のデートスポット
    ひざしを浴びてきらきら輝く池がある
    その池に熱々の恋人たちがいた。

    「黎翔さん、ほんとにコレでよかったんですか?」
    とまどった顔の夕鈴が黎翔に問いかける。
    池の水が、反射してまぶしい。

    「一度夕鈴と乗ってみたかったんだ・・・コレ!」
    がこがこと白い白鳥ボートが進む
    白鳥のペダルを漕ぐたびに、かわいい夕鈴の膝が上下する・・・
    本当に楽しそうな小犬がはしゃぐ。
    「・・・それに・・・・」

    「これなら、君といつでもKISSできる」
    小犬から狼にすばやく切り替わり唇を奪われてしまった。
    ここでは、誰にも邪魔されない。
    二人だけのひととき・・・・

    「はぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

    堂々と進む白鳥ボートを偵察する人物。
    こんなこととは、おもいましたが・・・頭の痛い。
    午後の会議をすっぽかして消えた社長を探す。
    だいたいの検討はついてはいた。
    ・・・しかしこれは。
    黎翔のオフィスから双眼鏡で黎翔を探していた李順。
    そんな二人の様子に、盛大なため息しか出てこない。

    あんな姿はとても社員にみせられない・・・
    連れ戻したくても、池の中。

    盛大に頭痛のする頭を両手でかかえる李順だった。

    2012年
    06月12日
    09:35

    ☆【詩文】黒龍 「流星雨」恋人の日限定コミュ

    朔の夜
    陛下に誘われ
    黒龍で
    王領地の丘へ
    降るような輝く星空が
    瞬く間に
    流星雨に変わる
    「・・・きれい。」
    「夕鈴に見せたくて・・・」
    優しくささやく彼に寄り添う。
    「ありがとうございます。黎翔様。」

    流星雨の夜空
    時が止まったかような感覚になる

    「夕鈴」
    「はい。黎翔様。」
    「一生愛しているよ。」
    囁きとともに
    やさしい口付けがふる
    もう視界は貴方しか見えない

    恋人たちの夜は永遠に続く

    ☆【詩文】黒龍「恋人」恋人の日限定コミュ

    黒龍に乗り
    ふたり
    雄大な平原を
    駆け抜ける

    腕に
    いとしい恋人の
    熱を感じながら
    汗でにじむ
    背に
    君の手のひらを感じる

    自然が
    綺麗だと
    君は笑うが
    私にとって
    一番は君だ

    青い空のように
    澄み切った笑顔に
    僕は何度
    癒されたのだろうか

    恋人の日1☆【短編】「平日デート」限定コミュ

    黎翔のビルがある
    オフィス街に近い穴場のデートスポット
    ひざしを浴びてきらきら輝く池がある
    その池に熱々の恋人たちがいた。

    「黎翔さん、ほんとにコレでよかったんですか?」
    とまどった顔の夕鈴が黎翔に問いかける。
    池の水が、反射してまぶしい。

    「一度夕鈴と乗ってみたかったんだ・・・コレ!」
    がこがこと白い白鳥ボートが進む
    白鳥のペダルを漕ぐたびに、かわいい夕鈴の膝が上下する・・・
    本当に楽しそうな子犬がはしゃぐ。
    「・・・それに・・・・」

    「これなら、君といつでもKISSできる」
    子犬から狼にすばやく切り替わり唇を奪われてしまった。
    ここでは、誰にも邪魔されない。
    二人だけのひととき・・・・

    「はぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

    堂々と進む白鳥ボートを偵察する人物。
    こんなこととは、おもいましたが・・・頭の痛い。
    午後の会議をすっぽかして消えた社長を探す。
    だいたいの検討はついてはいた。
    ・・・しかしこれは。
    黎翔のオフィスから双眼鏡で黎翔を探していた李順。
    そんな二人の様子に、盛大なため息しか出てこない。

    あんな姿はとても社員にみせられない・・・
    連れ戻したくても、池の中。

    盛大に頭痛のする頭を両手でかかえる李順だった。



    2012年
    06月12日
    04:34

    恋人の日2☆【詩文】「心の万華鏡」限定コミュ





    夕鈴は
    後宮の景色を
    水晶球に映して

    次々と変化する
    筒の中の景色を
    飽きずに
    くるくると眺める

    陛下から
    いただいた
    あの日の夜のプレゼント

    水晶球が作る
    夢の世界に
    ただよい
    巡る世界に
    浸っていたら

    急に
    陛下が
    たくさん現れて

    心臓が
    どきん
    跳ね上がった




    2012年
    06月12日
    08:32

     黒龍 翡翠の泉「湖緑 フーリュー」

    さっきから夕鈴は目のやり場に困っていた
    翡翠の泉のほとり
    木陰に一人、黎翔と黒龍を待っていたのだが・・

    (どうしよう・・・ほんとに困るんですけど・・・)
    お弁当作って、遠乗りに出かけようといわれたのは昨日で・・・
    今朝から、張り切って作ったお弁当はここにあって・・・

    きらきらと輝く翡翠の泉の中に
    黎翔と黒龍はいた。
    正確にいえば、黎翔が黒龍を洗っていた。
    大切な主としての仕事なのだという。

    大切な仕事をしている黎翔の姿が、問題だった
    一生懸命に洗う黎翔の姿は、上半身裸。
    しかも、水に濡れている。
    (すごく色っぽいんですけど・・・)
    無駄の無いたくましい筋肉の黎翔の体に
    赤面がとまらない。
    心拍数が上がる
    視線を彷徨わすもまた見てしまう。
    さっきから、その繰り返しだった。

    「夕鈴、つまんないでしょ?」
    「一緒に水浴びしよう?」
    「夕鈴の水着あるよ。」

    「・・・え・遠慮します。」
    ぜったいに無理、近くに行くなんてダメだわ。
    ぶーぶー口を尖らせ不満げな黎翔を無視して
    心の平安を優先する夕鈴だった。

    ー完ー



    【短編】 黒龍「黄蝶の楽園」※大量の蝶が出てきます。蝶や羽虫が苦手の方は、避けてください。 続きを読む

    黒龍の馬房

    熱く軍馬に燃える馬談の部屋です。

    黒龍  ~黎翔の非常に複雑な思い~ 種のタネ

    1. 黎翔はよほど黒龍に懐かれなかったと考えています。
    噛まれ、落馬し、蹴られ、たまには、池に落とされた!?
    散々な苦い思い出があるのに、あっさり夕鈴に懐くのですから。
    ぷくくく・・・黎翔かわいそう。

    2. 夕鈴は、街中の庶民なので、荷馬車・荷車の商業馬は、見ていますが、
    軍馬と接するのは、初めてと考えました。
    もちろん、軍馬用馬房や運動場は、はじめての設定です。

    3. 黎翔が黒龍に使う馬倉は、3つあると思います。
    遠乗り・狩用と式典用と戦場用です。
    今回は、遠乗り・狩用です。
    どれを使うにしろ、乗る部分は、乗りやすいように滑らかに黒漆に押さえられています。
    普段使いは、たずなも黒皮ですね。
    式典だけは、馬倉の外側に豪華な装飾があるのでしょう。
    式典用たずなは、黎翔の衣装に合わせて豪華と思います。
    夕鈴を乗せるのに、血塗られた戦場用を使わないと思います。
    夕鈴命ですから。

    4 .橋シリーズの種のタネ
    橋シリーズでは、衣装の色に悩みました。
    街中の式典にふさわしいのは、何色だろうと。
    黄色(中国皇帝色)・紫(ヨーロッパ皇帝色)・深紅
    普段、見慣れない民衆に王と分かる衣装って難しくて。
    結局、結婚式ネタ使いました。
    黒龍には、式典用豪華な馬倉がつけられてますから、
    黒龍&黎翔&夕鈴の組み合わせは、つくづくド派手ですね。
    ほんとに、絢爛豪華な組み合わせを、さくらぱん、見たいですっっ。

    5.黒龍の不穏なる月・種のタネ
    騎乗用めがねについて、これがないと、虫が目に入ります。
    さくらぱんも、学生時代痛い思い出が・・・。
    戦闘中は、返り血が目に入らない等の目的があります。
    .
    黒龍のイメージに一番にてる奴。昔、北斗の○でラ王が乗っていた馬です。痺れますよね。
    .
    奴のイメージで、黒の軍馬用黒鎖の鎖帷子に黒漆の馬倉、黒漆のあぶみ手綱や留め具も黒のなめし皮。要所要所は金属で
    巻いてます。上に馬体ヲきずつけかいよう更に綿ヲ入れたなめし皮で巻いてます。黒龍は、黒の艶々トリートメントビロードですから、それにつや消しの馬具が乗ります。


    まつげに縁取られたウルウルの黒い瞳ですが、戦闘中は充血し赤く見えます。興奮時は、首もとの血管強く浮き上がります。
    それで、敵をにらみ石にさせます。
    .. .

    【詩文】『恋の結晶 』    祝・時の記念日


    止まったばかりの砂時計
    閉じ込めてきた
    思いの結晶が
    融けてゆく

    私の唇に
    貴方の熱がふれる
    私の胸の鼓動が
    踊りだす

    すべてを見透かす
    深い瞳に
    いずれ
    私は貴方に
    とらわれてしまうの・・・



    2012年
    06月10日
    05:48

    【書庫】黒龍「詩文」

    5.黒龍【詩文】 
    2014.01.03.【詩文】黒龍『初駒ーはつこまー』

    2013.03.10.【詩文】黒龍・激闘編『不穏なる月』

    2012.12.26.【詩文】黒龍 「斜陽 -しゃようー」

    2012.10.05.【詩文】黒龍『曼珠沙華』 ※甘くない黒龍でのお散歩

    2012.09.01.【詩文】黒龍『月見草』 

    2012.06.12.【詩文】黒龍 「流星雨」恋人の日限定コミュ

    2012.06.12.【詩文】黒龍「恋人」恋人の日限定コミュ



    恋人の日3☆【詩文】「足跡」限定コミュ


    唇の熱が
    消えないうちに
    貴方の肌に
    足跡を残す
    情熱を抑えた
    裸の気持ちは
    消えないままに
    貴方の肌に残る



    2012年
    06月12日
    09:17

    『翡翠の泉の底・・・ 夕鈴編』 種のタネ

    真珠は、淡水真珠を意味しています。小粒ですが、素敵ですよね。

    淡水パールや芥子パールそれとマザー・オブ・パールをよく、
    さくらぱんは、ビーズ細工で使います。
    ただしコレは、三月限定の食指・・・なぜか三月しか作りません。
    淡い輝きは柔らかい印象で重宝します。

    翡翠の泉の底・・・のタネの種
    水中での髪の色・・・金にしようか悩みましたが・・・・泉の底ですし、
    水面からの光だけと考えると夕鈴の髪は、金茶になりました。
    逆に、水面近くの夕鈴を、泉の底から見上げると、金色に見える設定です。

    そりゃ・・・・見つけますよ!!! 陛下ですもん。

    【詩文】『琥珀』    祝!!時の記念日


    二人で
    見詰め合う
    時間が
    惜しい

    甘く
    とろける
    kissの
    時を
    止めて

    二人で
    溶け合う
    甘くて苦い
    琥珀のkissを・・・



    2012年
    06月09日
    18:11

    【短編】黒龍  翡翠の泉の底・・・ 夕鈴編

    ・・・・・・・こぽ・・・・こぽっ


    ・・・・こぽっ・・・ぽ・・・・


    翡翠の泉の底の幻想風景
    私もその一部になる


    揺らめく水中の銀の泡
    泉の底から次々と湧き出る水


    清冽な白陽国の
    何万年前かの雪解け水が・・・・
    時を越え・・・形を変えて・・・翡翠の泉を満たす
    そんな話を貴方は教えてくれた。


    気の遠くなるような年月を過ごしてきた水は
    ゆっくりと私を包み・・・・潤い・・・・癒してくれる。


    銀の泡を縫うように
    小魚たちが、群れをつくり泳いでゆく

    柔らかな緑の藻の森
    森の枝にも銀の実でいっぱい
    何度、目にしても感動するこの風景に

    ほら・・・
    貴方の姿が、加わる

    漆黒の黒髪を藻のように揺らめかせて
    銀の泡を身にまとい
    泉の底の私にまっすぐに・・・





    ひとときの幸せ
    泉の底の・・・
    私だけの至福の幻想風景


    ー完ー


    2012.08.11.さくらぱん


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    ☆【短編】黒龍  翡翠の泉の底・・・ 黎翔編

    翡翠の泉の底で

    次々と・・・・・・泡立ち

    ゆらめく銀色の

    泡を身にまとい


    ・・・・・・夕鈴。
    僕の真珠が光り輝く。

    次々と溢れ零れる銀色の泡は、
    はるか水面のかなた天空に憧れて
    揺らぎながら水中を昇り行く

    香り放つごとく
    滲み出る真珠色(きみ)の光

    水底でもえたつように
    揺らめく金茶の髪…
    その白い腕(かいな)で水をかく…

    柔らかな微笑みに、僕は惹きつけられてやまない。

    君の放つ
    優しい光が、まぶしくて。

    どこにいても・・・・君を見つける

    隠れていても・・・君を探せる

    ・・・・・・夕鈴

    君を…我が手に。

    ー完ー






    【短編】黒龍  翡翠の泉 『翡翠の泉の底・・・ 夕鈴編』 続きを読む

    翡翠の泉 コミュにて回収種の水着のタネ 6/5 

    さくらぱんが、今製作中で悩んでいる、黒龍ネタの夕鈴の水着
    昔の海女さんみたいにしようかな・・・と。
    海女さんの単衣、で太ももぎりぎりライン。
    紐パン(女性用フンドシ)。
    これって有ですか?
    引き出し開けると、赤・黒・白の目にも鮮やかな紐ぱんが並ぶ図
    紐ぱんは、庶民用なのですが、李翔がこつこつと用意。

    妃衣装はラインが出るので、下着類 何も着けてはいけない。



    激しく後悔中のネタ
    紐パンツコレクションが黎翔のものだった場合。
    今まで食べちゃった人の数!?
                                  スミマセン。


    6/5 瀬津音さん談
    紐ぱんは陛下収集ですかっ!?それは…下町行った時に集めたんでしょうね…。
    通い詰めてた店では

    「ほら、また来たわよ!あの男っ!!」
    「何か来る度に新作買いあさって行くわよねー」
    「なんかぶつぶつ呟いてるし。…ちょっとコワイわよね」
    「どんな奥さんなのかしら」
    「でも顔は良さそうよ」
    「…でも買いあさるってどうよ?」

    みたいな会話が交わされるに違いない       6/5

    【短編】黒龍  翡翠の底・・・   ※要注意!!! 陛下おばかです。

    いつものように、遠乗りの休憩は、翡翠の泉

    蝉の喧騒が騒がしい森の中

    王領地とあって、人影はなく

    いつものように二人っきりの世界にいる

    夏空は、高く・・・・虫たちは、今を盛りに飛びまわる

    涼をもとめて集うのは、虫も人も同じか・・・・


    シュルリ・・・

    騒がしい虫の音に混じり、

    夕鈴の帯を解く、衣擦れの音を僕の耳が捕らえる

    いつものように、周囲に気を配り、耳をそばだてて、

    無防備な君を守りたい僕に、いつもの悩ましい音が聞こえてきて・・・

    僕の妄想を掻きたてる。




    僕から見えない、茂みの奥で、いつものように衣を脱ぎ、

    きっと君は、無防備に水着に着替えていることだろう・・・・

    ゆっくりと・・・白い肩から落ちる衣・・・

    期待に上気した肌から滑り落ちる

    冷たい水に、期待する無垢な瞳は、輝きに満ちて・・・




    もうすぐ、僕の眼の前に現れるだろう君に、

    不審がられるだろうことを予想して、慌てて妄想を振り払う。

    冷たい泉の水に、飛び込んで、泉の底に僕の邪な思いを沈め、閉じ込めた


    ー完ー


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    恋人の日4☆【詩文】「情熱の檻」限定コミュ




    狼の瞳で
    たどる
    貴方の
    指先が
    私の唇をなぞる
    ぞくぞくする
    感覚と熱を
    背に
    感じながら・・・
    潤んだ瞳で
    貴方の姿を捕えた。



    2012年
    06月12日
    09:46

    黒龍  翡翠の泉 3  完

    (これは・・・!)

    水着に着替えた夕鈴の姿に
    急に黎翔は落ち着かなくなる。

    短い一重の衣は、太ももまでで
    あわく薄く桃色に染まる足がまぶしい。

    それ以上視線を上げることが、出来ない。
    落ち着かない黎翔の視線に不安になり
    夕鈴は黎翔に声をかけた。

    『・・・あの、へんですか?』

    不安げにかぼそい夕鈴の声で
    我に返る

    顔には、羞恥に赤く染まりつつ、不安げな彼女がそこにいた。
    (・・・・まいったな。)
    『いや、なんでもないよ』
    勤めて自然に、夕鈴の手を取り、翡翠の水に身を浸した。

    夏の午後のきらめきが、穏やかに泉に流れていった。



                          ―完―


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