花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    橋ネタシリーズの種のネタ

    橋ネタシリーズが終わり、さくらぱん、ホッとしています。

    ゲスト様とのメッセージ交換で盛り上がった橋ネタシリーズの種のネタをちょこっとバラします。
    視点が変わると3倍美味しいかと思いまして(笑)

    1.花籠&黎翔大逃亡
    少しでも、着飾った夕鈴を黎翔以外に見せたくなくての策です。
    御簾が、捲れるのも嫌だったみたいです。
    夕鈴苦労すると思います。

    2.爆竹、花籠、楽団、獅子舞、深紅の一対の衣装
    中国の現在でも行っている結婚式のやりかた
    (なんとなく衣装は気づいてました夕鈴は!!)

    3.四匹の龍
    上流の方向は氾濫を睨み
    下流の方向は津波を睨んでおります。
    さくらぱん内陸ですが、宮城なもので。

    4.蝶の小箱
    黎翔の夕鈴サービスです。
    方淵に陛下前日確認させてます。
    方淵も手配するの大変だったと思います。
    もしかして、橋より蝶が値段高い?

    橋の欄干、百花繚乱に合わせ蝶にしました。
    さくらぱんのイメージでは、色んな蝶が青空に舞ってます。
    モンシロチョウだけでは、寂しかったもので・・・。
    蝶がお嫌いの方は、不快に思ったでしょうから、ここでお詫びいたします。

    5.お忍びで・・・
    あの派手な組み合わせで、どうやったら抜け出せたのでしょう・・・謎です。

    やっぱり、李順より早く王宮に着く。

    王宮で手早く着替える。

    抜け出す  の順でしょうか?

    老師も進んでお忍びデート手助けしてそうです。

    ・・・・やばい
    うちの李翔、もう少しラヴラヴデートさせろと暴れてます!!
    潜るって宣言したのにっ!!!
    コレも恋人の日に出せと・・・・おい!!
    どおなるのっ .
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    お忍びで・・・

    昼間、式典のあった橋の両岸に並ぶ屋台を眺めながら
    人ごみを縫うように、二人は手を繋ぎ歩く。

    『こんなに人が居たんじゃ、はぐれたら見つからないよ。』

    すでに夕鈴の片手には、李翔の買った出店の食べ物が抱えられているが、握っている手は李翔から離してもらえない。

    昼間、黎翔として二人で参加した橋も今は綺麗に篝火が焚かれ、水面に姿を映している。

    『待って下さい。へ・・・李翔さん。』
    結局、夕鈴もそれなりに久しぶりの下町の空気を楽しんでいた。
    『ごめん。夕鈴、歩くの早かった?』
    『・・・それとも、欲しいの見つけた?』
    『そうじゃなくて、李翔さん。もう、これ以上私持てません!!』
    人ごみの中、二人は立ち止まる。

    『んー困ったなぁ。』
    (ぜんぜん困ってるように見えないんですけど)

    李翔は、黎翔の瞳で人を探す。
    探していた人物が、李翔と目が合ったとたんビクリとした。

    『・・・浩大。』
    『コレを持て』
    いつの間にか近くに来ていた浩大に、夕鈴の荷物をすべて李翔から押し付けられた。
    『そりゃないよ。李翔様』
    情けない声に浩大が、少し可哀想になる・・・も
    つかの間
    『・・・コレ食べていい?』
    『全部食べていいが、食べかけはやらん。』
    (・・・・・////!!)

    浩大に向けていた視線を夕鈴に戻す
    『これで軽くなったね、夕鈴。・・・次は、どこに行く?』
    浩大を残し、また人ごみを縫うように、二人は手を繋ぎ紛れた


    2012.05.31.


    ・・・続く

    ☆【詩文】「名残 Ⅱ」 恋人の日・後夜祭 2



    菩提樹の下で
    君は何を思うのか
    その瞳の輝きを
    その薔薇色の頬を
    知らず微笑む
    やわらかな唇は
    昨夜の私しか
    知らない。

    その視線を
    独り占めするべく
    彼女の名を呼ぶ
    幸せに輝く
    柔らかな笑みで
    私を見てくれた

    やっぱり君が好きだ。


    2012年
    06月13日
    11:39

    白陽国・新橋完成式典 4


    『夕鈴殿、陛下です。』
    李順さんの声に、慌てて拱手する。

    夕鈴が来た方向と反対側の方角から
    黒毛の愛馬・黒龍に乗った黎翔が近づいてくる。
    着ている陛下の衣装は、夕鈴と同じ深紅。
    黎翔の二つの瞳の色。
    豪奢な衣には、四神が白金糸の精緻な刺繍で施されていて、馬上で宙に舞う。
    夕鈴と完全なる一対であった。


    『待たせたな、夕鈴。』
    『お待ちしていました。 陛下。』

    黒龍から降りると夕鈴の手を取り、川上のほうへと向かう。
    いつの間にか、祭司が王と妃を待っていて、川上に向かって橋に祈りを捧げた。

    祭司から小箱が王に手渡され、黎翔は夕鈴と向かい合う
    『夕鈴、銅鑼の音が三度鳴ったら、この箱を開けてくれ』

    黎翔から橋へ祈りの寿ぎが紡がれる。
    王の声が止んだとき、銅鑼が三度空に響いた。

    黎翔の手元にある小箱を夕鈴が開ける
    中から二匹の薄紫の蝶が空に舞い上がった。
    王と妃の蝶は、絡み合いながら空へ舞ってゆく

    王の蝶が舞い上がった瞬間、いつの間にか皆の手にあった小箱が開かれ一斉に蝶が飛び立つ。

    蝶が放たれた瞬間
    王の瞳は、嬉しそうに輝く妃の顔を見ていた。





    『これで式典は終了だよ。ゆうりん。』
    空の小箱を祭司に返しながら、小犬陛下が耳元で囁く。
    びっくりして陛下の顔を見ると
    すごく嬉しそうなニコニコ笑顔の小犬陛下があらわれていて




    そのまま愛馬・黒龍へと夕鈴をいざなう。
    『皆、大儀であった。これにて式典を終了する。』
    『李順。』
    『民に妃を見せる為、夕鈴とともに先に王宮に帰るぞ』
    『お待ち下さい! 陛下っ!!』
    『民の期待に答えねばな。』

    『方淵!』
    『手はずどうり、道を開けさせろ』
    すでに馬上の夕鈴は、陛下にしがみつくしかない。

    今来た道を全速力で駆け抜ける。
    疾走する黒龍の背で一対の深紅は、民の目にどのように映ったのか?



                        ー完ー
    .



    2012.05.31.


    夜市編へ・・・続く

    白陽国・新橋完成式典 3

    (・・・これが陛下が作った新しい橋)
    足元は堅牢な黒い石を複雑に組合わせ、しかし硬い石を使っているであろう表面は、細かい刻みが模様のように全体に施されている。これならば、雨で滑ることもなく実用的だ。
    花籠が前後に揺れないことを考えると限りなく水平な造りの設計になっていることが伺える。橋幅は広く荷車二台が楽に交差できそうだ。
    対して、橋の欄干は白い石の見事な透かしが全面に施され、百花繚乱の華麗な透かしから足元と同じ黒い石が覗く造りになっている。
    諸外国の商人も通過するであろう、その橋は確かに国力を示すほどの見事な出来栄えであった。

    石工職人の見事な透かしに飽きることなく眺めていた夕鈴は、花籠が静止したのを気づかなかった。

    『夕鈴様、もうすぐ陛下がお越しです。花籠からお出になってください。』
    女官長の合図で花籠の扉が開け放たれた。
    女官長に手伝ってもらいながら、ようやく夕鈴は花籠から開放された。

    ようやく現れた狼陛下唯一の妃に、その場に居た者、すべてが釘付けになる。

    風に孕み幾重にも重なる鮮やかな深紅の衣装。
    妃の白い肌を引き立てる衣を、精緻に施された金糸の鳳凰の刺繍が舞う。
    川風に乱れぬように計算され、いつもと違い高く結い上げられた金茶の髪は、陽に当り金色に輝く。
    涼やかな音のする金の歩楊は風に揺れ音を奏でていた。
    それらは、夕鈴にとても似合い彼女を引き立てていた。

    ようやく花籠から開放された夕鈴は、御簾越しでない景色をようやく楽しめた。
    橋の中央にある川上、川下側に正方形にせり出したこの場所は、他の場所とは造りが違っていた。

    川上、川下に向かっている手すりに、それぞれ二頭の龍の彫り物が施してあり、睨みをきかせていた。ちゃんと龍玉まで持っている。
    ちょうど四頭の龍が橋を守っている形である。これがこの橋のシンボルになるのだろう。



    2012.05.31.


    ・・・続く

    白陽国・新橋完成式典 2

    水音が遠ざかる音に反して、楽の音が賑やかになった。
    花籠の周囲を寿ぐように紅白の二匹の獅子が踊る。
    陛下が対岸を渡るまでの間、民が飽きない配慮らしい。
    密かに妃が飽きない配慮のほうが強いかもしれない。

    獅子舞を見る楽しげな子供たちの様子に、夕鈴は微笑んだ。
    (・・・・本来なら、私もあちら側で楽しんでいるのにな。)

    陛下の渡る対岸にも同じ二対の獅子がいるらしい。かすかに重なる楽の音で、それが窺えた。

    『夕鈴様。大丈夫ですか?』
    覗き窓から水色の式典用女官服が見えた。
    花籠に乗ったままの夕鈴を気にして、女官長が声をかけたのだ。
    『大丈夫よ、女官長。陛下は無事、対岸へ着いたかしら?』
    『はい。ご無事にお着きのようでございます。』
    『夕鈴様。もうしばらくご辛抱を。そろそろ合図が来ると思われます。』


    『・・・夕鈴殿。鏡の合図が出ました。花籠が動きます。お気をつけ下さい。』
    緑の官服が見えた。李順さんだ。

    いよいよ式典が始まる。
    花籠に乗った夕鈴に緊張が走る。鳴り響く銅鑼の音を合図に流れるように花籠が進んだ。



    2012.05.31.

    ・・・続く

    白陽国・新橋完成式典 1

    ぬけるような青空の下
    浄化の爆竹が鳴り響き、賑やかな楽の音が重なる
    低く響く銅鑼の音
    粛々と愛馬・黒龍の歩を進めるのは、この国の王『伯黎翔』
    付き従う、貴族と兵士の隊列。
    その列の奥に花籠に乗った国王・唯一のお妃。

    なかなかお目にかかれないその姿を一目見ようと
    沿道には、民が詰め掛けていた。

    『 ・・・すごい。人だかりだわ。』
    爆竹の勢いが増す。
    (方淵・・・ちょっとやりすぎなんじゃない?)
    厳重に守られた花籠の中にまで火薬のにおいがする。

    容易に外から覗かれない造りの花籠は、黎翔がこの日にあわせ作らせた特別仕立てである。
    中からは、巧妙に隠された覗き窓から、御簾越しに外を楽しめる造りになっていた。

    銅鑼の音が大きく三度響く。
    爆竹の勢いが更に増した時、花籠が止まった。
    どうやら、式典を行う橋に着いたらしい。

    覗き窓から深紅の布地が見え、陛下の声がした。
    『・・・夕鈴』
    『私は、先に対岸へ船で行く』
    『対岸から合図をするまで、しばらくこのまま花籠で待っていてほしい。』
    『李順を置いてゆく。李順と共に花籠に乗ったまま橋の中央で私を待っていてくれ。』
    『はい・・・陛下』
    そしてそのまま陛下の気配が消えた。



    2012.05.31.

    ・・・続く

    ☆【詩文】「余韻」 恋人の日・後夜祭 3



    「おいで・・・」
    「・・・夕鈴。」
    長いすに座る陛下が
    両手を広げ、私を呼ぶ

    「・・・はい。」
    寄り添い
    陛下に
    やさしく抱きしめられながら

    菩提樹の下で
    葉擦れの音を二人で聞く
    さやさやと音がする
    かすかな音に
    二人は耳を澄ます。

    二人の熱は
    まだ冷めない

    けだるい
    午後の陽射しがふりそそぐ

    陛下の熱が
    私に伝わる。
    「あいしているよ。」
    「はい。わたしもおなじきもちです。」

    耳元で
    消え入るように
    熱く囁かれた
    陛下からの愛の言葉は
    すとんと
    夕鈴の胸に沁み込んだ

    二人の愛の熱は
    まだまだ冷めない
    恋人たちの日の余韻は続く・・・




    2012年
    06月13日
    13:46

    式典前夜・小犬陛下のおねだり 2

    やっと、人払いが済み、二人っきりになった自室。

    『今の何なんですか? 陛下!!』
    『用件を早く言ってください!!』

    なかなか言わない黎翔に夕鈴が切れた。
    それなのに、ほわほわと夕鈴の入れたお茶を飲んでいる。
    『やっぱり、夕鈴の入れたお茶は美味しいなぁ』
    (・・・恥ずかしくて怒った顔もかわいいなぁ)


    『僕のお嫁さん最高だね。』
    満面の笑顔で、にっこり笑うと夕鈴にもお茶を飲むよう席を促した。

    (なんか、すごくご機嫌!? 陛下。)
    ますます悪い予感しかしない。

    赤みが取れたものの、まだ涙目で睨んでいる夕鈴に黎翔は用件を切り出した

    『夕鈴、是と言ってくれてありがとう!』
    『夕鈴なら是といってくれると思ってた。』

    盛大に振っている幻の尻尾に昨夜にはない胸騒ぎを感じた。

    『老師に町娘の衣装の用意を手配させたんだ。』
    (・・・!)
    『明日、式典が終わったら、浩大に案内させるから抜け出そうね。』
    (・・・!!!)
    にっこりご機嫌に笑う黎翔に、頭痛しかおぼえない。

    すでに夕鈴の承諾は先ほど得たため、断定口調だ。

     夕鈴の悪い予感は的中した。
    (・・・青筋たてて怒るおっかない李順さんの顔が目に見えるんですけど・・・)
    夕鈴は、青ざめた顔で陛下に引きつった笑いをするしかなかった。

                      ー完ー


    2012.05.30.


    ・・・続く

    式典前夜・小犬陛下のおねだり 1

    ・・・夕鈴。 是と言ってくれないか?』
    夜、後宮を訪れた陛下は夕鈴の指に指を絡ませながら囁く

    まだ侍女を下がらせていない為、妃の演技をやめるわけにはいかない。
    『陛下・・・昨夜の衣装の件でしたら、大丈夫ですわ。』

    『夕鈴、衣装の話ではない。 ・・・是と言ってくれないか?』
    今度は、指に口付けながら陛下は更に言葉を重ねる。
    (・・・困っている姿もかわいいなぁ)

    『返答に困ります、陛下。』
    『何に是と答えるべきなのか、先に用件を教えてください。』
    (衣装の件でないなら、なんだろう。・・・悪い予感がするわ。)

    『後で二人っきりになったら、用件を話す。』
    今度は、別な指に口付ける。
    『夕鈴・・・とにかく是と言ってくれ。』

    何がなにやら分からない。
    とにかく追い込まれてる気がする。
    夕鈴が是と言わない限り、人払いも用件も陛下は言わない気らしい。
    いたたまれないこの状況をなんとかしたい。
    早く終わらせたい。

    (悪い予感しかしないんですけど・・・)

    深いため息を一つ吐き夕鈴は承諾するしかなかった。





    2012.05.30.


    ・・・続く

    花菖蒲 2   -はなしょうぶ-

    池の周囲の小道に沿って二人は進む。
    頭上には、けぶる甘い香りの藤の花。
    足元には、涼やかな色の花菖蒲が風に揺れる。
    甘い香りに二人包まれながら二人っきりで歩いていた。

    侍女たちは、すべて四阿に残してきた。
    ここには二人以外、誰も居ない。

    池の半分を廻った時、夕鈴から声が掛けられた。

    「・・・あの、陛下質問いいですか?」
    「何!?夕鈴?」

    二人向かい合い視線を合わせる。
    そのまま夕鈴の右手を掬い取り
    手の甲に口付けて、夕鈴の言葉を待った。
    離れた侍女からは、これで睦言をしているようにしか見えない。

    真っ赤に染まる顔で、次の言葉を探す君の姿に
    私はつい過剰な演技で困らせたくなる。

    「こんなこと、陛下に聞くのは変ですが・・・」
    「他に聞ける人いなくて・・・・・」

    「何でも聞いて 夕鈴。」

    「あの・・明日の式典は、私は何をすればよいのでしょうか?」
    「具体的には、何も聞いていなくて・・・」
    「教えて下さい。陛下」
    困り顔の君に答える

    「何もしなくていいよ。」
    「しいて言えば、美しく着飾って橋の上で私を待っててほしい。」
    「それだけでいいよ。」
    不安げな表情の君に安心できるよう柔らかく微笑む。

    「えっ それだけですか?」
    「後は、私の指示に任せて」

    「夕鈴、あした橋の上で待っててね。」

    甘い一陣の風が二人の髪を撫ぜていった。

    ぴちゃん。

    池の魚が跳ねた音がした。

       ー完ー




    2012.06.28.復刻

    ・・・続く

    花菖蒲 1 -はなしょうぶ-

    夕鈴は、陛下を待ちながら、満開の風景を眺める
    池の畔には薄紫の藤花と濃紺の花菖蒲が、咲き競い合っていた。

    花菖蒲の凛とした葉は、天を向きいっそう涼やかで・・・・。
    藤花は、庭全体に豊かな甘い香りを振りまいていて・・・・。
    池の畔の小道が紫に彩られ重なりあう花々が目に鮮やかだった。

    池に、波紋が広がる
    丸い睡蓮の葉のその間に、波紋が・・・
    魚の気配がするその中に
    周りの景色と青い空が池に映りこむ。

    四阿の外は、幽玄の世界だった。

    そんなまぶしい光の世界を四阿でぼんやり眺めていると
    女官長より声がかかった
    「夕鈴様、陛下のお越しです。」

    陛下に侍女たちと共に拱手した。
    「夕鈴」
    陛下は、夕鈴にすべるように近づくと、表を上げさせ
    そのまま、陛下の指に絡ませた髪に口付ける。
    真っ赤になった夕鈴は、気丈にもお妃演技を続けている。

    「お待ちしておりました。陛下。」
    「お呼びだてして申し訳ありません。」
    「今朝、女官長よりこちらの庭が見頃と報告がありまして、こちらで陛下と一緒にお茶を楽しもうと思いましたの・・・」

    ゆっくりと髪の香りを楽しんでいた陛下が、夕鈴の言葉に四阿の外へ目を向けた。
    輝く世界に目を細める

    「確かに、花が見頃だな。」
    「我が妃と共に、花を愛でようか!?」

    夕鈴のすべらかな頬を撫ぜながら

    「女官長、お茶の用意はまだ良い。」
    「その前に、妃とともに、庭に下りる」

    女官長は、拱手し無言の肯を返した。



    2012.06.28.復刻





    ・・・続く

    式典前日 政務室

    『李順・・・方淵を呼べ』
    『方淵ですか・・分りました』

    朝から珍しく機嫌の良い陛下が方淵を呼んだ。
    明日の式典の責任者に任命され、忙しいはずなのに微塵も感じさせず陛下のもとへ参じる

    『お呼びでしょうか? 陛下?』
    『方淵・・・明日の式典の準備は滞りなく進んでいるか?』
    『すべて滞りなく進んでおります。陛下。』
    『例の準備も大丈夫だな?』
    『式典の要ですので、抜かりなく手配済みにございます。』
    『分った。明日は滞りなく進ませよ。』
    『御意にございます。』

    方淵が立ち去り、部屋には黎翔と李順だけになった
    『李順・・・明日は式典以外政務は入れるな。』
    『・・・それは『それと夕鈴の予定も入れるな。』』


    機嫌の良い狼に、悪い予感がした李順だった。


    2012.05.30.

    ・・・続く

    式典前日 後宮の庭

    朝食後の暖かなお茶を飲みながら
    夕鈴は妃付きの筆頭女官長の言葉に耳を傾けた。
    毎朝の定時連絡。夕鈴の今日の予定である。

    『・・・・以上が、本日の夕鈴様のご予定にございます。』
    控えめで落ち着いた、上に立つ者の自信に溢れた女官長の声は
    耳に馴染んで、聞きやすい。
    黎翔がみずから、夕鈴につけた女官の中でも一番夕鈴が信頼のおける人物だった。

    『それから、政務殿に近い、第一後宮殿の庭にある池の四珂の花が見頃を迎えております。』
    『午前の政務室での休憩は、そちらにて陛下といかがでしょうか? 夕鈴様。』
    『・・・何の花が見頃を迎えておりますか?』
    『紫の花菖蒲と藤の花です。いつもは地味な庭ですが、この時期だけは見事な色に染まります。』
    『それは、楽しみですね。陛下も楽しまれることでしょう。』
    『では、女官長。そちらにて休憩することにします。』
    『四珂にてお待ちしています・・・と陛下へのことづてを頼みます』
    『分かりました。では、そのように手配させていただきます。』




    先を先導する妃付の女官に案内されながら、第一後宮殿の庭にある池の四珂に向かう。

    確かに、女官長の言うとおり庭の花は見頃を迎えていた。
    凛とした涼やかな濃い紫と藤の優しい香りに庭は包まれていた。
    目に心地良いだけでなく、夕鈴は爽やかな空気に包まれた気がした。

    いつもながら、後宮及び王宮内にかかわらず、夕鈴付きの女官長は庭にまで詳しい。

    『どうして、いつも花の見頃まで庭に詳しいの?』

    臨時花嫁である夕鈴は、後宮の事情に詳しくない。
    傍に付き従う女官長に、日頃の疑問を今日は聞いてみることにした。

    『毎朝、各宮殿の女官長より老師と共に、朝の定時報告を受けております。』
    『特に、筆頭女官長であり、夕鈴様付きの私は後宮殿内における花師・庭師の手配も仕事に入っております。』
    『各殿内の庭の見頃は、必須連絡項目なのですわ。』
    そう言って女官長はやわらかく微笑んだ。



    鳥のさえずりが聞こえる。
    四珂の外は眩しさを感じるほど輝いている。
    政務室の休憩時間には、もう少し・・・
    陛下を思わせる花菖蒲を眺めながら、夕鈴は思う。

    (陛下はもうすぐね。)
    (明日の式典も、今日のような天気だと良いのだけれど・・・)

    その様子を女官長は、やさしいまなざしで見守っていた。




    2012.05.30.

    ・・・続く

    式典前夜・二日前 狼陛下のおねだり

    『・・・夕鈴』
    呼ばれて振り向いた時には、すでに黎翔の腕にとらわれていた。

    (あいかわらず、心臓に悪い・・・陛下は意地悪だわ。)
    足音を立てない黎翔の登場はいつも突然で、
    こんなふうに時々侍女よりも行動が早くて、
    突然の背後からの抱擁にドキドキが収まらない。

    好きな人に抱きしめられているのは、嬉しいけれど
    こんなふうに侍女の目があっては恥ずかしすぎる。

    結局、いつも本気で怒れなくて。
    黎翔を涙目で睨むぐらいしかできない。
    ・・・が、今日はそれさえも出来なかった。

    引き寄せられながら、夕鈴の耳元で黎翔が囁く
    『夕鈴、今戻った』
    『おかえりなさいませ、陛下』

    妃の演技のまま黎翔の腕の中で、逃れようと君はささやかな抵抗をしている。
    ・・・私から、逃げようとするのか・・・面白い。

    君の香りが鼻をくすぐる。

    紅く染まる耳元に吐息を届けながら
    さっきより染まった耳元に
    『夕鈴、いい香りだ。』
    『湯上りか?』とつぶやいた。
    『・・・・///っ』
    さらに首筋まで染まり、羞恥に染まる君を見るのは楽しい。

    いつもなら、このあたりで人払いがされるはず。
    今夜の陛下はいつもと違った。

    (侍女の視線が痛い。)
    (もうやめてーっっ)
    (早く陛下、人払いをっ))
    内心の夕鈴の気持ちを知りながら、黎翔と夕鈴の演技はさらに続く

    『夕鈴、式典の準備は進んでいるのか?』
    『今日は、侍女たちと衣装を選んでおりましたが、まだ決まらなくて・・・』
    話を聞きながら、いつものように夕鈴の髪を指に絡ませる。

    指に絡めた髪が、はらりと解けたところで
    後ろに控えているであろう侍女に黎翔は問いかけた。

    『私が見立てた衣装も合わせたか?』
    よどみなく侍女が答える。
    『はい』
    『さすが陛下のお見立てです。』
    『お妃様の白いお肌を引き立て、一番良くお似合いでございましたわ。』
    その答えに満足した笑みで黎翔がうなずくと

    『・・・夕鈴』
    『はい・・・陛下』
    『私が見立てた衣装を式典で着てくれないか?』

    昼間、色の洪水と化した妃の部屋を思い出す
    『はい・・・陛下』
    『・・・陛下の御心のままに』

    (昼間の衣装は、式典のためか普段の妃の衣装よりどれも豪華で選べなかった。・・・あのなかに陛下の見立てた衣装があったなんて。)
    妃演技中の夕鈴には、是としか言えなかった。


    ・・・続く


    2012.05.30.

    ☆【詩文】「白昼夢」 恋人の日・後夜祭 4




    ゆらゆらと・・・
    心地よいゆれに
    身を任せる

    暖かなぬくもりに
    身を寄せて
    ぬくもりの中
    ゆらゆらと・・・
    夢に浸る

    「・・・おやすみ」
    「僕の夢を見てね・・・ゆうりん」
    夢の中で囁かれる
    言葉は
    どれも甘くて
    蕩けそう

    真昼に見る
    夢の続きは
    いったい
    どこにあるのかしら?



    2012年
    06月13日
    15:03

    【SNS日記】やばい・・・早くも後悔!!


    新橋記念式典SSを見切り発車・・・早くも後悔!!

    断片的画像とエピソードは浮かぶものの繋がらない
    圧倒的、資料不足に悩まされ、誰の視点で綴ろうかと悩んでいます。
    (もう、そこからです。)

    とにかく、二日後のさくらぱん地元の新橋開通記念式典に合わせ頑張ります。

    ・・・次も駄文かなぁ。

    2012年
    05月29日
    15:19

    新○○大橋開通記念

    『触れ』が白陽国に出された

    黎翔が民のために完成を急がせていた
    白陽国に流れる大河の橋が完成した。
    近じか、完成式典を催すとのことである。

    交通の要だった大橋が、昨年の夏の氾濫で崩落してしまい
    物流が滞っていた為である。
    何より、黎翔唯一の妃が民を心配し、心を痛めていた為
    黎翔が工事を急がせたとの噂もある。
    (妃が、『生鮮が痛むと生活が困るから』というのは内緒である)

    不便をかけた民のため、橋に携わった工事人をねぎらうため、式典のほかに出店も出し華々しく行われるらしい。
    子供はもちろんのこと、橋の完成を待ち望んだ大人も2日後に迫る完成式典に目を輝かせた。




    ・・・続く


    2012.05.29 続きを読む

    ☆【詩文】「陽薫」 恋人の日・後夜祭 5


    髪の香りが
    日向の匂い

    お陽様の香りに
    つつまれて
    幸せに眠る
    僕の眠り姫

    暖かな僕の胸に
    身体を寄せて
    ぬくもりの中
    ゆらゆらと・・・
    夢にまどろむ

    かすかな睫の震えに
    覚醒の時を知る

    夢の中で囁かれた
    僕の言葉を
    君はどれだけ
    覚えているのだろうか?


    2012年
    06月13日
    16:40

    花の四阿 2




    『……君が、私の妃だ』

    頭上を覆う 満開の春の花木(かぼく)
    夕鈴は、降りしきる花びらの中
    ……一人、佇(たたず)んでいた。

    はらはらとこぼれ落ちる
    小さな雪のような花びらは、
    雪の名を冠していても、
    雪と違い、決して溶けはしない。

    彼女に、優しく降り積もる。
    ・・・彼の人の言の葉のように。

    触れられた過去の優しい記憶が、
    今は傍に居ない、彼の人を思い出させる。

    引き出された甘い熱の記憶は
    より甘く、切ない想いとなり、
    リアリティを伴って、身を焦がす。

    掘り起こされる熱の記憶、
    彼の人との思い出。

    傍らに居ないのに……
    彼の人がこの場に居る様な錯覚を感じ
    戸惑いで身を震わせてしまう。

    ……こんな想いさえ本来ならば
    許されるはずもない 身分違いの恋。

    身体に刻まれた彼の人との熱の記憶。
    忘れてしまえば、どんなに楽になるだろう。

    ……こんなにも貴方が好き。

    思い出すだけで、恥ずかしい白昼夢。

    身体に刻まれた熱の記憶は、
    彼女をいたずらに惑わせ、翻弄する。

    自然、自らの身を……
    頬を染めるのは無理からぬこと。

    甘く降り積もる
    白い花庭(かてい)の四阿。

    唯一、あでやかな薄紅の
    甘やかに匂いたつ花のように

    その身を鮮やかに染めた夕鈴は、
    甘い記憶に浸され“花の四阿”に、一人佇む。




                        -完-


    2012.05.29.



    花の四阿 3へ 





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    花の四阿 1


    頭上を覆う 
    純白の白木香薔薇(しろもっこうばら)

    複雑に絡み合い 
    照り映える緑の隙間から

    見え隠れする 
    澄んだ空の色……

    夕鈴は、後宮の片隅にある
    池のほとりで
    秘密の場所を見つけた

    白木香薔薇、白木蓮、雪柳……

    ひとつひとつが、違う白をもった。
    白い花をつける樹木が、生い茂り
    天井を織り上げる。

    中央には、陽の光が差しており
    はらはらと積み重なる花びらに、
    この世のものとは思われぬ
    幻想的な天然の四阿であった……


    2012.05.28
    書き手デビュー作品です。


    続く

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    完【書庫】黒龍『橋シリーズ』

    完【橋シリーズ】


    完成を急がせていた 洪水で流された王都の橋が新しく架け替えられ、完成を祝う式典が行なわれることになりました。
    黎翔は、はじめての式典参加の夕鈴の為に、なにやら計画をたてている様子。
    白陽国の威信をかけて作られた新橋完成式典の黎翔と夕鈴をお楽しみください。

      
    目次は、続きに収めてあります。
    PCで、カテゴリ連続読みされる方は、開封しないほうが読みやすいです。 続きを読む

    【書庫】花の四阿……はじめに

       花の四阿ーバラ白紙150


    こちらは、デビュー作と、その時々のさくらぱんの心情を織り交ぜた詩文作品書庫です。
    作品に気持ちを織り交ぜていますので、個人的に思い入れの深い作品ばかりです。
    基本、制作当時の本誌設定で書いております。
    ほぼ夕鈴の心情です。
                                                  
    不定期更新

    2016.02.14.改訂
    2012.05.27.初稿

    続きを読む

    ☆【詩文】「覚醒」 恋人の日・後夜祭 6





    まどろむ瞳が
    ついに開く

    けぶる瞳に
    映る僕
    目覚めの時に
    たちあう僕

    どうか 心も
    目覚めておくれ
    抱き寄せ
    瞼に口付ける
    夢にまどろむ
    君の瞳に

    かすかな身体の震えに
    覚醒の時

    目覚めの時
    夢のつづきを
    君はどれだけ
    覚えているのだろうか?




    2012年
    06月13日
    18:51 続きを読む

    完【書庫】 翡翠の泉シリーズ

    完【翡翠の泉シリーズ】 last up 2013.02.14.


    白陽国、緑深い王領地の森にある美しい翡翠の泉。
    そこでの黎翔と夕鈴のエピソード


          上から順に、お読みください。

    黒龍  『翡翠の泉』 1   2    3  完  

    【短編】黒龍   翡翠の泉『翡翠の底・・・ 』※要注意!!! 陛下おばかです。 

    【短編】黒龍  翡翠の泉 『翡翠の泉の底・・・ 黎翔編』

    【短編】黒龍  翡翠の泉 『翡翠の泉の底・・・ 夕鈴編』

    【短編】 黒龍 翡翠の泉『湖緑 フーリュー』

    【短編】 黒龍 翡翠の泉 後日談『コレクション』 ※恋人の日限定コミュ投稿作品

    【短編】 黒龍「黄蝶の楽園」※大量の蝶が出てきます。蝶や羽虫が苦手の方は、避けてください。 

    2013.02.15.【ふんどし祭り★ザ・ファイナル】黒龍・翡翠の泉『コレクション2』 

    2013.08.17.【短編】大人風味『狩人の微笑』翡翠の泉シリーズ

    翡翠の泉 コミュにて回収種の水着のタネ
     
    『翡翠の泉の底・・・ 夕鈴編』 種のタネl  

    ☆【詩文】大人味「緋色 ー思いの色ー」 恋人の日・後夜祭 完






    妖艶な小犬の舌が
    狼の牙を隠して
    素肌をなぞる

    たどられた舌先は
    燈火に照らされ
    肌に軌跡を描く

    あおられた熱は
    心臓で融かされ
    身体は
    あぶられる

    絡め捕る狼の舌は
    貪るように
    すべてを
    翻弄して
    新たな熱を
    あおりだす

    新たな熱の予感がする

    せつない嬌声に
    僕の熱も高まる

    二人で
    高みに上がる
    階段は
    今夜はどこまで駆け上がれるのだろうか!? .


    2012年
    06月13日
    18:54

    【書庫】『天藍の玉響』シリーズ

    楽を好む黎翔と夕鈴のお話を集めた書庫です。

    2014.01.06.【短編】「月琴詩譜―げっきんしふ-」 天藍の玉響&玻璃天蓋

    2013.04.16.【短編】『李園の恋ーりえんのこいー』

    2012.10.28.【短編】『天藍の玉響ーてんらんのたまゆらー』めいさんとのゲームコラボに提供した作品です。

    2012.10.02.【詩文】『金木犀―きんもくせい―』

    2012.08.14.【短編】『龍笛―りゅうてき―』

    2012.06.02.【短編】『菩提樹の下で』

    【詩文書庫】  狼陛下の花嫁以外

    詩文・短編  狼陛下の花嫁以外


    2012年度

    2012.09.07. 【詩文】『初候・草露白ーそうろ しろしー』

     2012.09.08..【詩文】『壊れたハート』

     2012.09.11.【詩文】『天体観測』

      2012.09.19 【短編】『紅の薄様ーくれないのうすようー』※平安パラレル ※麻杉慎さん挿絵

     2012.10.02..【詩文】『色愛ずる蔦蔓ーいろめずるつたかずらー』

     2012.10.04.【詩文】『探してたのは…』 ※探し物の日 パラレルかな!?


    2013年度

      2013.01.30.【詩文】『胡蝶の夢』

     2013.03.21.【詩文】贈答品『はじまりの時』 ※Sakiさんへの贈答品・写真sakiさん撮影

     2013.04.15..【詩文】『宵闇桜』 

     2013.04.20.【詩文】『闇―あん―』 

     2013.04.21.【詩文】『花凍える』

     2013.04.21.【詩文】『山躑躅―やまつつじ―』

     2013.04.27.【詩文】『宵あかり』

     2013.05.19.【詩文】『夕暮れ』

     2013.05.26.【詩文】『愛する世界』 ※麻杉慎さんから頂いたイラストに捧げた詩文

     2013.05.31..【詩文】『本日快晴!』※一発書き

     2013.06.25.【詩文】『届かない月』

     2013.06.25..【詩文】『愛の力』

     2013.06.27.【詩文】『朧月夜の静かな夜に…』

     2013.06.25.【詩文】『花占い』

     2013.07.03.【詩文】『うつむく紫陽花』※情景詩文

     2013.07.07.【詩文】七夕『天の逢瀬』

     2013.07.22.【詩文】『朧月夜』

     2013.08.01.【詩文】贈答品『夏の木立』※sakiさんへの贈答品・写真sakiさん撮影 

     2013.08.10.【詩文&写真】『一夜の幻』 ※撮影・さくらぱん  地元の夏祭り

     2013.10.05.【詩文】『秋雨―あきさめ―』

     2013.10.05.【詩文】『初秋―しょしゅう―』

     2013.10.08.【詩文】『秋明菊―しゅうめいぎく―』

      2013.10.12.【詩文】「心の空」

     2013.11.12..【詩文】「冬便り」
    続きを読む

    【書庫】古代パラレル『楼蘭シリーズ』・・・・はじめに

    古代パラレル『楼蘭シリーズ』

    舞台は、古代・タクラマカン砂漠の幻の都『楼蘭』
    楼蘭王国『夕鈴姫』と白陽国の若き国王『珀黎翔』の物語。
    未だ未完成の長編です。


    はじまりのタネの短編
    熱砂の風景 (※パラレル注意!!!)2012.11.16.

    ー邂逅編ー 
    IMG_9832.jpg 

    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 1  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 2  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 3  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 4  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 5  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 6  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 7  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 8  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 9  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭―邂逅編― 10  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭―邂逅編― 11  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭―邂逅編― 12  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 13  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 14  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 15  ※要注意!!!古代パラレル
    【長編】楼蘭ー邂逅編ー 16  ※要注意!!!古代パラレル     邂逅編・完


    ー離宮編ー
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 17
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 18
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 19
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 20
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 21
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 22
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 23
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 24
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 25
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 26
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 27
    【長編】楼蘭ー離宮編ー 28         離宮編・完
    【長編】楼蘭ー離宮編・外伝1-
    【長編】楼蘭ー離宮編・外伝2-

    ー王宮編ー
    IMG_0152-1.jpg 

    【長編】楼蘭ー王宮編ー 29
    【長編】楼蘭ー王宮編ー 30
    【長編】楼蘭ー王宮編ー 31
    【長編】楼蘭ー王宮編ー 32
    【長編】楼蘭ー王宮編ー 33
    【長編】楼蘭ー王宮編ー 34    王宮編・完

    ー黎翔編ー
    IMG_9679_20140114102819b05.jpg 

    【長編】楼蘭ー黎翔編ー 35
    【長編】楼蘭ー黎翔編ー 36
    【長編】楼蘭ー黎翔編ー 37
    【長編】楼蘭ー黎翔編ー 38
    【長編】楼蘭ー黎翔編ー 39
    【長編】楼蘭ー黎翔編ー 40
    【長編】楼蘭ー黎翔編ー 41
    【長編】楼蘭ー黎翔編ー 42    李翔編・完
    【長編】楼蘭ー黎翔編・外伝1ー  砂漠の帳1
    【長編】楼蘭ー黎翔編・外伝2ー  砂漠の帳2

    ー夢逢瀬編ー
    【長編】楼蘭ー夢逢瀬編ー43   黎翔SIDE
    【長編】楼蘭ー夢逢瀬編ー44     夕鈴SIDE 1
    【長編】楼蘭ー夢逢瀬編ー45     夕鈴SIDE 2  夢逢瀬編・完

    ー再会編ー
    【長編】楼蘭ー再会編ー46
    【長編】楼蘭ー再会編ー47
    【長編】楼蘭ー再会編ー48
    【長編】楼蘭ー再会編ー49
    【長編】楼蘭ー再会編ー50
    【長編】楼蘭ー再会編ー 51     再会編・完

    ー風の行方編ー
    【長編】楼蘭ー風の行方編ー 52
    【長編】楼蘭ー風の行方編ー 53
    【長編】楼蘭―風の行方編― 54
    【長編】楼蘭―風の行方編― 55
    【長編】楼蘭―風の行方編― 56
    【長編】楼蘭―風の行方編― 57
    【長編】楼蘭―風の行方編― 58
    【長編】楼蘭―風の行方編― 59   風の行方編・完

    ー敦煌編ー
    【長編】楼蘭―敦煌編― 60 
    【長編】楼蘭―敦煌編― 61
    【長編】楼蘭―敦煌編― 62
    【長編】楼蘭―敦煌編― 63

     以下執筆中


    ├ 炎上編  執筆未定
    └ 新たな旅立ち編 執筆未定



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    【書庫】『本誌設定・詩文・散文』 ・・・・はじめに




    チューリップ-500-1
     

    こちらは、本誌設定・その他を収めた書庫室です。
    詩文・種のタネ、その他
    こちらは、珀 黎翔陛下と汀 夕鈴妃の物語。続ける余地のある終わり方をしています。不定期更新。


     【本誌設定・その他】 

    2014年度  

     2014.04.07 【詩文】**私の花**

     2014.01.24.【詩文】「二人の世界」

    2013年度 

    2013.12.11.【詩文】臨時花嫁「穢れない雪」※黎翔SIDE

    2013.12.09.【詩文】「光明」※一発書き

    2013.12.03.【詩文】本誌設定『雪原に舞うひとひらの雪』

    2013.12.03.【詩文】「陽色の黄金」※黎翔SIDE

    2013.11.29.【歌萌え喫茶】「表裏一体」

    2013.11.29.【詩文】地上の月

    2013.10.12.【詩文】『金茶の小鳥』 黎翔SIDE

    2013.10.10.【詩文】『君という空』 黎翔SIDE

    2013.10.10.【詩文】『耀く翼』  夕鈴SIDE

     2013.08.26.【詩文】『君が好きな僕が好き』

     2013.08.10.【詩文】本誌添い『初恋』

     2013.06.21.【詩文】黎翔『宝玉と硝子玉』

     2013.06.21.【詩文】黎翔『咲き初めの花』

     2013.06.18.【詩文】大人風味『優しい雨ー世界の変わる音ー』改訂版

     2013.06.08.【詩文】『雨音ーあまおとー』

     2013.05.18.【詩文】『朝靄に二人』

     2013.05.15.【詩文】『可愛い薔薇』☆Rose Day 2 

    2013.05.14..【詩文】『薔薇の園』☆Rose Day 1  
      
     2013.04.16.【詩文】『桜の光』  
      
     2013.03.11. 【詩文】微・大人風味『僕のしあわせ』 

     2013.02.26.【詩文】もやっと風味『口付けの意味』本誌四月号ネタバレ!   

     2013.02.20. 【詩文】黎翔編 『導くものー誓いー』※邂逅後 

     2013.02.18. 【詩文】黎翔編『漆黒の暗闇』※邂逅前 

     2013.02.11. 【詩文】『薄明光線』 

     2013.01.21. 【詩文】『消したい口付け』※先月号の本誌ネタバレ!要注意! 

     2013.01.15.【詩文】黎&夕『白の季節』 

     2013.01.10.【詩文】『雪の花』※狼陛下関係無し、情景詩文    

     2012年度 

     2012.12.27.【詩文】『希望の空ーきぼうのそらー』

     2012.12.22.【詩文】夕鈴編『わたし色』※あささん贈答品

     2012.12.07.【詩文】『氷雨―ひさめ―』

     2012.12.03.【詩文】黎翔編『政務の合間に・・・』※本編設定

     2012.12.02.【詩文】ぴゅあの実『君の眠りを・・・・』

     2012.11.30.【詩文】夕鈴編『融ける月』※かりそめの花嫁

     2012.11.27.【詩文】黎翔編『黎明の光明ーれいめいのこうみょうー』※本編設定

     2012.11.20.【詩文】『風花ーかざばなー』

     2012.11.13.【詩文】夕鈴『心の鍵』※囮妻の恋心

     2012.11.12.【詩文】『晩秋』

     2012.11.11.【詩文】恋心・夕鈴『しゃぼんの気持ち』※ぴゅあぴゅあの実

     2012.11.10.【詩文】救済・黎夕編『光の奔流』

     2012.11.10.【詩文】闇・黎翔編『底のない深淵』※悪夢に囚われる

     2012.11.07.【詩文】夕鈴編・恋人『山茶花ーさざんかー』※ピュア・ラブ設定   

     2012.11.02.【詩文】『秋の音色ーあきのねいろー』 

      
    2012.10.19.【詩文】『時雨色ーしぐれいろー』 

      2012.10.14.【詩文】『貴方へと向かう想い』―夕鈴編― 

      2012.10.12.【詩文】『雲雀―ひばり―』黎翔編 

      2012.10.11.【詩文】『夜の追撃者』※要注意!!!ダークな実。刺客死んでます。  

      2012.10..09.【詩文】『ひとり-夕鈴編ー』 

      2012.10.09.【詩文】『ひとり-黎翔編ー』 

     
     2012.10.05.【詩文】『私と君と明星と・・・』  ※要注意!!!ぐじぐじ思い悩むへたれ黎翔。 

      2012.10.03.【詩文】『骨色した曼珠沙華』※悪夢 

      2012.09.29.【詩文】『水晶柱の結晶水』 

      2012.09.29.【詩文】『月光浴』 

      2012.09.28.【詩文】『雨音ーあまおとー』 

      2012.09.25. 【詩文】『月に焦がれる』 

      2012.09.24.【詩文】『月夜野の調べ』 

      2012.09.23.【詩文】『比翼の鳥ーひよくのとりー』 

      2012.09.21.【詩文】『秋明菊-しゅうめいぎく-』 

      2012.09.13【詩文】『収穫』  

      2012.09.12.【詩文】『彼岸花』 

      2012.09.12.【詩文】黎翔編『彼岸花』 

      2012.09.07.【詩文】『白露-はくろ-』 

      2012.08.26【詩文】『・・・触れたい』※某日記に、ご進呈  

      2012.08.26【詩文】『あなたに触れたい』  

      2012.08.26【詩文】『君だけの特権』 ※天沢さんの日記に、ご進呈 

      2012.08.20.【対詩文】「侵食」と「救済」 

      2012.08.19.【詩文】遠雷 夕鈴編 

      2012.08.19.【詩文】遠雷 黎翔編 

      2012.08.16.【詩文】「秋のお知らせ」 夕鈴編 

      2012.08.16.【詩文】「秋のお知らせ」黎翔編 

      2012.08.15.【詩文】「寂しがりな小犬」 

      2012.08.13.【詩文】「銀色の雨ーぎんしのあめー」 

      2012.08.04.【詩文】『緑風-りょくふう-』 

      2012.08.03.【詩文】『暮色-ぼしょく-』 

      2012.07.05.【詩文】『赤い糸』 ※6000HIT御礼 

      2012.07.01.【詩文】『雨霞』 

      2012.06.26.【詩文】『月と太陽』


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    【あお祭り】『出品作品』 2012.10.25.
    【あお祭り】

    2012.10.24.にあおをテーマに、SNSでイベントをしました。 
    参加者18人がそれぞれの「あお」を披露して、一日限定のお祭りを大変盛り上げてくれました。
    その時に、出品したさくらぱんの作品です。

    朝のあお 
     【詩文】『花色―はないろ―』
    昼間のあお  
     【詩文】『うさぎ雲ーうさぎぐもー』
    夜のあお  
     【詩文】【紺碧の星空―こんぺきのほしぞら―】
    真夜中のあお  
     【詩文】『青石の砂時計ーせいせきのすなどけいー』
    【おまけ1】
     【詩文】『なんて幸せで切ない片思い』夕鈴編  2012.09.05.
    【おまけ2】 
     【詩文】『愛しくて、切ない日々』黎翔編   20120.09.05. 
     
     【詩文】『宇宙(そら)からのメッセージ』  

     【詩文】『あおの残像』 黎翔編  2012.10.25.

     【詩文】『祈り』夕鈴編  2012.10.25.
     
     【詩文】『原石の煌めき』  2012.10.25.