花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【日記】「色の話1」

    ある白友絵師さんから、以前聞いたことがあります。

    絵師さんが意図した色と、私が見ている色は、違うことがありますよとの話でした。
    その時は、携帯とPCとの色の違いを驚き、コメントした返事だったのですが、閲覧するハード、環境により
    例えば、赤でも
    様々な赤に見えるとのお話でした。
    確かに言われてみれば、電気屋さんのテレビ売り場。
    同じ画像のはずなのに、ずいぶん色が違います。
    見比べて購入してますから、“知っている”ハズなのに、改めて指摘されてびっくりしてしまいました。

    何より、絵師さんが意図した色が確認できないことが、一番残念でなりません。

    そこから、もっと根本的な色の疑問が沸きました。

    果たして、この世界本当に色がカラーなのでしょうか?

    今見ている赤は、本当に赤いのでしょうか?
    もしかしたら、脳に騙されて白黒モノトーンなのではないでしょうか?

    人間という種の
    壮大な騙し、
    騙されの世界なのでは?

    ちょっと考えてしまいます。

    そう考えると、ほとんどの動物は、色を感じずモノトーンと言われています。

    本当にモノトーンなの?

    根源を覆す色の疑問は尽きない

    興味深い問題です。
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    【日記】「色の話2」 Fullむんっ さんのお話

    先日の色のお話で、語りつくせない、止まらないとコメントを寄せてくれたFullむんっ さん。
    語ってくださいとお願いしたら、たくさん語ってくれました。
    コメントの転載許可をいただきましたので、皆様にもお話をご紹介します。

    色の話は、まだ書くつもりですが、たくさんのゲスト様のお話は楽しいですね。
    本当に、色って語りつくせぬ魅力です。
    (^-^)

    ※Fullむんっ さんとさくらぱんの個人的なお話として読み流していただければと思います。
     知らないことを、知ることって楽しいですね。
     Fullむんっ さん、転載許可ありがとうございました。



    色、イロイロ

    ホント「色」って面白いですね(笑)
    エスキモーの方々は、雪原の「白」を11種に色分けるとか。
    自宅のプリンターでさえ、インクの切れかけとカートリッジ交換直後じゃ違って見える?!
    毛糸等も、編み始めに買ったモノと、足りなくて買い足した糸とじゃ「なんか違う?」(笑)

    色の名前も。「お納戸色」なんて、定義としては「納戸の中で見た」色って…
    遡れば、日本には古代四色の4つの色しか無かったそうで。明るい「赤」暗い「黒」はっきりしている「白」
    良く判らない「青」
    中国は、これに皇帝の色の「黄色」が加わる五色。大して離れていないのに、一色違う。
    語り出したら止まらない(汗)
    失礼しましたm(_ _)m         
    2014.02.27.Fullむんっ さんコメント抜粋


    エスキモーは、
    白を11色も持っているのですか!!
    凄いですね~
    ビックリです!

    本当に、生活に色は密接に繋がっているんですねぇ。
    “お納戸色”なんてあるんですね~
    初めて聞きました。
    四色、五色のお話も面白かったです!

    もっと聞きたいなぁ♪

    後ほど、抜粋して記事に上げてもいいですか?
    勉強になりました。
    2013.03.02.さくらぱん




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    【日記】「色の話3」

    続きです

    長年の疑問「色の話1」の続き話。

    私の手元に、お話の材料探しに使っています光○社出版発行の“色○な色”という辞典があります。

    その中のコラムで、私の疑問の答えのような話に出会えました。

    色は、様々な要因でその色を変えるというお話です。
    私が考えていた以上に、人間は色をとらえて見ているようです。

    まずは、人はどのように色を見分けているのか?

    たくさんある説の中の1つを、読みました。

    下記は、そのお話の略、抜粋です。


    眼から脳にかけては、二段階の機能があるそうです。
    第一層の眼の網膜には、三種類の細胞がモザイク状に埋め尽くされています。

    赤、緑、青を最初は見分けて分類します。

    第二層にも、やはり三種類の細胞がモザイク状に埋め尽くされています。
    それは、第一層と異なり
    《赤―緑組織》
    《黄―青組織》
    《白(明)―黒(暗)組織》
    という、反対色を同じ1つの組織で処理する特殊な細胞です。
    この二層六種類。
    たった6つの細胞が絶妙に働きあって、すべての色を見分けていることが、驚きです。本当に不思議ですね。

    生理的仕組みで最初に仕訳られる

    赤、黄、緑、青、白、黒の六色は、人間の基本的な色と締めくくってました。

    ご交流のある絵師さんから、
    「色」は、この世の楽しみですねとのコメントをいただきました。

    私もそう思います。
    写真を撮る。イラストを描くので、余計感じます。

    もしも世界が、モノトーンだったら、味気なくつまらなかったでしょうね。

    フルカラーで、色に満ちているから、様々な色に触れられ、こんなにも感動するのだと思います。
    色について、更に不思議さを覚えるのですね。

    それにしても、たった六種類の細胞で見分けている私達って、改めて知ると驚きです。
    人体って凄いのですね。


    続きます。

    【日記】「色の話4」

    続きです

    「記憶の色」

    前回、世界がモノトーンだったら、味気ない…
    という話をしました。

    色を決めるのは、記憶の色も左右されます。
    記憶の引き出しに納める為には、より鮮明な記憶として残す必要があるそうです。

    思い出しやすくする為に、中間色を省きより強調された色として記憶するそうです。

    例えば、ここにモノクロの苺の写真があるとします。

    私は一般的に、苺は赤いと思っています。

    実物の苺は、青や黄、白や緑やピンクも含まれている複雑な色のはずなのに、詳細な記憶は淘汰されて“赤い苺”と写真を見て思います。

    実際には、実物の苺の色とは別に光によっても見え方が変わるはずなのです。

    「蛍光灯」
    「電球色」
    「自然光」

    私は、「記憶の色」によって苺が赤いと記憶していますから、「記憶の色」が視覚の色に混ざり、光源が変わっても苺をほぼ変わらない赤い色に補正して見せているそうです。

    世界に、もしも色が無かったのなら、この「記憶の色」補正は、無かったかもしれませんね。


    水墨画は、時として
    墨一色で多彩な色を想い浮かべる場合があります。

    それは、私達の記憶の色。

    山々は、蒼く
    木々は、緑
    水は、清く流れ
    大河は、青い。

    それは、体験が生んだ記憶の色。


    私達に、蓄積した色の知識があって、初めて水墨画を楽しめるのかもしれません。


    ところで、「記憶の色」は民族でも違うことがわかっています。
    ちょっと色とは脱線かもしれませんが、読み流してくれればと思います。



    ここに林檎のモノクロ写真があるとします。

    日本人の多くは、りんごは赤いと記憶しています。

    ところが、ある国では、りんごの認識は、青い。
    青林檎なのです。

    日本では、太陽を子供達は赤く表現する。
    別な国では、黄色。

    パパイヤも、日本人は黄色。
    青パパイヤを知ったのは最近です。

    モノクロ林檎なのに、見ている人の脳裏に浮かぶ色はちがうのです。

    「民族色としての記憶の色」

    この話は、Fullむんっさんのお話に通じるものがありますね。

    生活に密着している「記憶の色」は、深く根付いた色だと思います。



    ちなみに、私は印刷会社に長年勤めていました。

    日本人の食欲をそそる民族色は、赤です。

    本能的に手にとりやすい。
    そう聞きました。


    スーパーやコンビニを確認して下さい。

    特に、お菓子売り場。
    子供達の手が届く範囲の商品のパッケージは、赤が効果的に 使われていませんか?
    赤が溢れています。

    あれは、本能的な色で、商品を買ってもらう企業側の戦略と聞きました←


    続きます 続きを読む

    【日記】「色の話5」

    続きです

    「職人の眼」

    前回、「記憶の色」「民族色」の話をしました。

    印刷会社に勤めていた頃の色にまつわるお話です。

    同じ課ではなかったですが、お世話になった方です。

    色を知り尽くした調色の仕事の
    もうある意味、職人な方でした。

    色を識別するのに、肉眼と機械があります。
    もちろん、印刷会社なので、誰でも同じ色を調色できるように機械でデータとして測定していました。

    企業側からの色見本が、印刷調色の基礎になります。

    この色にどれだけ近づけて
    大量に調色できるのか?

    色は、生物ですから、印刷スケジュールに合わせて手際良く作られていきます。
    乾いたり、温度で変化したり、やっぱり直前のインクは、使いやすいようです。
    保管場所の問題もありますよね。

    機械で、どんなにデータを取っても
    この方の眼には、かないませんでした。

    同じように調色しても、微妙に違う場合
    があります。
    その時は、この方の眼が頼りになります。
    試し刷りを一目みて、何色が足りない。インクが固い…等指示が飛びます。

    機械では、何が足りないなんて教えてはくれません。

    今までの経験から、導きだされたプロフェッショナルな眼。
    何度立ち会っても、

    凄いなぁ…

    そう思う瞬間でした。

    (ちなみに、私には最終微調整段階の色の違いは、あまり良くわからなかったです。←(苦笑)
    機械に貼りついてましたから、高速で印刷される印刷物を見る仕事もありました。
    止まって見えたから、動態視力は良かったのかな?
    調色の課だったら、違いがわかったのかしら?

    調色を仕事とする方は、それぞれ特別な眼を持っていると思います。
    長年の経験と勘と…

    その中でも、更に色を知る方のお話でした。)


    ……続きます。

    【日記】「色の話6」

    だいぶ前回のお話から間が開いてしまいましたが
    ・・・・続きです


    「クリスマス・ローズの話」

    色の話ですけど、ちょっと、脱線します!


    このシーズンになると、宮城県内のみちのく森の湖畔公園で“クリスマス・ローズ”祭りが開かれます。
    クリスマスと名前に冠していて、冬の花と思われがちですが
    れっきとした春の花。

    雪がまだ残っていても咲く早春の花です。

    昔は、地味な花色であまり好きな花ではありませんでしたが・・・

    あれは、花びらじゃなかったんですね。
    萼(がく)なんだそうです。
    花びらは、退化して、花のなかのクチャクチャッという
    小さな蜜線というものにかわっているそうで・・・気が向いたら調べてみてください。
    面白いです。

    がくが、花びらに見える花は、たくさんありますが、
    なるほどそれで、地味だったのかしら?

    それも昔のお話。
    今は、柔らかで多彩な花色で魅了しています。
    特集が組まれるほどの人気を集めていますよね。
    丈夫なのもとりえです。
    とっても育てやすい。

    さて、なぜ色の話にクリスマス・ローズなのかという
    疑問をお持ちの方もいるかと思います。

    最近、知った話。

    クリスマスローズを増やすには、種から育てるのと、株分けがあるそうです。
    年数を必要とする株分けより、種で育てたものを花屋さんで売っていることが多いそうです。

    ところが、クリスマスローズは、親の性質を受け継がず…種だと、たいへん変異しやすい花だということです。
    同じ花色・性質は、二度と出来ないらしいのです。

    種から育てるナーサリーでさえ、どんな花色・はんの入り方なのか。
    花が咲くまでわからないという。

    ですから、花屋での出会いも一期一会。
    収集家の方の気持ちが少しだけ分かりました。

    うちにも、一株だけクリスマスローズの鉢植えがあるのですが・・・
    世界でたった一つの花だと思うと、とても愛おしく思えます。


    さくらぱん



    【日記】「色の話7」


    DSCN0744-1.jpg
    別日に捕った写真なので記事に関係ない写真です。

    続きです

    「雲の話 1」

    昨日の夕方、薄紅色した雲を見ました。
    地上は、桜前線通過中。
    濃淡のある桜の雲で…空にも、まるで桜が咲いているかのような幻想的な一瞬でした。

    運転中で、撮れなくて残念。

    美しい空の薄紅色は、ひっそりと咲いて儚く消えます。

    今日も同じように、空が染まるとは限らない。
    季節と時間…時の移り変わりで
    刻々と空は、無情にも色を変えていきます。

    留められない。
    まさに一期一会。

    だからこそ、空に惹かれるのかもしれません。

    空好きのコミュニティー・メンバーさんにカキコミしたお話ですが…

    先日、ミルクパン(鍋)の形をした雲を見つけました。

    割と何かに似ている…雲を見つけるのが得意なようです。

    写真を撮りたかったのですが、運転中で撮れなくて悔しい思いをしました。

    そんな雲との出会いも一期一会。

    今朝は、東西南北見渡しても、雲一つ無い、良い天気です。

    地平線に近い場所は、白く光り…
    頭上には柔らかなミルクブルーで
    太陽が眩しいです!
    春らしい空の柔らかなニュアンス・ブルー。


    お花見弁当を作って
    これから、近所にお花見に行きたいと思います。

    【日記】「色の話8」

    DSCN0813-20.jpg
    別日に撮影した空なので、記事に関係ない写真です。

    続きです

    「雲の話 2」

    先日、ビッシリと空をマダラに覆う雲が、
    輝く白から、
    重苦しいグレーまで、
    様々な色を見せるので、隣の専門家(気象台勤めの旦那)に聞いてみました。

    知られている要因は様々ありますが、
    見落としてたこと。

    雲が、光を透過するかどうか。
    透過すれば、雲は、光輝き
    透過しなければ、雲の底は、影になる。

    一般的に言われています
    雲の厚みにも関わることですね……

    当たり前だけど、
    見落としてたものを気づかされた空の瞬間でした。