花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    カテゴリ:【宝物殿】『小説』ゆいままさんからの頂き物 の記事一覧

    【書庫】ゆいままさんのお部屋

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    ”すき”やっちゅーねん。1

    ゆいままさんからの頂き物 1

    【現代版】
    【CP 黎翔(関東人)×夕鈴(関西人)】※社会人1年目、大学1年生

    「恋のつぼみ」からこんなお話が出来ました
    イメージ激壊しならゴメンナサイ・・・

    ドリカムの大阪LOVERの方が合ってるかも、とか思ってしまいました。←ダメじゃん

    キャラ崩壊もいいところww←ここかなり重要です。

    ※関西人だからと言ってこんなにベタな関西弁使わないとは思いますが、まぁ標準語との差をハッキリさせるためにベタベタにしました。(^m^)aha♪

    うん、捏造だらけもいいトコです☆

    ゆいまま

    **********









    <夕鈴side>


    「おいあんた、いい加減にしなよ。」

    満員電車の車両に、冷たい声が響いた。

    **

    うちは汀夕鈴。
    この春めでたく関東の大学に合格してな、初めての一人暮らしを満喫してんねん。

    大学の友達も出来て、めっちゃ青春をエンジョイしてるトコ。

    もちろん素敵彼氏をゲットするために連日合コンに参加はしてんねんけど、成果はいまひとつ・・・。

    あー、早くうちだけを大事にしてくれる彼氏ほしいなぁ・・・。

    **

    「・・・っとに、東京にどんだけ人口密集してんねん・・・。」

    一人暮らしも大学生活も慣れたけど。どうしてもこの満員電車には慣れへんのよね。

    朝の通勤ラッシュ時には1分置きか!っていうくらい電車はナンボでも来んのに、人は減るどころか増えるばっか。

    大阪の満員電車もそこそこやったけど、山手線の満員電車は意味分からんくらい人が乗っとる。

    その日もうちは講義に出る為に電車にぎゅーぎゅー詰めにされとったんやけど。
    いつものように必死で電車の中で立っとったら。

    お尻の辺りで変な感触がしてん。

    最初はたまたまかな、って思っててんけど。
    それはだんだん確信に変わって。

    ---チ、チカンやこれっっ!!

    うちはゆっくりと後ろを確認してんけど、後ろの男は何もしてません、って顔で堂々と白を切ってる。

    ---つか、どー考えてもオマエやろっ!?

    精一杯睨んでやったけど、どこ吹く風。

    ---よし、3つ数えて手ぇ離さへんかったら大声出したんねんっ!!

    深呼吸。すー・・・はー・・・。よし。

    1・・・2・・・3・・・!!

    「ちょ「おいあんた、いい加減にしなよ。」

    ---え?

    冷たい声が聞こえたと思った瞬間、お尻の違和感は消えた。

    顔を上げると、帽子を深く被ってるから顔は見えへんけど、背の高い男の人がうちの後ろにおったチカン男の腕を捕まえてた。

    「朝からツマンナイ事しないでくれる?不愉快だよ。」

    その人が放った一言で、チカン男の顔は真っ青になり、周りの女の人達は「え、やだ、チカン??」なんてヒソヒソ話が始まった。

    車内がざわめき始めた頃、ちょうど駅に着いた。
    その人はそのままチカン男と一緒に電車を降りて行った。

    ---あ、うちお礼もなんも言ってないやんっ

    慌てて一緒に降りようとしたけど、乗ってくる人が多すぎて前に進めへんくて。

    「あのっちょっと待ってーや!!」
    必死に声を掛けたら、振り返ってくれた。

    帽子からはみ出している今時珍しいくらい真っ黒なさらさらの髪が朝日で輝いてて。それに見惚れてたらその人はこう言ってん。

    「君も気をつけて。ちょっと無防備過ぎだよ?」

    パタン、と電車の扉は閉まると同時に、まるでドラマかマンガみたいな出来事は終わってしもた。

    帽子のせいで顔も見えへんかったし。
    背が高くて黒髪で。少し冷たい声色って情報しかないねんけど。

    けど。

    けどな?

    「見つけてもーたかも・・・。」

    うちだけの、王子様を。

    **

    あれから1カ月。

    月曜日も。火曜日も。もちろん金曜日までみっちり一週間。

    同じ時刻の電車。同じ先頭車両。

    講義がない日も毎日毎日乗ってんのに。

    「何でおらへんの~~~~??」

    うちのピンチを助けてくれた帽子の君(名前がわからんから勝手にこう呼んでる)を探し続けてんのに。

    全くもって手がかりなし。

    あれからいつ逢うても大丈夫なように、毎日お肌のお手入れもめっちゃ頑張ってるし、可愛い服もゲットした。

    なのにっ

    「なんで!?なんで逢われへんのーっ!?」

    と、満員電車の中で叫ぶ事は出来へんから心の中で盛大に叫んだ。
    もちろん毎日叫んでいる。

    そこでハッと気付いた。

    もしかして、あの日たまたまあの電車に乗ってただけ?
    まさか関東の人ですらない???
    もしや---実在すらしてない幻の人?????

    「いややー!もっかい逢いたいのにー!!」

    と、また心の中で叫んでたらお尻の辺りに違和感を感じた。

    ---え、ま、まさかコレは・・・。

    夕鈴がそっと後ろを振り返ると、1か月前のチカン男がいた。

    ---こいつ、またうちをカモにしよって・・・っ!!うちはそんなにあんたのタイプなんかっ!?

    ギッと睨むも、またもやどこ吹く風。

    ---今度こそうちの手で成敗してくれる~~~!!

    「もーいい加減に「あんたも懲りないね。今度は会社に連絡するって言ったでしょ?」

    視線の先には恋焦がれてた---帽子の君が立ってたんよ。

    **

    「まったく・・・チカンで掴まったくせにまた同じ事するなんて。」

    ふぅ、と心底呆れた声が聞こえた。

    「さて、と。前も言ったけど、今度は会社の方にも連絡させてもら「あのあのあのっ!うちの事覚えてますか?」

    幻ちゃうやんな!?本物の帽子の君やんな!?!?

    「え、ちょっと「ああ、やっと逢えた~~!!もう逢えへんかなって、ほんまちょっぴり自信なくしててっ」

    あっ勢いで腕掴んでもーた!!でもここで離したら逃げられるかもやし!!それは絶対嫌や~~~

    「いや、だから「でも1カ月も頑張って探した甲斐があったわ~~~~~!嬉しすぎやーーー!!」

    ふと、窓に映った自分が視界に入った。そこに映る信じたくない事実に眼がカッと見開いた。

    「あっ!でも最近探し疲れと、諦め疲れが重なって、ちょっとお肌のお手入れサボってもーてたっ!?髪の毛は・・・きゃー!!ボンバーしてるぅーーーー!!!」

    嘘やろ~~~っ何で今日に限ってうちこんなんなんよ~~~~~!!

    「えっと鏡、鏡・・・うわっどこ入れたっけ!!あかんっ家に忘れてきたんかなーー?」

    うちってとことんマヌケやぁっうちのアホ~~~!!

    ちらりと帽子の君を見ると、今日は帽子がないから顔がはっきり見えた。

    うわっめっちゃイケメン!!紅い瞳が綺麗やな・・・。
    って。

    嫌ぁ~~!!めっちゃ呆れた顔されてるやん!!!

    「ああ!!ごめんなさい勝手に喋りまくって!!あんまり嬉しいからテンションあがってもーたみたい!!」

    どうしよ、めっちゃ恥ずかしい!!

    ・・・でも。

    例え疲れ切った顔でも。
    例えお団子がボサボサでも。
    例え超テキトーに選んだ服だったとしても。


    このチャンスを逃すわけにはいかへんねんっ!!


    ぐ、とお腹に力を入れて戦闘態勢に入る。

    恋する乙女は強いんやっ!
    とにかく自己紹介とか、メアド交換とか、いっそこのまま告ってもーたら・・・

    「あの、実はですね「逃げちゃったよ?あのチカン・・・。」


    うちの最大のミスは---。

    恋する乙女として全然イケてない時に帽子の君に逢うた事か。
    やっと逢えた事で浮かれすぎて、電車の中って忘れて大騒ぎした事か。
    天敵(チカン男)を取り逃してもーた事か。


    なぁ、どれやと思う??


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    ”すき”やっちゅーねん。2

    ゆいままさんからの頂き物 2

    【現代版】
    【CP 黎翔(関東人)×夕鈴(関西人)】※社会人1年目、大学1年生




    **********

    <黎翔side>

    毎日同じように起きて。
    毎日同じように電車に乗り。
    毎日同じように会社に行く。

    特にそれに疑問も不満もなかったけれど。

    「つまらない、かな。」

    結局同じ結論にたどり着く。

    **

    あの日の朝も、いつもと同じ電車に乗っていた。

    ぼんやり窓の外のいつもの風景を眺めていたら、どこからかブツブツと声が聞こえてきた。

    「・・・っとに、東京にどんだけ人口密集してんねん・・・。」

    ---ん?

    「ほんま人多すぎやろ・・・東京の人口ナメたらあかんな・・・。」

    ---これは関西弁・・・か?

    声の主をなんとなく探してみれば、目の前に茶髪のお団子が揺れている。

    ---おっと、目の前にいたのか。

    「自分で選んだ大学とはいえ・・・やっぱ地元の大学にすれば良かったかも・・・。」

    何気に観察しているが、どうやら本人は自分の心情が声になって発せられている事に気がついていないようだ。

    ---ほんとに関西人って、ほんま、とか。あかん、とか。言うんだなぁ・・・。

    なんて、どうでもいい事に感心していると、独り言がピタリと止んだ。

    ---あれ、どうし・・・え?

    彼女の顔色は明らかに悪い。
    気分が悪くなったのかと注意していると、ちらりと後ろを振り返った先にいた男が一瞬にやりと笑った気がした。

    ---まさかこいつっ・・・!?

    自分でもよく分からなかった。けれど確実に僕の頭には血が上っていた。そして気付いた時にはその男の腕を掴んでいた。

    「おいあんた、いい加減にしなよ。」

    **

    あれから1カ月。
    急に仕事が忙しくなって、朝は早くから夜は遅くまで。とにかく働き詰めだった。

    そして地獄のような忙しさからようやく解放されたあの日。たまたま乗った電車にいたんだ。

    ---チカン男が。

    「まったく・・・チカンで掴まったくせにまた同じ事するなんて。」

    どういう神経してるんだ。ここまで来たら病気だな。

    「さて、と。前も言ったけど、今度は会社の方にも連絡させてもら「あのあのあのっ!うちの事覚えてますか?」

    突然自分の腕に重みを感じたと思ったら、次にはちょっと訛りのある言葉がマシンガンのように飛んできた。

    「え、ちょっと「ああ、やっと逢えた~~!!もう逢えへんかなって、ほんまちょっぴり自信なくしててっ」

    ぶんぶんと振られる腕が少し痛い。

    「いや、だから「でも1カ月も頑張って探した甲斐があったわ~~~~~!嬉しすぎやーーー!!」

    ここ電車の中だからちょっとボリューム落として欲しい・・・。

    「あっ!でも最近探し疲れと、諦め疲れが重なって、ちょっとお肌のお手入れサボってもーてたっ!髪の毛は・・・きゃー!!ボンバーしてるぅーーーー!!!」

    そう思うけど、声を掛ける暇がない・・・。

    「えっと鏡、鏡・・・うわっどこ入れたっけ!!あかんっ家に忘れてきたんかなーー?」

    そうこうしているうちに。

    「ああ!!ごめんなさい勝手に喋りまくって!!あんまり嬉しいからテンションあがってもーたみたい!!」

    ・・・やっぱり。

    「あの、実はですね「逃げちゃったよ?あのチカン・・・。」

    そこでようやく止まったマシンガントーク。

    ポカン、とした君の顔を見て。

    ---この時不覚にも、ほんの少しだけ可愛いなって、思ってしまったんだ。

    **********

    多分続かないww

    恋に生きる夕鈴を書いてみました。子ギャルちっくに(笑)

    すみません、お粗末さまでした。

    ゆいまま 続きを読む