花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【散文】「雪の城」

    ドサッ……

    重たげな雪の落ちる音で目が覚めた

    いつもより
    明るい朝

    昨日降り続けた雪は
    今朝には、降り止んで…

    外は、一面の銀世界

    屋根もポストも
    綿帽子

    積もった雪に
    喜ぶのは子供達

    雪ソリ片手に
    外へと駆け出した。

    どんよりとした
    雲の下

    明るい笑い声が
    響きあう

    昨夜降った大雪は
    姿も形も
    大きく変えた

    庭にできた
    雪だるま

    大きな大きな
    雪だるま

    その隣には、子供達

    もうすぐ完成
    雪の城



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    【散文】「抱きしめてるのに…」

    抱きしめても…
    抱きしめても…
    埋まらない。


    ぬくもりを分けてもらっても…
    温まらない。


    欠けた空虚の隙間は
    埋まらない。


    埋める方法をずっと探してる。
    ……どうすれば、いいのかな?
    どうすれば、よかったのかな?


    今も考えられなくて


    欠けた心を
    まだ抱きしめてる。

    【散文】「手紙」

    遠い南に住む友から
    手紙が届いた

    毎日のように
    メールでやりとりする友の珍しい気紛れ

    薄紅色の花を想わせる
    封筒を開けると
    こぼれ落ちた
    白い花びら

    春告げの梅の花

    まだ北では、咲かない花のふくよかな香りに

    春を届けてくれた友の笑顔が浮かんだ。

    “春が待ち遠しい”
    と呟いた私に
    南からの思いがけないプレゼント。

    友の地で咲いた花と
    薄紅色の優しい手紙。

    香りで目覚めた
    温かな気持ち

    一瞬で繋がる

    遠い地に住む
    懐かしい友に。 続きを読む

    【短編コラボ】恋人へのラブレター

    誰にでも優しいって
    罪だとおもうの。

    優柔不断な男なんて
    大キライ!

    振り撒く笑顔
    誰にでも向けられる優しさ

    そんなもので
    ごまかさないでほしい

    曖昧に滲んだボーダーライン

    手探りで探る
    貴方の心

    ねぇ、好きなの?
    ホントは嫌いなの?

    受け止めてるようで
    やんわりと流される

    貴方って、ズルいわ!

    こんなにも私だけが
    貴方に夢中になるなんて。

    言葉でなく
    kissで返されて
    ぐずぐずに溶かされてしまう……

    不安なの

    貴方の一番に
    なりたいの……

    誰にでも甘い笑顔で
    優しく誰かれ微笑まないで

    誰にでも紳士だなんて
    女なら勘違いしてしまうわ

    その微笑みは
    私だけに向けて……

    その優しさを
    私だけにして……

    貴方を愛しているの……

    好きだけじゃ……ダメ。
    愛してると言って

    貴方の本心が知りたい!

    ……私は貴方の何?

    恋人で、いいの?