花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【短編】現代パラレル『可愛い嫉妬』


    わんっ!!!

    黒のゴールデン・レトリバーがわふっっっと私に飛びついた。


    「きゃあ♪かっわいいーー♪」

    「きゃっ……ちょっ……まって……やんっ!!!」

    私は、犬に芝生の上に押し倒されてぺろぺろと顔を舐められる。
    むっとした顔の黎翔さんが、手荒に犬をどかしてくれた。


    『犬とは、いえ許せない。
    君の全ては、僕のものなのに……。』

    黎翔さんは、ぷぅ……と頬を膨らませた。

    「犬なのに……」

    私は、恋人の嫉妬に呆れる。


    『……消毒。』

    ちゅっ……

    私は、突然のKISSに驚き、身悶えた。

    『犬でも僕はイヤだ。』

    黎翔さんは、ぷいっと、横を向いて拗ねてしまった。


    「……ん……もう、黎翔さんのばかっ……」

    私は、独占欲を隠さない黎翔さんの頬にKISSをする。
    大好きな恋人の可愛い嫉妬に苦笑しながら……
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    【短編】現代パラレル『膝枕』

    ※想像注意!!!閲覧要注意のリアル・ホラー


    「ネェねぇ…夕鈴。
    僕、欲しいものがあるんだ…」

    「買っていいかな?」

    いつになく真剣に聞いてくる黎翔さんに、私は戸惑う。

    夕食後のひととき…
    甘い穏やかな時間に甘えてくる恋人に、
    私はにっこり微笑んだ。

    「?…いいですよ。何が欲しいんですか?」

    黎翔さんは、これまた極上の笑顔で微笑み返した。

    唇に指を当て、私にウインクしてこう言った
    「来てからのナイショ!」

    それは、ほんの一週間前のお話。





    黎翔さんが、強請るものってなんだろう…?

    私が、その会話じたいを忘れていた頃
    とんでもない事件が、起こった。


    「ただいまぁ~」
    「黎翔さん、遅くなっちゃってごめんなさいあせあせ(飛び散る汗)」
    「すぐに、夕飯作るね~」

    たまたま遅く帰った夕鈴が、玄関から声をかけるも黎翔さんから返事がこない。

    玄関には、黎翔さんの靴はあるし、リビングに明かりはついてある。

    黎翔さんは、おでかけしたわけではないらしい。

    「黎翔さん、居ないの?」

    私は首を傾げながら、リビングの扉を開けた。

    リビングの扉を開けたとたん

    私は、声を失った。

    「!!!○×▲◇●×▽◆・・・・・!!!!」

    声にならない悲鳴が!!!

    穏やかで、安らぎのいつものリビングのはずだった・・・・


    いつもの日常の夜の風景から、非日常の風景に私は、絶句する。

    どさり・・・買って来たばかりの夕飯の材料が無常にも床に飛散する。

    いつもの私なら、もったいないと反応するのだか・・・・

    目の前の光景が信じられなくて、床に気にも留めない。

    ーーーーーーーーーーーーーー頭の中は、真っ白だった。

    これナニ!?これナニ!?これナニ!?これナニーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?


    リビングに黎翔さんは、居た。

    うたた寝して熟睡してた。

    それは、私のいつもの光景。


    問題は、黎翔さんがうたた寝に使っているモノだった。

    廻らない頭で、理解しようと私は、勤める

    どう見ても、膝枕だった。

    女の人の膝枕。


    えっえっえーーーーーーっ!!!!


    そんなっ浮気!?

    もう、大パニックで、訳わかんない。

    「きゃぁあああああーーーーーーっ!!!」

    ようやく出せた悲鳴に、

    「あっ、おかえりーゆーりん。」

    なんとも気の抜けた黎翔さんの声。

    「これ、いいでしょ!?」

    「さっき届いたんだーー♪」

    観葉植物で見えなかった膝枕の正体。

    それは、正真証明の枕。

    女性の膝枕を模した枕だった。

    しかも、枕なので、上半身は無い。

    リアルな腰から下の悩ましいミニスカートの膝枕。

    ご丁寧に、油性マジックで「ゆーりん2号」と書いてあった。

    私は、青くなったり赤くなったりめまぐるしく黎翔さんに傍にあったクッションを投げつけた。

    「黎翔さんのばかーーーーーー!!!!!」

    私の大絶叫がリビングに響く。

    「ゆーりん2号ってなに? なんで、そんな枕に私の名前があるのよーーー」

    「だって、ゆーりん買っていいって言ったんだもん。」

    「だからって・・・・だからって・・・・」

    「なんでこんなの買うんですか!!!」

    「だって、ゆーりん居なくてさみしかったんだもん。」

    ぶーぶー文句いう、恋人に、呆れた文句も一つぐらい言いたい。

    私は、冷ややかな眼差しで

    「・・・・・・・・っ・・・・・黎翔さんのばかっ!!!」

    最後に投げつけたクッションは、ものの見事に黎翔さんの顔に命中した。

    その後二週間、怒った私は黎翔さんと口を利かなかった

    問題の膝枕は、二度と使われることはなかったという。

    ・・・・夕鈴の前ではね。



    ―完ー 続きを読む

    【詩文】時の記念日『飛行機雲ーひこうきぐもー』



    青く輝く
    抜けるような空に

    まっすぐに延びた
    地平線へと続く飛行機雲

    青と白のコントラスト

    眩しい太陽に僕らは、手をかざす

    指先から、こぼれ落ちた眩しすぎる太陽光線

    虹色のプリズム

    繋いだ手を離さずに

    僕らは走り抜ける

    明日の未来へと…


    2013年
    06月13日
    16:45

    【詩文】恋人の日『君への渇望』


    「愛してる」だけじゃ…足りない。

    kissだけじゃ…
    もの足りない

    わがままで、強欲な気持ちは
    いつも君だけに湧き起こる。

    ねぇ…。
    いつになったら、君に満足感を僕は味わえるのかな。

    満たされる満足感は、君と過ごす時間だけ

    すぐに渇く僕の欲望
    この渇きは、いつまで続くのだろうかexclamation&question

    君を知るたびに、強くなる君を求める欲望に終わりはあるのだろうか。

    理性が壊れた愛に
    僕は狂う

    君という存在が
    僕を狂わせる

    気付いてるかい!?
    この愛は、君のせいなんだよ。

    今日も君を抱き…
    君に愛を囁く。
    わずかな満足感を得る為に
    今日も愛に飢える僕は、君を渇望して君を得る