花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【短編】大人味『掌中の珠ー五爪の傷跡ー』改訂版





    if設定・大人味《コミュ投下品》


    三日月の蜜月の夜
    深い夜の帳が降りた深夜の後宮。

    燃え上がる焔のような王と妃
    寝台の帳は、密やかなはずの二人を赤裸々に映し出す

    絹の敷布に散り染まる鮮血の花

    『我が掌中の珠は、五爪で、我が背に傷跡を残すか・・・』

    愉悦を含んだ愉快そうな黎翔の声。
    その黎翔が組み敷く夕鈴は、肌を薔薇色に染め
    熱っぽい眼差しで黎翔を見つめていた。

    お互いの瞳の中には、純粋な愛しか見えない。
    見詰め合う二人。

    「黎・・しょ・・・さま・・・何?」

    敷布の波間を漂う金茶の髪を一房掬い、そこに口付ける黎翔。

    『・・・・我が背に、傷をつけることが出来るの君だけだ。』
    『五爪の傷跡というのは、私にふさわしい。』
    『帝の龍というものは、五爪というからな。』

    『君が、我が背に君の所有の証を残すなら』
    『私も所有の証を君に施そう』

    愛しさが溢れた狼陛下の愛の告白

    黎翔の深い口付けは、熾き火の残る夕鈴の身体に焔を灯した。

    濃密な愛の帳に閉ざされた・・・・秘密めいた二人の夜

    『夕鈴、覚悟するがよい。・・・・・今夜は、眠らせぬ。』

    夕鈴の耳朶に囁いた狼陛下は、楽しげにそう宣言する。
    その声は、夕鈴には届かなかった。

    黎翔は、日が昇るまで妃を離さなかったという。



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    【短編】黒龍・大人味『木洩れ日の中で…』※ぴゅあ甘の実・新緑の頃






    若葉萌ゆる新緑の頃

    森の奥の大樹の木陰
    サヤサヤという葉擦れの音と
    爽やかな一陣の風が吹く

    暖かな陽気にまどろむ
    私を、優しく揺り起こす。
    白い腕(かいな)。

    「黎翔様。もう、そろそろ王宮に帰りませんと、陽が暮れてしまいます。皆が心配します。」
    「起きて下さい。黎翔様。」

    瞳を覗き込む優しい恋人の大樹の瞳。
    はしばみ色した美しい瞳。

    私を包み込む金茶の髪は、春の木洩れ日に透けて金色に輝く。
    まるで、降り注ぐ太陽の光のシャワー。

    恥ずかしげに、頬を薔薇色に染め上げる姿は、愛おしく…
    少し困った様に柳眉を下げる様は、子供のように愛くるしい。

    素朴で、可愛らしい微笑み。
    私を一瞬で魅了するその笑顔。

    目覚めたばかりの私の心を温める。
    春の光を凝らせたような、眩しい私の恋人。

    いつの間に、私は眠ってしまったのだろうか。

    遠乗りの先の春の森。
    柔らかな木洩れ日がキラキラと輝く・・・美しい新緑の森に、二人きり。

    遠くで、黒龍と紅龍が、草をはむ


    …穏やかな風。

    …穏やかな時間。

    …ずっと、此処にこうしていたい。

    …二人の時間を過ごしていたいのに。

    容赦なく時は過ぎゆく。

    ーーー帰らなくてはならない。王としての責務へと。

    ーーー放棄したいわけじゃない。

    誰にも邪魔されない時を、君と一緒に過ごしたかっただけ。

    ーーーほんの少しの休息時間。

    王と妃でなくて、只の一人の男と女。
    珀 黎翔と汀 夕鈴としての恋人時間が欲しかっただけ。

    律儀にも、そんな願いを君は守って、僕の名を呼んでくれる。
    君に名前で呼ばれるのは、くすぐったくてなんて幸せなんだろう。

    ーーー夕鈴、「もう帰ろう」なんて言わないで。
    ーーーもう少しだけ・・・
    ーーー君とこうして居たいんだ。

    寝ぼけたふりをして、時を止めよう。
    金に輝く金茶の髪ごと、君のうなじを引き寄せた

    あっけなく
    私の胸に倒れ込む君を捕らえて離さない。
    愛しい人の確かな重みに嬉しさが、こみ上げる

    そのまま、君の柔らかな唇を塞ぐ・・・
    恥ずかしげな吐息ごと、味わいつくす・・・
    君が「帰ろう」と言えないように。

    『・・・夕鈴。』
    ちゅっ・・・

    木洩れ日の柔らかな光が僕らに降り注ぐ。
    大地の息吹・青草の香りが僕らを包む

    角度を変えて、更に深く口付ける

    可愛い抵抗を試みる彼女。
    その行動は、私を煽るだけなのに・・・

    零れ落ちた甘い声。
    香りたつ甘い肌。

    腰紐に手をかけ緩めだす。

    「・・・黎しょ・・・さま・・」
    「・(んっ)・・・ダメっ・・・帰らなきゃ(あぁんっ・・・)」

    口付けの音と衣擦れの音
    風に靡く金茶の髪は、どこまでも空に金色に輝く

    抜けるような澄み切った青空と燦燦と降り注ぐ太陽の木漏れ日の下
    緑萌ゆる春の森。
    咲き初めた優しい花々が揺れる大樹の木陰で…

    僕らは、優しい口付けを交わしあう…
    口付けで、捕らえる僕の恋人。

    夕鈴の淡い吐息は
    今や森へ響く、あえやかな悦びの声に

    柔らかな口付けは、身も心も癒やしていく。
    王としての激務に強張る、私の心も身体も和らいでいく。

    私を癒す君の力

    心通い合い愛しあう者達しか使えない、極上の癒しの魔法。

    抱きしめる腕に力が篭る
    柔らかな恋人の白い柔肌を咬む

    甘やかな吐息と共に
    次々と咲誇る愛の花

    ーーー心から幸せになれる唯一の恋人(ひと)。
    君を抱き締めて離さない。離したくない。
    僕らは、愛を確かめあう。
    かけがえの無い存在との愛の時間。

    見つめあい・・・交し合う・・・心と身体

    ーーー時を忘れて楽しもう。
    君と僕との悦びを
    春の光を浴びながら・・・

    柔らかな光(幸せ)を紡ごう
    僕らは穏やかな時を過ごす
    春の木洩れ日の中で…




    ー木洩れ日の中で…・完ー





    2013年
    02月18日
    18:32 続きを読む

    【短編】激大人味『胡蝶の愛撫』

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    【短編】陛下暴走中・がっつり大人味『熱視線』※開封・要注意


    ※色が噴出しました。昼間からスイマセン。
    もう・・・昨日から、某白友さんのプロフ絵に身悶えてます。
    はい・・・某白友さん、あなたですよーーー。
    暴走陛下全開です。大人味が苦手の方は、Uターン推奨。




    「あっ……あの陛下。」
    「先ほどから、何を見ているのですか?」

    長椅子で寛いでいる陛下が、夕鈴の言葉ににっこりと笑った。
    先ほどから、黎翔の視線が気になる夕鈴は、
    一挙手一動を見られ続けることに耐え切れなくなり、
    陛下に問いかける。

    ずっと……穴があくのでは、というばかりに見詰められていたから。

    (いったい、陛下は何をいつまで見ているの???)

    すでにその顔は、羞恥心で真っ赤で、火照る頬がとても熱い。
    耐え切れない羞恥心は、はしばみ色の瞳を熱で潤ませた。

    夕鈴に、応えるかのごとく、極上の笑顔を彼女に微笑み返す。

    『…………知りたい?』

    「はい。」

    『では、もっと近くに来て』

    「はい…………こうですか?」

    『もっと…………もっともっと、僕の近くに……』

    近づいていく二人の距離。すでに、もうそんなに近づける距離も無く
    夕鈴は、戸惑うばかり……。

    『きゃっ……』

    突然、ぐいっ……と手を引かれて、陛下の胸に飛び込んだ。

    ぽすんと軽く、陛下の膝に座る形になる。

    「陛下っ……急に何を……」

    益々赤くなる頬
    動揺する手足は、陛下から退こうとするのだか、
    陛下がそれを許さない。

    抵抗を試みる夕鈴を、楽しんでいるかのように拘束された。

    黎翔は、蕩けるような微笑を夕鈴に向けた。

    『可愛い…………夕鈴。』
    『見ていて飽きない。』
    『面白いよ、夕鈴。』

    「……な…………なな……」
    陛下の膝に乗り、鼻先が触れるほどの距離で、
    夕鈴は、陛下に覗きこまれながら
    とんでもなく恥ずかしい言葉を告げられた。

    その言葉に、距離感に、眩暈が起きる。
    夕鈴の唇からは、意味の無い言葉が紡がれた。

    『君が知りたいと言ったから、応えた。』
    『では、ご褒美を頂くことにしよう。』

    背に回された陛下の腕が夕鈴を引き寄せる。
    近づく、陛下の唇。
    ちろりと覗く赤い舌先。

    「待っ……んンっ…………」

    鼻先の距離は、あっという間にゼロになり、そのまま狼に食べられた。
    はしばみ色の瞳は、口付けの熱でさらに潤みだす。

    紅い軌跡の光を放つ熱視線で夕鈴を煽る
    耳朶に囁かれる……陛下の甘く低い声

    『ゆうりん……かわいい……』

    かりり…………そのまま、耳朶を嬲られる

    「あぁァンっ……」

    身じろぎするも、それを許さない陛下。

    …………視線を感じる。

    (熱視線が、私を炙る……私を煽る…………)

    陛下は、止まらない。

    …………………………………………………………熱視線はつづく。





    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    この先は、読み手様にお任せいたします。

    2012年
    12月20日
    10:09

    【長編】黒龍『葡萄棚の下で』※要注意!!!一部・大人表現あり





    ※一部KISS表現で、大人表現があります。
    ご不快に思う方は、お読みにならないでください。
    それでも、よいと思う方は、そのままお進みください。

    長編を一本にまとめてみました。
    大量更新でご不快に思われた一部の皆様と、ご迷惑をかけた管理人様に、お詫び致します。こんなところで失礼ですけれどが、ご迷惑をおかけいたしました。
    本当に、スミマセンでした。            2012.09.27.さくらぱん



    ☆【長編】黒龍『葡萄棚の下でⅠ』


    うららかな秋空の下

    「・・・ふぁ・・・・」

    少し目尻が赤い 今朝の兎妃は、黒龍の背でアクビをかみころす

    しっかりと黎翔が、夕鈴を支えているが、夕鈴は、必死で腕の中のお弁当を護り、睡魔と闘っていた。

    ともすれば落馬しそうな夕鈴の様子に、黎翔は苦笑する。
    原因の一端は自分なので、落ちないように夕鈴を支えねばならない。
    いつもなら、怒られるこの状況に、
    大義名分がつき公然と夕鈴に触れられることを黎翔は、楽しんでいた。


    ことのはじまりは、昨夜のこと

    朝の早い時間に、弟青慎のお弁当を作るため
    王宮の厨房を使える代わりに、黎翔と交わした昨夜の二人の約束。

    『明日の朝、青慎のお弁当を王宮の厨房で作るといい。』
    『出来たら、浩大に届けさせるよ。』
    「いいいんですか?」

    『そのかわり、僕にもお弁当作ってくれる?』
    『僕のお弁当を作る為といえば、快く貸してくれるよ。』
    「それでいいのですか?助かりますけど・・・。」
    『せっかくだから、黒龍で遠乗りしようか?』
    『二人分作ってよ。この時期だし、ちょっと遠出したいな。』
    『外で、二人でお弁当食べよう。明日が楽しみだな。』
    「遠乗りに連れて行ってくれるのですか・」
    「ありがとうございます。陛下。」
    「では、たいしたものは、作れませんけど、張り切って作りますね。」





    先ほどまで、早朝から王宮の厨房にいた夕鈴。
    手早く、三人分作り、一人分は浩大に渡した。


    色づき始めた初秋の森をさほど早くない速度で駆け抜ける。
    流れる輝く森の景色を黒龍の背から眺める

    紅葉の兆しは、まだ無いが秋草が咲き乱れる秋の森は、夕鈴の眼を惹いた。
    いつもなら、このまま王領地の森を駆け抜けるのがいつもの遠乗り
    今日は、少しコースが違っていた。

    早々と森を抜け、葡萄棚の続く人里へ
    丘陵地に延々と秋の果物が稔る。
    民たちが、忙しく収穫の喜びにいそしむ丘をゆっくりと通り過ぎる

    この穀物や果物の稔りは、白陽国が豊かであることの証

    豊富な水源を使い水路が張り巡らされ、
    水が途絶えることの無いように黎翔が地道に治水した。

    その行政の大きな結実。
    豊かな大地は、諸外国の羨望だった。

    それほど、豊かな大地を治める黎翔は
    実りの季節の遠乗りをいつも大事にしていた。

    民たちの喜びに輝く笑顔を見るたびに、
    黎翔の心に誇らしい気持ちが、膨れ上がる

    この黎翔が治める豊かな大地をいつか夕鈴に見せたいと思っていた。
    秋の実りのこの季節に。



    ☆【長編】黒龍『葡萄棚の下でⅡ』



    大きな美味しそうな葡萄が鈴なりの葡萄棚
    うららかな陽射しが、葡萄の梢から降り注ぐ

    二人の座る頭上には、赤や黒・緑といった、大粒の房が重そうに下がる。
    辺りに香る、芳醇な葡萄の甘い良い香りに二人は包まれていた。

    発酵した葡萄酒の香りも・・・黎翔の手元には、今年の葡萄酒が
    並々と注がれていた。

    甘い葡萄の香りと葡萄酒の匂いと二人っきりの甘い時。

    (・・・・・・ああ・・・酔ってしまいそう。・・・・・)

    腰に廻された黎翔の手は夕鈴を離さない。
    敷物の上で、広げられたお弁当から、野菜を肉で巻いたものを
    黎翔の口に箸で運びながら、必死で夕鈴は、自分を保つ。
    夕鈴は、のぼせそうな頭で先程の記憶を手繰り寄せた。


    一軒の民家に黒龍が入っていったのは、つい先程。
    この家の主夫婦の二人が、黎翔達を待っていた。
    深々と礼をとる主人。

    《・・・・陛下、お妃様、お待ちしておりました。》
    『今年も、世話になるぞ。主人。』
    《心得まして、ございます。》
    《今年は、お妃様も一緒に視察と伺い、楽しみにしておりました。》
    《陛下、今年の葡萄も豊作にございます。》
    『それは重畳。楽しみだ。』
    《ごゆるりと、お妃さまとお楽しみくださいませ。》
    『では行こうか。夕鈴。』

    民家の主に黒龍をあずけ、二人は、葡萄畑へ向かったのだった。



    ☆【長編】黒龍『葡萄棚の下でⅢ』※角砂糖の甘さに注意!!!


    『君の手料理は、どれも旨いな。』

    美味しそうにほおばる陛下に笑みが零れる
    頬に陛下の口付けとともに、賛辞の言葉が囁かれる

    誉められて、悪い気がしない
    素直な賛辞に、夕鈴は笑みが零れた

    夕鈴は陛下に、微笑む表情を隠さない
    うららかな陽射しとともに、穏やかな時間が流れる。

    夕鈴は、次の肴を陛下の口へと運ぼうと箸を進めると
    その手を陛下に止められた。

    『さっきから君は、食していない』
    『夕鈴、葡萄は、どうだ』
    『私が、食べさせてあげよう。』

    夕鈴は、返事をする間も与えられず、世界が反転した。
    急に抱き寄せられて、陛下に押し倒された

    宙を舞う金茶の髪
    状況が飲み込めず、混乱する頭。
    背に当たる毛織の敷物の柔らかな感触を確認した頃は、
    すでに夕鈴は世界を見上げていた。

    目の前には、たわわに稔る葡萄の房と眩しい青空。
    陛下の指先に、飲み干された杯の代わりに、一房の大きな葡萄。

    めまいがしそうなほどの至近距離に陛下の綺麗な顔がある。
    夕鈴は、混乱する頭のままで、陛下の紅い瞳に吸い寄せられる。
    そのまま、陛下は手の中の葡萄の房から瑞々しい一粒を口に銜(くわ)えた。




    黎翔は、腕の中の夕鈴が愛しくてたまらない。
    私の為に一生懸命に作ってくれたであろうお弁当は、どれも美味しい。
    まだ赤みの残る瞳。

    (まるで・・・兎のようだな。)

    その頑張りをねぎらいたい。
    手の中の瑞々しい葡萄を黎翔は、口に含むと夕鈴の唇へと運んだ。

    ・・・・・・口移しで運ばれる葡萄の一粒。



    ☆【長編】黒龍『葡萄棚の下でⅣ』 ※角砂糖の甘さに注意!!!


    灼熱の柔らかな黎翔の舌先で、夕鈴の口に押し込まれる一粒の葡萄。
    情熱の深い口付けは、夕鈴を酔わせる。

    「・・・んふぅ・・・」

    夕鈴は、黎翔に口付けされて甘い吐息がもれ漏れる

    夕鈴の口唇から零れ落ちる甘い葡萄の果汁。
    口の中に広がる葡萄の甘さ
    口付けの滴る甘さにーーーーーーーーーーー痺れる舌先。
    そしてーーーーーーーーーーーーーーーーほんのりとした葡萄酒の香り

    くらくらとーーーーー酔いが廻っていく

    ( 嗚呼 ・・・何も考えられない。 )

    陛下に酔わされる・・・・・酔わされる・・・・酔う・・・・・




    ・・・・・・・・ふわ・・ふわ・・・ふわり

    ーーーーーーーーーーー夕鈴は、遠のく意識に逆らえない

    ほろ酔いのまどろみに滑り落ちる意識。

    夢と現実の区別が無くなる

    かすみゆく意識 



    『お休み、夕鈴』

    夕鈴の深いまどろみに滑りゆくなかで、囁かれた黎翔の言葉。

    繰り返し耳に木霊する優しい囁き




    爽やかな風が頬を撫でる
    葡萄の芳醇な香りが、二人を包む

    いつしか、うららかな日差しの下、たわわに実る葡萄棚の下で
    夕鈴は、黎翔に腕枕をされながら深い眠りに落ちた。

    夕鈴に掛けられた陛下の外套の上で、しっかりと繋がれた二人の手。
    二人寄り添いまどろむ二人の見る夢は、同じ甘い夢なのだろう。
    微笑みを浮かべる二人の幸せな時は、誰にも邪魔されなかったという。



    さわさわと、葡萄の葉ずれの音がする。
    艶やかな葡萄の実が、爽やかな風にそよぐ
    うららかな陽射しが二人に降り注ぐ

    穏やかな時間が静かに流れる。

    葡萄棚から零れる暖かな陽射しは、
    二人を更なる幸せな深いまどろみへと導くのだった。


                     ー完ー

    【詩文】激大人味『甘い夜』

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    【短編】大人風味『反省文』

    白友らっこさんが、400文字詰め原稿用紙10枚分、今までの夜更かしの反省文を提出しなさいって・・・


    ううっ・・・・
    反省文は、夕鈴に、任せました。

    ちと陛下は、ドエロ変態です。

    きぱっ。














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    【短編】大人風味『寝化粧』

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    【詩文】大人風味『夏椿』

    苔むした庭のある四阿の奧

    涼やかな初夏の風の中

    夏椿の花影で
    僕は、君の唇を奪う。

    ただ重ねるだけの口付けで
    可愛らしくも 微かに身を震わせて
    薄紅色に染まりゆく君。

    君の初花(ういか)を奪い
    僕色に染めることは簡単なこと

    だけどその恥らう過程―プロセス―さえも
    愛(め)で味わいたいと思う僕の欲望。

    瑞々しい苔むした岩に
    音も無く落ちた。
    穢れ無き純白の夏椿

    美しい花の盛りの只中に
    ポトリと落ちた花首は
    元の枝には戻らない。

    濃い緑のその中に
    目に眩しい純白の花

    夏椿のごとく
    ……君を味わう。 

    穢れを知らぬ
    何者にも染まらぬ
    純白のまま……

    君に重ねた唇は
    純粋な僕の愛

    穢れないまま……
    君を愛する喜び

    どうか
    穢れない夏椿のごとく
    君は君のまま
    僕の手に零れ落ちて……

    僕は、そのままの君を愛したいのだから……

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    【短編】大人味『甘い抗い』

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    【短編】大人味『さがらない微熱』

    ちょっと、大人味 続きを読む

    【詩・短編】大人風味『秋風の調べ』

    蒼き月影に
    浮かぶ真夜中の風景

    白い月明かりに浮かぶ
    晩夏の景色

    そよぐ風は、昼間の熱を世界から奪う
    冷たく冷やされた静寂

    夜の女神の癒し時間
    昼間、熱に疲れた人々を冷やし
    安らぎの眠りへと誘う夜

    貴方の肩に、こうべを預けて、
    共に真夜中の月を見上げる
    聞こえてくるのは、秋風の調べ


    一足早い虫達のノクターン


    火照った身体と心を程よく冷やす癒しの夜
    隣の貴方は、ようやく冷えた私の身体に灼熱のkissをした

    衣をずらし乾く咽喉に口付け
    疼く白い胸の頂きをかすめる

    微熱を込めた貴方の唇
    触れるだけの口付けは
    先ほど夜風に攫われた私の火照りを呼び覚ます

    白い月明かりに
    次々と呼び覚まされる熱
    再びどうしようもなく火照る身体をもてあます


    蒼い月夜に心が触れ合う
    「あなたが欲しい私」が、暴かれていく
    「私が欲しいあなた」が、暴かれていく


    「あなたが好きよ。愛してる」
    「君だけが唯一の愛しい人」
    何度、誓約を重ね
    求めてもまだ足りない。伝えきれない。

    君と一つに溶けあいたい
    あなたと一つになりたい

    冷たい夜風が何度火照りを鎮めても
    求め合う熱は冷めやらず。

    あの蒼い夜空が白んでも……
    あなたに求められて
    この身の火照りは鎮まることが出来ない


    燻る熱をこの身に抱え
    幸福なもどかしさと気だるさで、また新たな明日を迎えるのだろう

    【詩文】大人風味『月白―つきしろ―の雫』

    今宵の月は満月で
    草葉に銀色に光る
    月白の雫

    君を想ひて
    君を待つ

    月の雫を
    掌の杯に集めて
    銀色に揺らめく
    一夜の恋の
    惚れ薬


    効くも効かぬも
    君次第
    私の想いを込めた
    恋の媚薬

    私の口に含ませ
    kissしよう…
    …今宵一夜の
    恋のお相手

    熱い情熱を注ぐ
    私の恋人

    【短編】大人味『兎と僕』

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    4/1限定【捏造短編R?】秘蜜ーひみつー

    ちょっびりRなエイプリル妄想です。
    たいしたRじゃないですが。
    苦手な方は、ブラウザバックしてください。











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