花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【中編】現代パラレル・今後大人風味『猫CafeⅠ』



    ※現代パラレル 黎翔&夕鈴 
    今後、加速してキャラ崩壊・ご注意ください。

    足跡スタンプ☆にゃん♪にゃん♪にゃん♪

    おはようございます。
    さくらぱんです。

    猫の日ですね。
    足跡スタンプ押しちゃていまが、、さくらぱんの足跡は、
    犬とも思われていますが、人によっては猫という話も←笑
    自分でも、どちらでも良いと思っているので←強いこだわりが無い
    でも、今日は猫のぷにぷにすたんぷです。










    『猫Cafe』


    久しぶりのデートだというのに、僕は面白くない。
    目の前にいる彼女は、とても可愛い笑顔で微笑んでいるというのに・・・・

    ・・・・・・・場所の選択をミスッた。

    都会の癒されると評判の喫茶店。
    まさか、猫Cafeとは知らなかった。

    知っていれば、連れて来なかったのに・・・・・・

    可愛いを連発しては、はしゃぐ君の向かいで
    僕の心は穏やかじゃない荒波がたつ。

    君の微笑みの先は、夕鈴の膝に乗った一匹の子猫。
    彼女の視線は、さっきからその猫に注がれていた。

    その柔らかな微笑みも、その膝も、猫を撫でる柔らかな君の手も
    全部、僕のものだというのに

    今日は、独占感がまったたく無い。
    僕は面白くなかった。

    ーーー君が猫を愛でるその姿を眺めながら

    剣呑さを帯びた瞳で、君の膝に乗った
    毛足の長い白の子猫を睨む

    僕の気持ちとは裏腹に、綺麗な青い目のそいつは
    チラリと僕を見ると、あくびをしながら夕鈴の膝で
    丸くなって寝てしまった。
    だれど、聞き耳を立てるように三角の耳がピンとたっていた。

    向かいの席で、僕は黙ってブラック・珈琲を一口飲んだ。

    寝てしまったから、構い足りないと柳眉を下げて
    苦笑する彼女は、彼氏である僕の気持ちを分かっていなくて・・・・

    時々、そのにぶさが恨めしくなる。

    僕は、愛しい彼女との久しぶりのデートを
    この後どうしようかと、思案をめぐらせた。

    (本当は、この後映画でも・・・・と思っていたが、どうしようかな・・・・)
    つれない彼女に、黎翔の心は揺れ動く

    一つだけ決めたこと、
    (早くここを出よう。君に独占欲を隠し通せる自信が無い。)
    子供じみた独占欲だけれど・・・

    黎翔は、そう思い、また珈琲を飲んだ。

    大きな窓ガラスから、陽射しが燦燦とふりそそぐ猫Cafe

    その陽射しを浴びながら、柔らかな微笑を優しいまなざしを
    猫に注ぐ愛しい彼女

    今、夕鈴の心を占めているのは、膝に乗った子猫なのだろう。
    恋人の僕が、ここにいるというのに。

    チリッ・・・・焼け付くような胸の痛み。

    黎翔は、大きなため息を一つつくと、大好きな彼女を
    猫から取り戻す方法を考えるのだった。


    ・・・・続く


    2013年
    02月22日
    08:17
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    【中編】現代パラレル・今後大人風味『猫CafeⅡ』




    ※現代パラレル
    今後 加速して、キャラ崩壊。
    ご注意ください。

    足跡スタンプ☆ぽん♪ぽん♪ぽん♪


    続きです。

    ようやく夕鈴が猫から、僕に興味を移して僕を見てくれた。

    窓辺の陽射しに金茶の髪が輝く
    柔らかな眼差しで、はしばみ色の瞳が僕を見つめた。

    僕は、デートの雰囲気を壊さないように慎重に言葉を選ぶ。
    最初の君とこの場所から出る計画を言葉に乗せた。

    『夕鈴、癒された?』

    「はい、とっても。」

    『次は、映画だったけど・・・・変更してもいいかな?』

    「変更ですか?いいですよ。」

    『もうすぐ、お昼だよね。』
    『お腹すいたなぁ。』
    『久しぶりに、君の手料理が食べたくなっちゃった。』
    『僕の家に行こう。』
    『材料費は出すから・・・夕鈴、僕に作ってくれる?』

    「何か、食べたいもののリクエストありますか?」

    『何でもいいよ。夕鈴の料理は、どれも美味しいから、任せる。』

    「何がいいかしら!?」

    『夕鈴、とりあえず、ここを出ようか。』

    「はい、黎翔さん。」

    夕鈴は、抱きかかえた子猫を名残惜しそうに、床に置くと
    黎翔と連れ立って店の外へ出た。

    店の外は、二月の名残雪が残っているのに、
    春がもう来たかのような陽射しに包まれて暖かかった。

    木の芽がおおきくなった街路樹の並木道。
    二人、手を握り締めて歩き出す。

    何を作ろうかと相談しながら。



    ・・・続く。

    2013年
    02月22日
    08:57

    【中編】現代パラレル大人風味『猫CafeⅢ』


    本日、猫の日。

    ※現代パラレル
    キャラ崩壊。
    ご注意ください。

    足跡スタンプ☆にゃん♪にゃん♪にゃん♪


    続きです。

    「お邪魔します~」
    『どうぞ…』

    誰も居ない一人暮らしの黎翔の部屋に、挨拶をして玄関をくぐる夕鈴。
    その律儀さと可愛らしさに、黎翔はクスリと笑った。

    夕鈴が、靴を揃えて部屋に入ろうとした時
    …突然、内鍵を閉めた黎翔に正面で囚われた。

    ギュッと抱き締められて…動けない。

    「れ…黎翔さん!どうしたの?」

    『…夕鈴、猫カフェ楽しかった?』
    『…癒やされた?』

    顔は、見えないけれどスネた小犬の声で囁かれた。

    「楽しかったですし、可愛い子猫にとっても癒やされました。」

    『僕は、ツマラなかったよ。』
    『だって、夕鈴ったら、猫に夢中なんだもの。』

    「えっ!?そうでしたか?ごめんなさい。」

    完全に、スネた小犬の声。
    更にギュッとと抱き締められて、夕鈴は とても苦しい。

    『夕鈴、僕を癒やしてよ。』
    『今日1日、ここは猫Cafe。君は、今日は猫だよ。』

    「…へ?」

    『僕の可愛い子猫ちゃん。』
    『今から、夕鈴は「にゃん」としか言っちゃダメだよ。』
    『それと、猫は飼い主の言うことを聞いてね。』

    「黎翔さん!それじゃ会話にならない!」

    『ダメだよ夕鈴、「にゃん」だよ!?』

    「黎翔さん!」

    『夕鈴、「にゃん」…躾しなきゃダメかな?』

    危険な匂いを孕んだ低い声で、夕鈴の耳朶に囁く黎翔。
    夕鈴の柔らかな身体に、黎翔は喉が乾く。
    甘い抵抗を見せる恋人の身体を、黎翔は少しだけ戒めをとく。

    ようやく顔が見れる距離。
    顔を真っ赤にした僕の子猫は、はしばみ色の大きな瞳を少し潤ませて、戸惑っていた。

    「黎しょ(んッ…!)」
    約束を守らない僕の子猫。
    ぷっくりと柔らかな唇を黎翔は奪う。
    いつもより、甘く激しい口付け。

    だけど、すぐに離れた。

    『夕鈴、君は猫なんだから、僕の名前も禁止。』
    『言ったら、今のように躾するからね。』

    「…そんな!」

    『夕鈴、「にゃん」 でしょ!?』
    『それとも、また躾されたいの?』

    「…!!!」
    (ううっ…黎翔さんの意地悪っ!)

    真っ赤になった夕鈴は、消え入りそうな小さな声で

    「…にゃん」 

    と言った。

    その顔は、とても真っ赤だった。


    ・・・・続く


    2013年
    02月22日
    10:27 続きを読む

    【長編】現代パラレル『猫CafeⅣ』大人風味



    ※現代パラレル
    キャラ崩壊。
    ご注意ください。


    続きです。

    『夕鈴、その姿だと猫になりきれないでしょ!?』
    『コレに着替えておいで・・・』

    渡された紙袋には、白と濃紺の衣装。

    『隣の部屋で、着替えていいから』
    『着替えておいで・・・・僕の子猫ちゃん』

    「黎翔さん、コレ何??」

    ちゅっ・・・
    『・・・・・夕鈴、すぐ忘れる』
    『飼い主の言うことは、きくでしょ!?』
    『返事も、ちゃんと「にゃん」と言うんだよ。』

    紅い瞳を煌めかせて、いたずらな微笑みを浮かべる黎翔さん。
    どうしても、猫Cafeごっこをしたいらしい。

    真っ赤な顔で紙袋を受け取りながら、大きなはしばみ色した瞳を揺らした。

    (ホントに・・・ホントに私、猫になるの?)

    途方にくれた視線で紙袋と黎翔を見つめた。
    小さなあきらめのため息が零れる。

    「・・・・にゃん。」

    ちゅっ・・・
    『いい子だ、夕鈴。』

    送り出された隣の部屋に、夕鈴は消えた。
    リビングに、満面の笑顔の飼い主を残して・・・

    しばらくしてから、隣の部屋の扉が少しだけ開いた。
    ・・・・・なかなか、夕鈴が出てこない。

    『夕鈴、着替えたんだね。出ておいで・・・・』




    「・・・・・に・・・ゃん。」

    扉の影から消え入りそうな小さな小さな声。
    黎翔は、焦れて、扉まで夕鈴を迎えに行った。

    扉越しに見えたのは、瞳に涙を浮かべた真っ赤な顔で
    必死に扉にしがみ付く ツインテールのメイド姿。

    襟ぐりの大きな長袖のプリーツの白のブラウス。
    濃紺の編み上げベストは胸までで、大きな胸ときゅっと締まったウエストが強調されていた。
    ふわりとした、濃紺のスカートは、フリルたっぷり。
    裾から更にボリュームたっぷりフリルのペチコートが見える。

    スカートから、惜しげもなく出した眩しい太腿。
    綺麗な脚が、鑑賞できた。

    夕鈴の長い金茶の髪は、ツインテールで纏められ、彼女の心を反映して小刻みに揺れる。

    濃紺の清楚なメイド姿。
    どこが、猫になりきれるのだろうか!?
    夕鈴には、さっぱり分からない。

    「・・・・っ」


    羞恥で耳まで赤い顔した夕鈴は、大きな瞳に涙を浮かべて上目遣いで
    黎翔を見た。

    『夕鈴、可愛い・・・』
    (まるで、懐いていない本物の猫のようだな・・・・)

    あまりの夕鈴の可愛らしさに、黎翔は口元に手を当てて喜んだ。

    『出ておいで、夕鈴。』


    黎翔の差し出したされた手に、おずおずと指先まで赤く染まった手を重ね
    夕鈴は、ようやく扉から出てきた。

    『さぁ夕鈴、仕上げだ。』
    『猫になりきろうか。』

    「・・・・・!!!!」

    そう言って黎翔が、夕鈴につけたのは、白い三角の猫耳カチューシャと
    綺麗な音のする鈴つきの真っ赤な首輪だった。

    「黎翔さんっ!!!」

    恥ずかしさで、思わず叫んでしまった夕鈴。

    夕鈴は、黎翔にぎゅっと抱きしめられて身動きがとれない。
    本日、幾度目かの唇を重ねながら、黎翔は、至近距離で夕鈴に囁く。

    『可愛い猫になったね。夕鈴。』
    『これで、安心して猫になりきれるね。』

    黎翔のとても、優しいけれど肉食な妖艶な微笑み。
    夕鈴は、恥ずかしすぎて消え入りたい気分だった。

    飼い主の黎翔に促されて、

    「・・にゃん!!!!」

    夕鈴は、小さく啼いた。

    黎翔と夕鈴のおうち猫かふぇは続く 

    ・・・・続く




    2013年
    02月22日
    22:55 続きを読む

    【長編】現代パラレル『猫CafeⅤ』大人風味





    ※現代パラレル
    キャラ崩壊。
    ご注意ください。




    続きです

    キッチンで、夕鈴は、手早くハンバーグを作り
    ロコモコ丼を作っていた。
    レタスたっぷりのグリーンサラダを黎翔が、担当。

    仲良くキッチンで、料理をする二人。

    夕鈴は、デザートに黎翔の好きなプリンを作った。

    落ち着かない姿の夕鈴は、料理をするうち気にならなくなっていた。
    時々、触れ合う肩にハッと黎翔を意識する。

    黎翔も、そんな夕鈴に愛おしそうな微笑を向けるのだった。

    昼食の仕度も時間があっという間に過ぎて料理が出来た。

    『美味しそうだね。』
    『夕鈴、冷めないうちに、食べようか!?』
    「にゃん」

    二人で、食べる夕鈴の手料理。

    会話は、飼い主と猫のまま…←(笑)

    なぜか、会話は通じていて…

    不思議なまったり時間が過ぎていく。

    食事も美味しく食べ終わり
    デザートのプリンを夕鈴は出した。

    器に綺麗に盛り付けて
    トップに生クリームとミントの葉がのる。
    見た目にも、とても美味しそうなプリン。

    黎翔は、夕鈴にお願いする
    『夕鈴、僕にプリンを食べさせてくれる?ここで…』

    そう言って、黎翔は、脚を指差した。

    (ええ~)
    『僕、夕鈴と一緒に食べたいな。』
    『…夕鈴、ダメ?』

    黎翔の必殺技、うるうる…の瞳。
    おねだりの見えない小犬の耳が垂れ下がる。

    分かっているのに、逆らえない夕鈴。
    どうしても、この小犬の瞳に、夕鈴は弱かった。
    嫌でも、従ってしまう必殺技。
    夕鈴は、今回も白旗を上げる。

    結局、黎翔の横座りの形で、黎翔にプリンを食べさせることになった。

    真っ赤な顔した可愛らしい子猫の手ずから、プリンを頂く黎翔は、始終ニコニコのご機嫌でプリンを食べた。

    『美味しいなぁ…もっと食べさせて』

    「にゃん」

    『あーん』

    甘い黎翔の罠に、まんまと引っかかり
    猫になった夕鈴。

    可愛い子猫と飼い主黎翔の甘い時間。

    腕の中の真っ赤な子猫(夕鈴)を愛でながら、時は過ぎる。

    癒やし癒やされる『おうち猫カフェ』のまったり時間。

    飼い主黎翔と子猫夕鈴の1日は、まだまだ続く。

    おしまい。



    2013年
    02月22日
    23:18 続きを読む

    【書庫】猫Cafe

    2月22日は、にゃーにゃーにゃーで猫の日。

    【長編】現代パラレル・今後大人風味『猫CafeⅠ』
    【長編】現代パラレル・今後大人風味『猫CafeⅡ』
    【長編】現代パラレル・今後大人風味『猫CafeⅢ』
    【長編】現代パラレル『猫CafeⅣ』大人風味
    【長編】現代パラレル『猫CafeⅤ』大人風味