花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    完【書庫】『―ONEー』


    こちらは、本誌設定・長編を収めた書庫室です。
    こちらは、珀 黎翔陛下と汀 夕鈴妃の物語。続ける余地のある終わり方をしています。不定期更新。




    完『―ONEー』
    『―ONE 黎翔編 1―』
    『―ONE 黎翔編 2―』
    『―ONE 黎翔編 3―』
    『―ONE  黎翔編 4―』
    『―ONE 黎翔編 5―』
    完『―ONE 黎翔編 6―』

     一纏め【長編】本誌設定『―ONE―』※黎翔の夕鈴への想い  2013.02.07.
    【一纏め】本誌設定未満『―ONE 夕鈴編 ―』  2013.02.07.   

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    【長編】本誌設定『―ONE 黎翔編 1―』

    友達とハシャぐ君を、僕は遠い存在に感じて戸惑っている。
    君という確かな存在が儚く思えてならない。

    僕の知らない君の今まで過ごしてきた過去の時
    埋めることの出来ない時の空白。

    共有することの出来ない過去が、僕らを引き裂く
    今の僕と君との距離。

    出会って間もない僕達の絆は
    君の友達との絆と違って
    儚いカゲロウのようで、とても不確かだ。

    過去の君と思い出を共有できない寂しさ・・・・
    君が遠くへ行ったような気がしてならないよ。・・・・夕鈴。

    僕の知らない君がここに居る。
    時を遡ることが出来るのなら
    この溝を埋める思い出が作れるのに。


    時を司る神よ、お願いだ。
    どうか夕鈴を連れて行かないで・・・・

    風に攫われたように

    ーーーーー過去の時に、思い出に。

    ーーーーー僕から君を、引き離さないで。

    僕が届かない時の彼方へと連れて行かないでくれ!!!


    おぼろげに映る景色の中で、
    楽しそうに過ごす君を
    僕は遠くから見ていた。

    僕らの未来はまだ見えない
    スタートしたばかりの君と僕
    いったい僕達はどこへ行くのだろうか?



    ・・・続く



    2013年
    02月03日
    22:40 続きを読む

    【長編】本誌設定『―ONE 黎翔編 2―』

    ・・・続き

    僕の存在を君は忘れている気がして
    いたずらに、君を後ろから抱き締めた。

    華奢で柔らかな身体は、簡単に僕に引き寄せられた。

    確かで温かな君のぬくもり。
    頬を染めて身を捩り、君は僕から逃げ出そうとするけれど…
    ようやく捕まえた君を、逃がすつもりはないよ。


    僕の存在を思い出してくれた君のことが、嬉しくてしかたがないんだ。
    小犬のように、じゃれついて僕の存在をアピールする。









    ーーーー気がつけば君は、こんなにも
    僕にとって、かけがえの無い存在。

    ーーーー僕のなによりも大事な貴女(ひと)
    僕の心をこんなにも占めている。

    君だけが、その存在で
    前を向く力を 僕にそっとくれる

    さり気ない優しさは、君にとってはいつものこと。
    僕にとっては、特別なこと。

    なにげなさすぎて君は、きっと気付いてないんだね。

    いつもそんなふうに、僕の力になってくれる
    君のことが好きだよ。


    けして変わらぬ気持ちで
    嘘の無いこの心で ただ伝えたい

    『ありがとう』と君に。 

    出逢えたのは、偶然いう奇跡。
    君と出会えたこの奇跡を大切にしたい。


    君にいつか言えるかな、偽りの無い僕の気持ちを。

    たった一言の勇気

    『君が好きだ』と君に伝えたいんだ
     



    …続く


    2013年
    02月04日
    09:06 続きを読む

    【長編】本誌設定『―ONE 黎翔編 3―』

    ・・・続き

    この白陽国という王国
    その王宮の最奥ー後宮ーという
    君にとっては、非日常の世界

    侍女達にかしずかれ
    煌びやかな毎日を送る《狼陛下の唯一の妃》という立場の君

    着飾り、かしずかれた君に
    あたりまえに逢える毎日

    僕は君の夫として、
    今日も明日も明後日も君に逢える

    偶然という奇跡がつくりあげた毎日。

    ーーーー偽りの夫婦を演じている僕ら。
    本当は、 恋人同士よりも清い関係。

    そんな毎日を日々おくっているけど、
    偽りの僕たちの関係にいつかはピリオドをうちたい。

    本物になりたい。
    『君が、好きだ』と言ったら、この関係はどう変わるのだろうか?

    僕の夢は、現実にできるのかな?
    それとも夢は、夢のままなのだろうか?


    ーーーーーこの腕の中に抱きしめたぬくもりを、
    ーーーーー幸せになれる気持ちをくれる君を
    僕はもう、手離すことなんてできないよ。

    夢の彼方までも、君と一緒に居たいと願う僕がいる。

    ーーーーずっと君が僕の隣に居る夢、

    《朝も昼も夜も、君と共に過ごす夢を見る》


    運命なんて言葉はまだ僕らは知らない。

    君へと駆けるこの僕の気持ちを、君は知らない。

    君の気持ちが、どこを向いているのかなんて、僕は知らない。

    だから、僕らの未来は、誰も知らない。



    最近、君のことが気になって仕方ないんだ。

    気づけば、僕の瞳が君を捜している。

    ーーーー君を繋ぎ止めたい。

    ・・・・君のことばかり考えている僕が居る。

    こんなに眩しくて・・・・ 

    どんどん綺麗になっていく君に 僕は少し戸惑っている。

    そうか、これが恋するってことなんだ。

    気付いた時には、すでに君に恋に落ちていた。

    君の存在が眩い僕の光だったんだ。



    ・・・・続く



    2013年
    02月05日
    11:58 続きを読む

    【長編】本誌設定『―ONE 黎翔編 4―』※萌え歌解禁

    ・・・・続き

    ーーーー君だけなんだ

    君だけが、僕が信じられる唯一の貴女(ひと)

    かたちの無い僕との約束をずっと守り続けてくれる君

    素直で、いじらしいほどかわいい君を

    僕は、ずっと信じている

    君の言葉は、僕の宝物

    僕に、飾らない嘘偽りの無い言葉をいつもくれる君

    君の言葉は、信じられる

    信じるというこを教えてくれた君との思い出

    危険な夜も、不安な夜も

    君は、揺らがない勇気を僕にくれた。

    たとえ遠く 君とはぐれた夜も

    何も飾らぬ気持ちで

    今より強い心で

    僕は、君を信じ続けたい






    君と

    ーーーー同じものを見て

    ーーーー同じ喜びを分かち合い

    ーーーー同じ涙を流していたい

    君だけが、僕の愛する唯一の貴女(ひと)



    ・・・続く



    2013年
    02月06日
    07:02 続きを読む

    【長編】本誌設定『―ONE 黎翔編 5―』

    ・・・・続き

    僕らに降り注ぐ
    幾千もの想ひの花びら・・・・

    幾つも・・・・幾つも・・・

    純粋で優しい君の想い
    こんなにも、暖かな君の無償の愛

    愛しくて湧き上がる君への想い
    こんなにも僕は君への愛で溢れてる


    美しい幾千もの想ひの花びら達が
    澄んだ綺麗な青空に
    ・・・・舞い上がり、・・・・・舞い踊る

    幾つも・・・・幾つも・・・
    降り注いでいく

    いつまでも、
    降り止むことの無い 暖かな想い 美しい光

    想ひの花びらが 僕らに降り注ぐ


    ・・・続く



    2013年
    02月06日
    09:19 続きを読む

    完【長編】本誌設定『―ONE 黎翔編 6―』

    ・・・続きです

    いつの間に、君は僕の世界に不可欠な存在となっていたのだろうか?

    気づけば君は、僕にとって、かけがえの無い存在。
    ーーーー僕のなによりも大事な貴女(ひと)

    僕の心をこんなにも占めている。

    君だけが、その存在で
    前を向く力を 僕にそっとくれる

    いつもそんなふうに、僕の力になってくれる
    君のことが好きなんだ。

    手を伸ばせば、届く距離。
    だけど いつまでも変わらない君との距離がもどかしい。

    壊したくない君との関係
    だけど 変わりたいと願う心

    けして変わらぬ気持ちで
    嘘の無いこの心で ただ伝えたい

    『愛している』と君に。 

    出逢えたのは、偶然いう奇跡。
    奇跡 を運命の出会いにしたい。

    君にいつか言いたい。
    嘘・偽りの無い僕の気持ちを。


    たった一つの僕の願い
    『生涯、僕の傍に居て欲しい。』と伝えよう。



     
    ーーーー僕のなによりも大事な貴女(ひと)へ

            you are the only one

                         ―ONE・完―


    2013年
    02月06日
    10:14 続きを読む

    【一纏め】本誌設定未満『―ONE 夕鈴編 ―』


    寿ぎの春の花の宴(えん)
    ーーー桜吹雪舞う月夜の花の宵

    真昼の喧騒も人々の思惑も
    過ぎ去った今 二人だけで過ごす筈だったのに・・・

    陛下は、桜を愛でてもここには居ない

    時の彼方
    ーー記憶の向こう側

    離宮のある辺境へと心を馳せている。

    こんなにも近くにいるのに
    ーーーー心が遠い


    そんな瞳で、風に舞う花を見ないで・・・・
    隣に居る私を見てよ

    私の存在を忘れて心を馳せないで・・・・

    切なすぎるその瞳。


    風よ どうかお願い。

    陛下が幼い時を過ごした辺境へと

    ーーーー陛下の心を連れていかないで!!!!


    陽炎の中 未来はまだ見えない
    何も知らなかった子供の頃には戻れない。
    恋を知った私はいったいどこへ行くのだろうか?




    気がつけば、貴方のことばかり考えてるの

    肩が触れ合うぐらいの距離に居るのに
    絶対に手が届かないこの国の統治者。
    ーーーーそれが貴方

    この国にとってかけがえない至高の存在で
    国を守る為に偽りの仮面を外せない優しい貴方(ひと)

    私を そっと支えてくれる優しい貴方
    陛下が好き・・・・だけど、貴方に気付かれたくないわ

    好きだから、私は何も知らないままで
    貴方に寄り添っていたい。
    貴方に必要とされたい。

    純粋な嘘の無いこの心で
    ただ伝えたい
    「貴方の力になりたい」と




    あたりまえに逢える明日
    目覚めることのない繰り返される夢

    本来なら、目にすることも出来ない貴方が
    私の仮初めの夫だなんて・・・
    未だに信じられない

    そんな日々をあたりまえのように過ごす日々

    慣れ親しんだ場所でない
    日々試されているような毎日。

    醒めない甘い夢に酔う
    こんな奇蹟は、きっと長くは続かない

    運命だなんて誰が決めたの?

    こんなにも貴方が眩しくて少し戸惑ってるの
    貴方に惹かれて行く自分を止められない
    実ることの無い恋と知りつつ、貴方への想いの花を育てているの

    すべてをかけて貴方を守りたい
    かたちの無い貴方との約束を
    私はずっと守りたいの

    貴方の信頼を勝ち得たい

    貴方と過ごした思い出のすべては
    ずっと信じられる

    たとえ遠く はぐれた夜も
    何も飾らぬ気持ちで
    今より強い心で
    貴方を信じ続けていたい



    貴方へと降り注ぐ祝福の花びら

    この国が平和でありますように・・・
    貴方が幸せでありますように・・・・・
    祈りを込めて
    少しでも 私がその力になれますようにと。




    気がつけば、貴方のことばかり 考えてる
    この国の統治者であり、仮初めの夫である貴方のことを

    私にだけ見せる甘い言葉、甘い顔
    統治者としての厳しい言葉、厳しい顔、
    この国にとって必要なかけがえない貴方のことを

    気になってしまう どうしようもなく惹かれていくの
    貴方が大好き・・・・だけど、貴方に気付かれたくない

    好きだから、貴方は何も知らないままでいて
    気付かれたら、貴方の傍にいられないから

    このまま貴方に傍に寄り添っていたいの。
    ずっと 貴方に必要とされたいの。

    嘘の無いこの心で
    ただ伝えたい
    「貴方の力になりたい」と

    例えそれが、囮でもいい。
    貴方の敵がそれで減るというのなら

    それが私が貴方に出来る唯一のこと。

    何も知らない知らされない貴方の花嫁のままで
    見事囮になって見せましょう。

    ーーーーーたった一人の貴方の為に。



    2013年
    02月07日
    23:20 続きを読む