花の四阿

    Lala掲載の『狼陛下の花嫁』二次小説のブログです。某SNSで書き溜めた小説の他・イラスト・詩文・写真・徒然日記・一部鍵つきを掲載しています。

    【短編】if『うたかたの幻』改コミュ品※禁酒の日

    ※昨夜、パラレルコミュの1日限定トピックに、ギリギリ投げ込みした作品の2/1加筆修正版です。
    ギリギリ、スレ違い本誌設定・境界線。
    それでも、よければ、どぞ









    スルリと肩から滑り落ちた単衣(ひとえ)は、
    白磁の柔らかなまろみを帯びた
    華奢な肩を露わにした…

    「…陛下」


    「わたし……もう」






    「私…耐えられません。」

    突然、夜着を脱ぎだした夕鈴に
    黎翔は、焦りと期待と混乱に陥っていた。

    「…へ いか。…」
    舌ったらずな、甘い声。

    淡く色付き艶めく身体。
    隙だらけのしどけない姿で、私を誘うように、金茶の髪が、揺らめいて…
    彼女の蜜の香りが、濃厚に私に絡みつく…

    夕鈴は、熱を帯びた潤んだ瞳で、私を見つめる
    まどろむようなはしばみ色のその瞳
    恥ずかし気な上気したその笑顔…

    常にない、その大胆な行動に、
    私の心がドキリ・・・と跳ね上がる。

    艶やかな彼女に魅了される

    白くて滑らかな彼女の腕(かいな)が、

    乱れた衣から零れ落ちそうな 二つの双丘を隠す

    その膨らみから…

    たちのぼる彼女色香…

    艶めかしい仕草から…

    私は目が離すことができない。

    ―――目が離せない。



    『どうしたの!?…夕鈴』
    「…へいか…」

    倒れ込むように、私の胸に顔をうずめる

    甘える艶やかな彼女。
    夢にまで見た瞬間に
    心ときめかせ…
    しばし時を忘れて、夕鈴を抱き締めた。

    肩を抱く指先に力がこもる…

    柔らかな彼女の唇に私の唇を重ねて
    愛を伝えようと、思った時…

    私は、気付いてしまった。

    あっけなく、瓦解する幸せな夢。


    彼女は、私の腕の中で、グッスリと眠っていた…

    今までの出来事は、全て彼女にとっては、うたかたの夢のこと。


    黎翔は夕鈴に翻弄されて、行き場のない切ない想いに囚われる

    卓に置かれた銀の酒杯と彼女の寝顔を複雑な気持ちで交互に眺めた。

    おおきな溜め息を……ひとつ

    今後、一滴も彼女にお酒は絶対に飲ませないと、黎翔は天を仰いで誓ったという。









    おしまい。







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    禁酒の日




    スルリと肩から滑り落ちた単衣は、白磁の柔らかなまろみを帯びた華奢な肩を露わにした…

    「…陛下」
    「わたし…もう…もう…」

    潤んだ瞳で、恥ずかしそうに…
    だけど、大胆な妻に魅了される

    白くて滑らかな腕(かいな)が、二つの双丘を隠す
    その膨らみから…
    匂いたつような艶めかしい仕草から…
    私は目が離せない。


    『…夕鈴』

    倒れ込み、私の胸の中に顔をうずめて甘える妻に、口付けよう…

    としたとき、気がついた。

    彼女は、私の腕の中でグッスリと眠っていることを…

    翻弄されて、行き場のない想い

    卓に置き去りにされた杯に誓う

    夕鈴には、絶対に酒は飲まさないと、黎翔は天を仰いで誓ったという。


    禁酒の日

    隙間投下逃げろ~

    求婚の日





    指先に口付けて
    視線を辿る
    唇は、切ない愛の囁きを紡ぐ

    全てを君に・・・
    耳朶に、艶やかな吐息と真っ直ぐな気持ちを君に届ける

    跳ね上がる私の心臓の音
    高鳴り激しくなっていく

    私の気持ちよ。君に届け!!!

    泣きたいほどの愛を込めた求愛の思いは、
    僕の腕の中に抱きしめる君が受け止めてくれた。

    約束を交わす初めての口付け
    これから刻む二人のアルバムの最初の一ページ
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    ーデビュタントー




    豪華なクリスタルのシャンデリアの煌めく
    ダンスホールに華やかな白い花が咲き競う

    今年18歳になる淑女達は、純白のドレス・白い手袋
    に身を包み
    女王陛下に初めて謁見し、華やかな社交界の一員となるのです。

    場めての女王陛下への謁見に心ときめかせ踊る娘達
    ときめきと重なる音楽

    薔薇色の上気した頬で、誇らしげに踊る姿は、
    社交界デビュー前の初々しさで、花を咲かせる

    少女たちは、パートナーとウィンナワルツを踊る
    彼女らを守るナイトたち

    その年からレディとして、舞踏会へと参加する彼女達は
    これから社交界の唯一無二の花として咲いてゆくのです。

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    アラビアンナイトの夜





    …砂金の砂漠
    …銀に煌めく
    …円月刀の月

    アラビアンナイトの夜が始まる

    黎翔王がせがむ
    愛しい妃が紡ぎ出す
    千夜一夜の夢語り
    ロマンティックな物語

    砂漠の夜
    星の囁きに耳を澄まし
    共に流れる星を見る
    魔法に満ちた物語

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    【秘密の呪文ー女の子の魔法ー】






    秘密の呪文を唱えよう…

    ビビディ・バビデ・ブゥ

    女の子が、素敵に変わる特別な呪文

    ルージュに、パンプス

    …準備は、いい!?

    玄関の扉を開けて
    さあ、出かけよう!

    女の子が、誰でも知ってる魔法の呪文

    あなたの彼女が、急に綺麗になったら…

    ビビディ・バビデ・ブゥ

    魔法の呪文を使ってるのかもね。



    【1月5日シンデレラの日】
    2013年
    01月31日
    17:24

    『言いにくくて・・・』

    先に謝ります。ごめん☆残念なタネが降ってきた。
    奴が出せ出せと騒いでる(┳◇┳)

    1/15中華の日
    1/25の記念日『お詫びの日』
    1/25の記念日『中華まんの日』
    1/29の記念日『憎い日』
    1/29の記念日『言いにくいの日』

    陛下のイメージが、崩れています。
    崩したくない方は、閲覧を禁止します。



    (┳◇┳)<注意しましたよ。この先は、自己責任でお読みくださいね。





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    本誌設定『勝負の時』




    「あっ (>_<) 」

    「ダメです 」

    「陛下、そんなところ…」




    「イヤ…嫌ぁ」

    『夕鈴、ダメはなしだよ。』

    「でも…アッ…あッ…(>_<)」



    【●●●の日】

    2013年
    01月31日
    15:24

    ( ̄∀ ̄)ちょっと傍観♡  

    いつもの爆弾よん

    2013年
    01月31日
    15:27



    『夕鈴のここ、隙だらけだよ。甘いよね。』
    『攻めちゃおうかな( ̄∀ ̄)♡』

    「ヤ…陛下の意地悪っ(T_T)」

    『ダメ!ここはダメです!』





    まだまだ続く…
    ナンノヒかしらん。
    (⌒~⌒)…♡   
    【●●●の日】



    『これ、ここに入れていい?』

    「嫌です。入れちゃダメ!!」

    『入れるよ、夕鈴!!!』

    「陛下っ!!!いやっ!!!・・・いゃあん・ダメ!!(>_<)・・・・・ダメッて言ってるのに!!!」

    『入れるね「ァん・あっ!!!」』

    「あああああぁぁぁぁ-ーーーーーー『入れちゃった♡    』ーーーーーーーーーー!!!」









    「・・・・・又、負けた。」(┳◇┳)



    会話だけ進むと、際どい1/8【勝負事の日】たぶん囲碁。

    現代パラレル『狙い撃ち』イラスト

    1/15アダルトの日



    IMG_0209.jpg   IMG_0211.jpg

    『~Mr.president~』夕鈴




    出す気はなかったのだけど・・・・宣言したからにはね。

    銃口が、上を向きすぎて、夕鈴の射撃の腕前は、まさかのノーコンのようです。←笑


    狙った獲物は外さない

    真っ赤なルージュを銃口に込めて・・・ 

    黎翔さんのハートを狙い撃ち♡ 

    どきゅゅゅゅーーん♡♡♡♡♡    




    ・・・・・・打ち抜かれたかしら???



    見事、黎翔と限定コミュ参加者のハートを打ち抜きました♡

    現代パラレル『・・・・甘い辞令』

    夕鈴は、壁際の異動告知の貼りだされた紙を、信じられないものを見るように
    眺めていた。

    その紙に書いてあったのは、《秘書課 汀 夕鈴》の文字。

    珀社長の秘書になって、一年。

    これまで、大きなミスもせず頑張ってきたのに、左遷だなんて・・・・

    しかも・・・ここどこ?


    アルファベットの羅列に、この場所が日本じゃ無いことだけはわかった。

    2013年
    01月31日
    08:39


    かろうじて、分かる単語。


    Caribbean カリブ海

    Seaprivateーisland プライベート・アイランド

    の文字・・・・・。

    思い出されるのは、数日前の社長の言葉だった。

    『夕鈴、君は南の島は好きかい?』

    2013年
    01月31日
    08:54


    あれは、こういう意味だったんだ・・・・。
    あの時、私なんていったっけ?

    確か、即答だったはず・・・・

    「好きですよ。一度も行ったことが無いので憧れます。」
    「青い海・青い空・白い砂浜、いいですよね。」
    「椰子のはずれのする島なんて、ロマンティックですよね。」
    「社長・・・どうしてそんなこと聞くんですか?」

    『いや・・・なんでもない。』
    『そうか・・・好きなのか。』


    ・・・・・・あの時は、断ち切れた言葉と、仕事に忙殺されて忘れていた。
    まさか、転勤の話だったなんて!!!
    2013年
    01月31日
    09:03


    知っていれば、もっと違った言葉を選んだものを!!!
    せっかくの、本社・憧れの雲の上の人珀社長の秘書の仕事
    だった一年のことなのに・・・『左遷』だなんて・・・・しかも外国。
    悔しくて夕鈴は、涙が零れた。


    悔しくて、悔しくて・・・・

    気がつけば、張り紙を破り、社長室へと乗り込んでいた。

    2013年
    01月31日
    09:13


    勢いで、社長室に居る黎翔社長に問いただす。
    「これ、なんですか?」
    『なにって・・・辞令だが?』
    漆黒の前髪を掻き揚げながら、黎翔は、夕鈴を見つめた。
    物憂げな瞳は、夕鈴を見つめる。
    『君は、喜んでくれると思ったが、私の島は、気に入らないのか?』
    『先日、私が確認したら好きだといっていなかったか!?』
    『確か、憧れていると・・・・』



    「あれは・・・あれは・・・確かにそういいましたけど。」
    「仕事の話だなんて、一言も言ってなかったじゃありませんか!!!」
    「・・・・・・何が、社長の気に障ったのですか!?左遷た゛なんて・・・・・」
    怒って社長に詰め寄っていた夕鈴は、ぼろぼろと大粒の涙を零しながら、
    今度は泣き出してしまった。

    2013年
    01月31日
    12:07



    『・・・・夕鈴、君は勘違いしている。』
    静かに、夕鈴の傍に近づいて、向かい合い、肩を抱いた。
    黎翔は、その場で夕鈴の頤(おとがい)を捕らえて、顔を上げさせた。

    高層階の社長室。
    オフィスには、二人きりだった。

    潤んだ大きなはしばみ色の瞳を若い権力者の紅い視線が貫いた。
    夕鈴は、視線が外せなかった。
    混乱する頭は、言葉を飲み込む。
    夕鈴は、一言も言葉を発せなかった。

    『左遷では、無い。夕鈴、君は栄転だ。』

    『カリブ海に浮かぶ、私の自宅兼プライベートオフィスで働くことになる。』

    夕鈴の大きな目が驚きで、見開かれた。
    ビックリして、社長の顔をぽかんと見つめる。
    いつの間にか、涙は引っ込んでいた。

    『君に逢うため、日本まで来ていたが、これから忙しくなるから逢えなくなる。』
    『そのための栄転だ。』

    『すでに、配属は、決定事項。』
    『私は、覆すつもりは、無い』


    『明日、私は帰国せねばならない。』



    『君は、私の秘書だろう!?』
    『パスポートはあるな。』
    『君も、一緒にカリブに来るんだ』

    唖然とする夕鈴を残して、黎翔の話は続く・・・・

    『それに・・・』

    『君を残すつもりも、手離すつもりも無い。』

    『どうやら、私は君が好きらしい。』

    めまぐるしく変わる人生の予感に、夕鈴は、雷に打たれたようだった。
    理解できないまま・・・社長に奪われた夕鈴の唇。

    ーーーーー甘く激しい危険な恋の味がした。


        『・・・甘い辞令』 完


    2013年
    01月31日
    12:53
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    if下町.『お買い物』

    久しぶり里帰り
    夕飯の買出しに八百屋に来た夕鈴。
            
    (・・・・あら・・・大根安いわね。)

    「おじさんっ大根一本・・・やっぱり、三本ちょうだいっ!!!」

    《へいっ・まいどっ・・・おやぁ。夕鈴ちゃんじゃないかぁ》
    《しばらくみないうちに、綺麗になっちゃって・・・》
    《隣の人は、彼氏かい???》

    「・・・・ややややや・・・やだなぁ。おじさん。上司だよ。職場の上司。」

    『ゆうりん、こっちの林檎もおいしそうだよ?』(李翔)

    《ほんとかい?   はいよっ。  大根三本と林檎五個。》

    「おじさん、りんご頼んでないっ。」

    《いいっていいって・・・おじさんからのお祝い》  
    《彼氏にたべさせな。》

    「だから、上司なんです。」 がうっ 

    (・・・・・・信じてくれない。ふぅ。)







    『夕鈴、重そうだから、大根持つよ♪』

    「ありがとうございます。李翔さん。」

    手渡す、四本の大根。

    『たくさん買ったね』
    『林檎・・・あとで、りんご剥いてくれる?』

    「いいですよ。食後のデザートでいいですか?」

    『うん、それでいいよ。』







    『しかし、さっきのおじさん面白かったね。』
    『僕達、恋人同士にみえるんだ♪』

    「職場の上司と部下です。」ばっさりwwww

    『ええーーーーっ』不満げな李翔

    「只の上司と部下です。」さらに、ばっさり

    不満そうな李翔に淡々と説得する夕鈴だった。






    「きゃっ・・・」

    『危ないっ。夕鈴!!!』

    よろめく夕鈴。
    向かい側からの人に思いっきりぶつかった。
    李翔が慌てて、彼女を胸の中へかばう。

    『大丈夫?夕鈴???』

    「ありがとうございます。李翔さん。」

    『気をつけてね』

    「はい。」






    『ところで、夕鈴、お財布ある?』

    「お財布ですか?」

    『そう。。お財布。』

    がさこそ・・・・がさこそ・・・・
    さーーーーーーーーーーーーーーーーっ

    「無いッ!!!やだっ・・・・お財布無いっ!!!」

    『やっぱりそうか』

    (掏られた)

    「へ・・李翔さん、さっきの人どっちいきましたか。」

    静かに夕鈴のはしばみ色が怒りに燃える




    『・・・・・。あっちかな。そんなもの聞いてどうするの?』

    「もちろん、捕まえて、私のお財布取替えしてきます。」

    李翔の指差した方向に走り去る夕鈴。



    『待って、僕も行くよ!!!』

    「李翔さんは、家で待っててください。」

    そんなわけには、いかないよ。』

    そういってる間にも、どんどん夕鈴は、遠ざかる。







    ・・・・・チッ

    『浩大。』

    ・・・お呼びッすか、李翔様。

    『コレとコレ・・・夕鈴の家に届けて来い。』

    李翔様は?

    『決まっている。夕鈴の後を追う。』

    見えなくなった夕鈴を心配して李翔も走っていくのだった

    2013年
    01月31日
    07:09 続きを読む

    ・・・・離さない

    指先を絡めて、瞳の扉を覗く

    はしばみ色の綺麗な瞳に僕が映る

    言葉を紡ぐ僕の言葉を・・・

    耳をそばだてて真剣に聞いてくれた。

    『ーーーこの手は、離さない。』

    『夕鈴、僕と地の果てまでも逃げよう!!!!』

    ーーーーそして、二人の逃避行が始まった。




    2013年
    01月31日
    00:34
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    現代パラレル『日常の幸せー愛妻感謝の日』※祭り開催中




    夕方、黎翔さんから、夕鈴にメールが届いた。

    ーーごめん、夕鈴。残業が決まっちゃった。
    ーー遅くなるから、僕を待たずに先に夕飯食べていいよ。

    優しい夫からの優しい気遣いのメールに微笑む。
    と同時に萎んでいく心とへの字に下る眉毛

    最近、黎翔さんが忙しくて、構ってくれない。
    仕事なのは、分かっているのに寂しい。

    こんなメールが来ても、一人で夕飯を食べるのは忍びない。
    きっと、一人では美味しくない。

    窓の外は、粉雪が舞い散る。

    きっと、お腹を空かせて寒い中帰ってくるであろう夫を気遣い
    夕鈴は、夕飯のメニューを決めた。

    ・・・・今夜も、彼を待っていよう。
    二人で、食べたほうがきっと美味しいもの。

    冷蔵庫から、クリーム・シチューの材料を取り出して、夕鈴は料理を始めた。






    もうすぐ日付が変わろうかという時に、玄関の鍵がカチャリと開いた音がした。
    ーーーー黎翔さんだ!!!
    急いで、玄関に出迎える夕鈴の顔が輝く!!!

    「おかえりなさい!!!黎翔さん  」
    暖かな笑顔で、夕鈴は出迎えた。

    『ただいま、夕鈴。』
    玄関で、服についた粉雪を払う黎翔も、嬉しそうに返事を返す。
    まだ靴を履いたままの黎翔は、玄関にいる愛しい妻を抱きしめると呟いた。

    『夕鈴、もうお腹がぺこぺこだよ。』
    「そう言うと思ってすぐに食べれる用意してました。」
    「一緒に食べましょうね。」
    『夕鈴、メールしたのに、まだ夕飯食べてなかったの?』
    「だって、一人で食べるの美味しくないんですよ。」
    「それに、先に食べるのは黎翔さんに悪い気がして・・・・」
    『夕鈴、ごめんね。遅くなって!!!』

    黎翔は、そう言うと妻を抱きしめてその柔らかな胸に顔を埋めた。
    『ほんとだ・・・夕鈴から美味しそうな匂いがする。』
    『今日の夕食は・・・・ 』





    いつの頃からか、玄関の框(かまち)の高さに気付いた黎翔。
    帰宅すると、愛しい妻の胸に顔を埋めて、甘えるように抱きしめるようになった。
    そのまま、鼻を鳴らして夕飯を当てるのが、日課になった。
    その行為が、夕鈴は恥ずかしい。
    だけど、年上の彼が甘えてくれるのが嬉しい。
    恥ずかしくて、玄関先で身悶える。
    羞恥に染まる妻を、毎晩愛でるのを夫が楽しみにしていることを夕鈴は、知らない。
    「そんなところで匂いをかがないで下さい!!!」
    夕鈴の願いもむなしく玄関に響く。

    『だって、夕飯が当てられないよ。夕鈴。』

    困ったように、微笑む黎翔。

    小犬のような無邪気な瞳に夕鈴は、どうしても弱い。





    微かにため息をついて諦めた。
    再び、彼女の胸に顔を埋めて匂いを嗅ぐ夫は

    (まるで・・・小犬ね。)

    夕鈴は、呆れてそう思った。




    顔を輝かせて、嬉しそうに黎翔は、夕飯を当てた。
    『今日は、シチューだね  』

    「当たりです。」
    「早くしないと、シチューが冷めちゃいますよ。」
    ようやく、気の済んだ夫から解放されて、夕鈴は台所へ向かった。
    夕飯を温めるために・・・・



    『待って、夕鈴!!!』
    黎翔に、呼び止められてそのまま後ろから再び廊下で抱きしめられた。
    そのまま、夕鈴の耳朶に囁かれた愛の言葉。

    『いつも僕を待っててくれて、ありがとう夕鈴。』
    「だって、アナタの妻ですもの。」

    誇らしげに、優しい笑顔で笑いかける夕鈴に、黎翔は笑み返す。
    優しい夜が今夜も更ける。
    黎翔は、優しい感謝の口付けを愛しい妻の唇に自らの唇を重ねた。

    すでに、日付は変わっていた。
    昨日から、今日へと・・・・
    ようやく訪れた二人の夜。
    二人には、暖かな食卓が待っていた。


    『日常の幸せー愛妻感謝の日 完ー』






    2013年
    01月31日
    00:20
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    《一日限定》甘味処【白陽-はくようー】『1月の甘味』ご挨拶

    今晩は
    トピック立ち上げ人のさくらぱんです。
    いよいよ祭りの開催です。

    『《一日限定》甘味処【白陽-はくようー】一月の甘味』
    副題『1月の一日限定トピック・なんでもござれ!!!』
        《皆様、やり残したことありませんか?祭り》

    昨年から燻っている方もそうでない方も萌えを どうぞ、ここで吐き出しちゃってください。

    ーーー今年最初の限定トピック。
    この日限定ですので、どうぞ皆様、奮ってご参加ください!

    目指せ。コメント100超えです!!!←をい!!!

    1月31日限定!
    一日限りですよーーー☆


    参加者の皆様、宜しくお願い致します。ぺこり。

    2013年
    01月31日
    00:00

    【書庫】《一日限定》甘味処【白陽-はくようー】『1月の甘味』

    先日1/31に、白陽国SNS地区・パラレルコミュで行なわれました。限定トピックのさくらぱん作品の書庫です。


    『《一日限定》甘味処【白陽-はくようー】一月の甘味』
    副題『1月の一日限定トピック・なんでもござれ!!!』
        《皆様、やり残したことありませんか?祭り》


    《一日限定》甘味処【白陽-はくようー】『1月の甘味』ご挨拶
    現代パラレル『日常の幸せー愛妻感謝の日』※祭り開催中
    ・・・・離さない
    if下町.『お買い物』
    現代パラレル『・・・・甘い辞令』
    現代パラレル『狙い撃ち』イラスト
    本誌設定『勝負の時』
    『言いにくくて・・・』
    【秘密の呪文ー女の子の魔法ー】
    アラビアンナイトの夜
    ーデビュタントー
    求婚の日
    【短編】if『うたかたの幻』改コミュ品※禁酒の日
    よゆまま&さくらぱんコラボ 『梅園にて・・・』
    とんとんさん&さくらぱん『白陽国ー金の●●・銀の○○ー』 続きを読む